日常にツベルクリン注射を‥

現役の添乗員、そしてなおかつ社会科の教員免許を所持している自分が、旅行ネタおよび旅行中に使える(もしくは使えない)社会科ネタをお届けするブログです♪

【スポンサーリンク】

【ツベルクリンWalker】添乗員が徹底ガイド~南禅寺編(京都府)~

スポンサーリンク

スポンサーリンク

f:id:tuberculin:20190406190224p:plain

【ツベルクリンwalker】シリーズは、現役添乗員であるツベルクリンは日本の観光地を徹底ガイドしていくシリーズ記事です。今回は京都府の桜の名所、南禅寺(なんぜんじ)をご紹介していきます。

 

 

前回の当シリーズの記事はこちら(長崎県の頭ヶ島教会)

www.tuberculin.net

 

南禅寺とは、「本尊は釈迦如来、創立者は亀山法皇、開山(初代住職)は無関普門(大明国師)。日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式をもつ 」というWikipediaの記事をコピペするとこんな感じになるお寺です。

 

でも、参拝者の99.8%はそんなこと一切気にしていません。南禅寺は紅葉の名所なので、その景色を見るために来る無宗教の人々が大半です。

 

南禅寺の見どころは、「水路閣&インクライン」「庭園」「三門」でしょうね。ご本尊様がいらっしゃる「法堂」なんて観光客の皆さんはアウトオブ眼中なのです。今日は、その南禅寺の見どころをご紹介していきましょう(´・ω・)

 

 

<目次>

 

 

 水路閣&インクラインの桜並木

 

f:id:tuberculin:20190407193135p:plain

世の中には、和風の建築物と洋風の建築物がごちゃ混ぜになっている観光地があります。ツベルクリンは、そういう観光地を「オムライス的観光地」と勝手に呼んでいます。完全に和風である南禅寺の境内には、「水路閣」という明らかに洋風チックな建造物があります。

f:id:tuberculin:20190406193959j:image

 

この建造物は、はるか遠くの滋賀県琵琶湖の水を京都市内に運んでいる水路で、明治時代に建てられました。この建造物を水路閣と呼んでいます。

 

もちろん、京都府民が琵琶湖の水をパクっていることは、滋賀県には内緒です。こんな立派な建造物ではありますが、堂々としていれば案外バレないのです。

 

もちろん、京都府民もバカではないので、「まさか寺の中に洋風の水路があるとは滋賀県民も思わないだろう(*^◯^*)」と裏をかいて、南禅寺の境内に水路を作ったのです。

 

そして、さらにカモフラージュするために、水路を桜並木にしちゃえ(๑・̑◡・̑๑)と京都府民は考えたのですね。

f:id:tuberculin:20190406192307p:image

桜並木への行き方ですが、南禅寺の入口手前を赤い矢印のように右折します。

 

 

f:id:tuberculin:20190406192001j:image

桜並木への道のりには、金地院(こんちいん)という寺院があります。南禅寺の境内にあるのです。お寺の中にお寺という配合です。用は無いけど突き抜けていきます。

 


f:id:tuberculin:20190406192014j:image

レンガ造りの建物が水路閣です。水路閣の上が滋賀県民に琵琶湖の水をパクっていることをカモフラージュするための桜並木です。


f:id:tuberculin:20190406191952j:image

このレンガ造りの水路閣は明治時代に造られました。

 


f:id:tuberculin:20190406192010j:image

人間は穴があったら入りたくなるし、トンネルだってくぐりたくなるのです。

 


f:id:tuberculin:20190406192018j:image

カモフラージュ役にはもったいないくらいの桜並木です。


f:id:tuberculin:20190406191957j:image

観光客は桜ばっかり見るので足元に気づいてないですが、線路がひかれています。この線路を「インクライン」と言います。

 

まだそんなに鉄道が敷かれていない時代は、水路上を舟で荷物を運搬する方法が主流でした。この水路も昔は荷物を運搬していたのですが、傾斜があってどうしても舟じゃ運べないところは、線路を敷き台車で運んでいたのです。


f:id:tuberculin:20190406191947j:image

でも、そんなこと花見客はどうでもよいのです。『足元なんか線路あるし‼︎ウケるwww』といった反応です。

 

 

南禅寺境内


f:id:tuberculin:20190406192006j:image

南禅寺へと侵入していきましょう。侵入するだけなら無料です。

 

f:id:tuberculin:20190406192359j:image

法堂です。中に御本尊さまがいらっしゃいます。でも、皆さん"桜+なんかお寺っぽい建物"の写真を撮りたいだけなので、建物の中は興味がないのです(๑・̑◡・̑๑)

 

方丈庭園


f:id:tuberculin:20190406192411j:image

南禅寺には、方丈(ほうじょう)庭園という日本庭園があります。

 


f:id:tuberculin:20190406192419j:image

石と岩で表現する「枯山水(かれさんすい)」という手法が見学できるお庭です。京都府内だと龍安寺の石庭が有名ですが、南禅寺にもあるんですね。

 


f:id:tuberculin:20190406192423j:image

靴を脱いで上がります。靴を履いていない裸足の方はそのままお入りください。

 


f:id:tuberculin:20190406192428j:image

拝観料は1人500円です。なお、ツベルクリンはたとえ自分のツアーのお客様が1人も入っていなくても、名札を見せつけながら『添乗員なんですけど…』と言えばお金かかりません(๑・̑◡・̑๑)。やったね‼︎

 


f:id:tuberculin:20190406192433j:image

石と岩を使って、海とかそういう水系の景色を表現しています。


f:id:tuberculin:20190406192407j:image

岩が島を表してますね〜

 


f:id:tuberculin:20190406192403j:image

 

やっぱり京都と言ったらお抹茶です。お茶の風味とか分かりませんが、皆さんは「お抹茶してる優雅なワタシ♪(๑・̑◡・̑๑)」感を味わえればいいのです。

f:id:tuberculin:20190406192356j:image

 


f:id:tuberculin:20190406192437j:image

お抹茶をがぶ飲みしながらお庭を眺められます。

 

 

三門

 

f:id:tuberculin:20190406192633j:image

南禅寺境内には「三門(さんもん)」という大きな門があります。三門には登ることができます。世間一般では、煙とバカは高いところに登ると言いますので、早速登ってみましょう。

 


f:id:tuberculin:20190406192629j:image

三門入り口です。三門に上がるためには500円必要です。もちろん、ツベルクリンは例の方法で無料です(^'^)

 


f:id:tuberculin:20190406192625j:image

めっちゃ急です。

 


f:id:tuberculin:20190406192621j:image

でも、安心してください!手すりには命綱がありますよ!!

 


f:id:tuberculin:20190406192617j:image

500円払ってみられる景色がこちらです。当ブログをご愛読されている読者の方は、500円払わずともこの景色を見られましたね!!やったね!!

 

終わりに…

実際のところ、滋賀県民は琵琶湖の水が京都府民に使われていることを知っています。ですから、滋賀県民が京都府民に『琵琶湖の水止めたろか!!』と脅すことがあります。なお、その水を止める施設の管理は京都府の管轄の模様(*^^*)

 

南禅寺は紅葉の時期も綺麗です。このように、インクライン、水路閣、庭園、三門と見どころがたくさんの南禅寺にぜひお越しください。

 

はてなブックマーク、コメント、はてなスターーー大歓迎です。

読者登録はこちらからお願いいたします。

 

【スポンサーリンク】