【ツベルクリンwalker海外編】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。その海外verです。今回は、中国の四川省にある「臥龍(がりゅう)パンダセンター」をご紹介していきます。
日本でパンダが見られるのは3箇所です。東京都上野動物園と和歌山県白浜アドベンチャーワールド、そして神戸市立王子動物園です。上野動物園は何時間も並んで一瞬しか見られないし、和歌山県はど田舎です。神戸市立は何かよく分かりません。すなわち、日本でパンダを見るのは困難なのです。
そもそも、日本にいるパンダは中国から大人の事情でやってきました。そのパンダのふるさとが四川省です。もっと具体的に言うと、例えば現在上野動物園にいるパンダは、今回紹介する臥龍パンダーセンターからやって来たパンダなのです。つまりは、もう四川省に行ってパンダを見る方が話が早いのです。
今回は、四川省の中にいくつかあるパンダセンターの中でも、上野動物園のパンダの故郷であり、一番ど田舎で誰もこないような場所にある臥龍パンダセンターをご紹介していきます。
<目次>
臥龍パンダセンターへのアクセス
臥龍パンダセンター(臥龍は地名)は、四川省(しせんしょう)にあります。上のマップの赤いエリアです。
四川省って言っても、面積は48万km²あり、ってことは日本よりデカいです。ですから、四川省を拡大してみます。
上のマップの黄色部分は、四川省内の"アバ・チベット族&チャン族自治区"であり、パンダセンターはその自治区内の汶川県(ぶんかわけん・青〇で囲んだエリア)にあります。恐らく、たいていの日本人は行かずに一生を終えるような場所ですわ(∩´∀`)∩。この汶川県に臥龍というエリアがあり、そこにパンダが暮らしているのです。
四川省で最も大きな都市は成都(せいと)です。ANAさんが成田空港から直行便(6時間くらい)を飛ばしています。成都から汶川県まで車で3~4時間ですから、成都までとりあえず来てくださいね♪
パンダセンターに着いたよ!
臥龍パンダセンターの直前に「中国臥龍大熊猫博物館」があります。大熊猫=パンダです。今から本物見るってのに、博物館なんか興味ないのです。スルーします。
入場ゲートまで行きましょう。
前回の「都江堰(とこうえん)」編でも触れましたが、中国の子供料金は年齢で決まるのではなく身長で決まります。ここは、身長1.3m以下の人間に子供料金が適用されるようです。
よく見ると目盛りは40㎝から始まってますが、細かいことを気にしてはいけません。
園内はぐるっと1周出来るようになっています。左回り、右回り、何回転でも決めちゃってください。
園内マップです。黄緑のゾーンでパンダがチンタラしています。
アスファルトの道を進んでいきます。
パンダが飼育小屋に入っていると、こんな感じで1頭もいません。そう簡単に出てきてもらうと、ありがたみが無いのです。
パンダさん登場
ここから先は、読者のみなさまにパンダ攻撃を食らわしていきたいと思います。パンダの可愛さにひれ伏すがいいです(∩´∀`)∩。まずは、赤ちゃんパンダゾーン(現地では"パンダ幼稚園"と呼ぶらしい)を見ていきましょう。
2頭並んでいます(´・ω・`)
木に登りたい赤ちゃんパンダですが、登れません。ざまぁぁぁぁぁあ(#^.^#)
もう何頭いるのか分かりません。
飼育員さんからミルクをもらっています。ダルいので決して身体は起こしません。
サトウキビを食べています。赤ちゃんですがおっさんみたいな食い方してます。
パンダセンターの周囲の様子です。ふるさと感ヤバいです(´・ω・`)。ちなみに、このエリアは少数民族のチャン族の居住エリアです。
飼育ゾーンを取り囲むように人間さんサイドの歩道が設けられています。臥龍パンダーセンターには60~70頭のパンダがいます。それほどたくさんのパンダが見られるのに、このガラガラ感(´・ω・`)。上野動物園に行くのがバカバカしくなります。
続いて大人のおっさん&おばさんパンダを見に行きましょう。
(写真はおばさんパンダ)
おばさんサイズになると、さすが「大熊猫」っていうだけあって威圧感ハンパないです。
めんどくさそうに歩いています。
ある程度人間さんにアピールしたら、飼育小屋に帰ります。
と思ったらまた出てきてアピールしてくれました。自分がパンダってことを分かってますね(´・ω・`)
警備員さんです。明らかに勤務中と思われますがスマホをいじっています。これは決してさぼっているのではなく、きっとパンダに関する情報収集をなさっているはずです。
歩道の外は草ボーボーです。これは、きっと環境保全のためであり、決して管理不行き届きなわけではないのです。
パンダはサトウキビが大好きです。周りの皮をきちんとむいて中の甘い部分だけむさぼります。おっさんがスルメをしゃぶっている時と同じ態勢です。
こちらは、残業が終わってホームで電車を待っているおっさん風パンダです。個人的にパンダほどおっさん感を感じる動物はいません。
終わりに‥
下手したら見物客よりパンダの方が多いくらいのレベルです。ぜひ、皆様も四川省アバ・チベット&チャン族エリアにお越しになり、パンダと触れ合って下さい(そんなとこ行かねぇ~よという方は当ブログの記事でお楽しみください)。
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