日常にツベルクリン注射を‥

現役の添乗員、そしてなおかつ社会科の教員免許を所持している自分が、旅行ネタおよび旅行中に使える(もしくは使えない)社会科ネタをお届けするブログです♪

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【ツベルクリンWalker】添乗員が徹底ガイド〜善通寺(香川県)〜

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  【ツベルクリンwalker】シリーズは、現役添乗員であるツベルクリンが日本の観光地を徹底ガイドしていくシリーズ記事です。今回は香川県の「善通寺(ぜんつうじ)」をご紹介していきます。

 

 

前回の記事(滋賀県の琵琶湖バレイ)はこちら

www.tuberculin.net

 

 

皆さんは"四国八十八ヶ所めぐり"とか"お遍路(へんろ)"という言葉を知っているでしょうか?簡単に説明すると平安時代の初期に空海(弘法大師とも言う)さまがお開きになった88カ所のお寺を回りまくるアクロバティックなスポーツです。最近では、某清原和博さんがお参りに回っていました。

 

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こういう白装束をした人々が四国に行くとあちこちにいます。四国八十八ヶ所を回っている方は、このような格好をしてお参りします。東京の渋谷でこの格好をしていたら浮くっていうか職務質問されますが、四国ではこれが普通なのです。

 

 

今回ご紹介する善通寺(ぜんつうじ)は、四国八十八ヶ所の75番目のお寺であり、霊場を整備した空海さまがお生まれになったお寺なのです。88個のお寺の中でも格式は高く、ってか住所が「香川県善通寺市」っていうくらい善通寺におんぶにだっこ状態なのです。

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空海さまです。真言宗を開いたお坊さんです。ってか空海って中学校の歴史の教科書に出てくる人物ですから、皆さんご存知だと思いますし、知らないのならもう1回幼稚園からやり直せばいいだけの話です(^^♪

 

 

ツベルクリンは、普通のバスツアーだけではなく "お遍路ツアー"にも添乗しています。観光バスで各お寺をお参りしに行くのです。今日は、お遍路の中でも格式の高い善通寺をご紹介することによって、みなさまにお遍路というアクロバティックなスポーツを知ってもらえたらと思います。

 

 

<目次>

 

 

 

善通寺に来たよ!!

 

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善通寺の駐車場です。駐車場に売店があります。

 

このシリーズでずっとツベルクリンが提唱している"観光地の暗黙の了解"があります。それは「売店を通らないと出口から出られない」ということです。そうやって観光地は観光客からお金を搾り取っているのですが、善通寺は駐車場に売店があり、別に売店を通らなくても帰られるのです。売店の中には、お土産の他にお遍路をお参りしている人が必要としそうな物(線香やろうそく)が販売してあり、ここで補充ができます。

 

つまり、善通寺のこのスタイルは"清く正しい売店"のスタイルそのものであり、『良かったらどうぞ♪』という控えめかつ謙虚な姿勢を感じるのです。ですから、その気持ちを汲んで、売店ガン無視で境内へ進んでいきます( *´艸`)


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橋を渡ると、門が見えてきます。神社でもお寺でも同じですが、門の先からは仏様もしくは神様の領域なので門をくぐる時、必ず一礼してから入りましょう。ツベルクリンは門の前で一礼しないようなアレな人とはお付き合いしたくありません。ツベルクリンにいまだに恋人がいない理由はこれであり、それ以外の理由(容姿・性格など)は全く関係ないのです。

 

 

善通寺に入ってみよう


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とりあえず境内に入ってきました。善通寺ってめっちゃ広いです。

 


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お砂ふみ道場」とは、四国八十八か所の各お寺の土を持ち帰ってきて踏めるようにしてある場所のことです。その砂を踏むと、もうそれは88個のお寺全部回ったって言っていいよね?という荒技です。様々な事情でお遍路を回れないけど、でもお遍路のご利益だけは欲しいというわがままな人用です。

 


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境内には鐘楼(釣り鐘)が設置されています。鐘があったらついてみたいと思うのが日本人の習性です。果たして勝手に鐘をついて良いものなのでしょうか?ツベルクリンの見解は"つけるもんならついてみろ"です。ちなみに、お寺によっては『どうぞ鐘をおつきください(1回100円)』としているところもあります。

 

 

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空海さま(弘法大師)です。前の3人は誰なのかツベルクリンの知ったことではありません。

 


大師堂と本堂


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四国八十八か所のお寺全てに「本堂」と「大師堂(だいしどう)」があります。本堂はそのお寺のご本尊様がいらっしゃるところ、大師堂は空海さま(弘法大師)がいらっしゃるところです。お遍路の参拝者は、基本的には本堂→大師堂の順番でお参りします。写真は大師堂です。ここに、空海さまがまつられています。

 


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大師堂の中には、「戒壇めぐり」というスポットがあります。真っ暗な場所に入るだけという、ただそれだけです。でも、例えばライブが始まる前に会場が暗くなるとテンションがあがるように、人間は真っ暗なところが好きなのです。1人500円で真っ暗闇に突入できます。(似たような施設が京都の清水寺にもあります)

 

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実は善通寺は宿泊できます。お寺の中にある宿泊施設のことを全般的に「宿坊(しゅくぼう)」といいます。もちろん、食事は精進料理です。

 

宿坊に宿泊するメリットは、お寺が毎朝やっているお勤め(本堂でひたすらお経を読む)に参加できることです。だいたい朝6時から半強制的に起こされてお勤めに参加できます。

 

『えっ、それってメリットじゃなくて罰ゲームなんじゃないの?』という疑問が浮かんだ読者の方もおられると思いますが、罰ゲームです。仕事で宿泊しているツベルクリンにとっては罰ゲームですが、お遍路ツアーに参加なさっているお客様にとっては、全く苦痛ではないのです。むしろ、朝早く起こされるのが快感なのです。

 

 

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善通寺はめちゃくちゃ広くて、赤色の「本堂ゾーン」と青色の「大師堂ゾーン」に分かれます。お参りだけならば特にお金はかかりません。今までご紹介してきたのが青色の大師堂ゾーンです。宿坊も大師堂ゾーンにあります。次は、本堂ゾーンに行ってみましょう。

 


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大師堂ゾーンから本堂ゾーンに移動します。写真上に"やきとり"という殺生を禁じる仏教にそぐわない文字が写っていますが気にしてはいけません。

 

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 本堂への道中に、「観智院」というお寺があります。お寺の中にお寺というロシアのマトリョーシカみたいな構造ですが、この観智院は"安産&子授け"にご利益があるそうです。こういうお寺はここではなく、ラブホテルの受付にあるべきなのです。

 

 

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右側が本堂、左側が五重塔です。

 


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善通寺のご本尊さまは「薬師如来(やくしにょらい)」です。つまりは薬剤師っていうかお医者さんです。

 

それぞれの仏さまは各自の「ご真言(ごしんごん)」という独自の呪文を持っています。ぞの呪文を唱えるとご利益があるとされています。薬師如来のご真言は「おんころころせんだりまとうぎそうか」です。簡単ですね!!仏教世界の言語なので、これをあえて日本語訳すると『痛いの痛いの飛んでいけ~』となります。

 

「おんころころせんだりまとうぎそわか」は薬師如来専用の呪文ですが、全ての仏さま共通の呪文があります。それが「光明真言(こうみょうしんごん)」です。光明真言は文字の通り、唱えた瞬間光が満ち溢れてマジヤバイわって呪文です。光明真言は次の通りです。

 

 

おんあんぼきゃべいろしゃのうまかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたやうん

 

です。ツベルクリンレベルになると、何も見ずに上の呪文をタイピングできます。つまりは、ツベルクリンは光に満ち溢れてマジヤバいのです。

 


光明真言延々聞き流し練習用 やや早め真言宗お経

 

まあ別に手を合わせるだけでもいいです(´・ω・)

 

 


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日本人は、お寺も好きですが五重塔はもっと好きです。

 

 

ちなみに…


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ちょうどツベルクリンが善通寺を訪れた時、テレビ局がきてました。女の人がいるけど誰かな~(´・ω・)

 

 

 


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浅田真央さんじゃん( ゚Д゚)

 


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衣装だと思うけど、絶対このベージュのコート暑いでしょ(;´・ω・)

 

ちなみに、空海さまの幼少の頃のお名前は「真魚」と書いて「まお」といってました。つまりは、空海さまと浅田真央さんは同じ名前であり、空海さまの生まれ変わりが浅田真央さんと言っても過言です。

 

偶然にも浅田真央さんをお見かけ出来たのも、全てはツベルクリンが光満ち溢れるヤバい奴だからなのです。

 

 

終わりに…

 

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善通寺は、空海さまゆかりのお寺として、非常に高い格式をもつお寺であり、『善通寺をお参りしたのなら、それはもう四国八十八か所を全部回ったようなもの』とさえ言われています。つまりは、この記事を最後まで読んでくださった読者の方も、それと同じご利益をもらえるということであり、いつ天国に召されても極楽浄土に行けるよ♪ってことです('ω')。良かったですね。

 

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