【保存版】シリーズは、筆者であるツベルクリンが色々なジャンルのネタを好き勝手に書いていくシリーズ記事です。今回は「平成生まれが選ぶ70年代の名曲9選」をお届けしていきます。
前回の当シリーズの記事はこちら(80年代の名曲9選)
「平成生まれ」とは当ブログ筆者であるツベルクリンのことです。居住地も性別も内緒にしているツベルクリンですが、唯一公表しているのが"平成生まれ"ってことです。
前回、80年代の名曲を選んでいくにあたって気付いたのが「あれ、この曲80年代じゃなくて70年代の曲なんだね〜」ってことです。平成生まれのツベルクリンからしてみれば、80年代も70年代も昔っていうか歴史なので、どうでもいいんですが、「これは70年代の名曲紹介の記事を上げなければ‼︎」と思ったのは言うまでもありません。
平成生まれが知っている時点で、その曲は40年以上にも渡って受け継がれてるってことですから、そういう曲は紹介するに値する名曲なのです。
選曲の基準は、
○1970年〜1979年発売
○ツベルクリンのiPodやiPhoneに入っている
○ツベルクリンが歌える(上手い下手いは二の次)
です。ではご紹介していきましょう。
<目次>
- 『勝手にしやがれ』沢田研二
- 『いちご白書をもう一度…』バンバン
- 『今日までそして明日から』吉田拓郎
- 『心の旅』チューリップ
- 『あずさ2号』狩人
- 『中央フリーウェイ』荒井由実
- 『サウスポー』ピンクレディ
- 『学園天国』フィンガー5
- 『君は薔薇より美しい』布施明
- 終わりに‥
『勝手にしやがれ』沢田研二
「会場が埋まらなければ絶対に歌わないマン」の沢田研二さんの代表曲、『勝手にしやがれ』です。1977年5月21日発売。
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昔は、ちゃんと色気のあるダンディな歌手だったのです。歌っている最中に意味もなく帽子を投げ捨てるパフォーマンスもカッコ良かったのです。それが、今やメタボリックヒゲおじいさんになってしまわれました。時の流れは残酷なのです。
『いちご白書をもう一度…』バンバン
70年代はフォークソングの全盛期なのでした。フォークソングって何なのかよく分かりませんが、とりあえず全盛期なのです。
1975年8月1日発売、歌っているのはバンバンというフォークソングバンドですが、作詞作曲はユーミンです。『いちご白書』とはアメリカの映画です。
学生の頃見た『いちご白書』を思い出しながら昔の彼女を思い出す…みたいな歌詞です。まぁ今の65歳前後のじいさんばあさんも、昔はこういう淡い恋をしていたのですね(๑・̑◡・̑๑)
『今日までそして明日から』吉田拓郎
こちらもフォークソング、吉田拓郎の『今日までそして明日から』。1971年7月21日発売。
48年も前の曲をなぜ平成生まれのツベルクリンが知っているかというと、2001年公開のクレヨンしんちゃんの映画『オトナ帝国の逆襲』の挿入曲に使用されているのです。子ども向けのアニメに、吉田拓郎のフォークソングをぶち込むことで、平成キッズ達にフォークソングを洗脳したのです。
『心の旅』チューリップ
フォークソングと言ったら、財津和夫率いるチューリップも忘れてはいけません。チューリップのどの曲を選ぶか迷いましたが、『心の旅』を選びました。1973年4月20日発売。
チューリップを一躍有名にした曲です。映像アップしていますが、財津和夫さんがまたいい歳の取り方をしてらしゃっるんですわ。まあ声があまり変わらないことも一因ですが(´・ω・`)
『あずさ2号』狩人
兄弟デュオの狩人が歌う『あずさ2号』。1977年3月25日発売。
歌詞を見てみると
「♪明日私は旅に出ます あなたの知らない人と2人で いつかあなたと行くはずだった 春まだ浅い信濃路へ~」
と、新しい恋人と一緒にド田舎の長野県へ旅立つ情景を歌っています。そして、
「♪8時ちょうどのあずさ2号で私は私はあなたから旅立ちます」
と乗る列車も決まっているのです。
あずさ号はこちらです
"あずさ号"は東京の新宿駅と長野方面を結んでいる特急列車です。77年当時は偶数便(2号、4号、6号‥)が長野方面だったのですが、今では東京方面側に変更になっています。
つまり、今現在の「あずさ2号」は、長野県の松本駅発東京行きであり、"春まだ浅い信濃路へ~"ではなく言い換えるなら"人の多い東京へ~"になるのです。
ちなみに、つい最近まで「8時ちょうどのあずさ2号」は時刻表に存在しました。しかし、2019年3月のダイヤ改正によって消滅しました。
「8時ちょうどのあずさ2号」再び消滅へ JR中央本線ダイヤ改正で「通過」に | 乗りものニュース
これで、「8時ちょうどのあずさ2号ごっこ」が出来なくなってしまいました。
『中央フリーウェイ』荒井由実
70年代のドライブ曲と言えばこの『中央フリーウェイ』です。この曲はシングル曲ではなく、1976年11月に発売されたアルバム『14番目の月』の中の収録曲。オリジナルアルバムの中の1曲をなぜ平成生まれのツベルクリンが知っているのか謎ですが‥。
"中央フリーウェイ"とは、東京から甲信越地方を結ぶ中央自動車道のことを指します。歌詞中の『♪右に見える競馬場、左はビール工場~』はそれぞれ府中市の東京競馬場とサントリーのビール工場を指しています。
競馬場が右に見えるって表現から、東京から甲信越地方方面へ行っていることが分かります。どこへ向かっているのかというと、大半が山梨県の清里高原だと思われます。
清里は"高原の原宿"などと揶揄され、70年~80年代にかけてアベック(笑)が得体のしれないファンシー感を求めて押し寄せたのです。そのころのアベックも今では‥(´・ω・`)
『サウスポー』ピンクレディ
70年代の音楽シーンにおいて、この2人を語らないわけには行きません。ピンクレディもまぁたくさんのヒット曲があるわけですが、個人的にはこの『サウスポー』が好きです。
歌詞中の「♪背番号1の凄い奴が相手〜」「♪フラミンゴみたいひょいと一本足で〜」とは、もちろん当時読売ジャイアンツ所属のプロ野球選手であった王貞治氏を指しています。
現在50代の"昔の少女"たちは、みんなサウスポーが踊れるらしいです。ただ、振り付けは覚えていたとしても、もはや身体が付いてこないんですけどね(๑・̑◡・̑๑)
『学園天国』フィンガー5
1974年3月5日発売。45年前の曲なのに、なぜか現代でも全く古めかしさを感じない曲です。というのも歌詞が十分今でも通用するからだと思われます。
歌い始めが「♪あいつもこいつもあの席をただ1つ狙っているんだよ〜このクラスで一番の美人の隣を〜」なんですが、時代が変わってもこの世に"学校"という組織がある以上、席替えは重要なイベントなのです。まぁ、そのクラスで一番の美人も、今では還暦近いんですけどね(´・ω・`)
『君は薔薇より美しい』布施明
世の中には、"声量おばけ"がいます。男性で言えば、松崎しげる、西川貴教、そして布施明です。
彼の代表作の1つである『君は薔薇より美しい』は、1979年1月17日に発売されました。カネボウ化粧品のCMソングです。アップしている映像は2017年のものですが、当時70歳です。70歳でこの声量は、まさしくおばけであり、ってかもうマイク要らねえだろうってくらい離して歌っています。誰か布施さんにマイクの正しい使い方を教えてあげてほしいと思います。
終わりに‥
おそらく、読者の方が共感できるのは70年代までです。60年代の曲を紹介して共鳴できる方がインターネットを使えるとは思いません(´・ω・`)。ですからこの名曲シリーズは今回で完結とさせて頂きます(ってかもう60年代の曲とか知らんわww)
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