日常にツベルクリン注射を‥

現役の添乗員、そしてなおかつ社会科の教員免許を所持している自分が、旅行ネタおよび旅行中に使える(もしくは使えない)社会科ネタをお届けするブログです♪

【スポンサーリンク】

【ツベルクリンWalker海外編】添乗員が徹底ガイド~チベット地方ハイキング(双橋溝編)~

スポンサーリンク

スポンサーリンク

f:id:tuberculin:20190624210928j:plain

【ツベルクリンwalker海外編は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。その海外verです。今回は、中国の四川省の奥の方にあるチベット地方ハイキング、双橋溝(そうきょうこう)エリア編です。

 

 

 

まず、四川省の位置はこちら

f:id:tuberculin:20190622205508j:plain

中国の全体図です。赤エリアが四川省(しせんしょう)です。面積は48万km²であり、日本より大きいです。

 

その四川省の中に、「チベット族&チャン族自治区」が存在します。

f:id:tuberculin:20190624213641p:plain

上の地図黄色エリアチベット族&チャン族自治区です。その中で今回私ツベルクリンが訪れたのが小金県(しょうきんけん)です。上の地図青〇のエリアです。

 

ここには、「四姑娘山自然保護区」があります。"四姑娘山"は「スーグーニャンシャン」と読みます。漢字の通り4姉妹の山がそびえる自然保護区です。この保護区内には、いくつかのハイキングコースがあります。その中で今回は"双橋溝エリア"をハイキングしていきたいと思います。

 

<目次>

 

 

双橋溝エリアの所在地

f:id:tuberculin:20190624221206j:plain

出典:成都双流国際空港 - Wikipedia

双橋溝エリアまで行くためには、まず四川省の省都である成都までお越しください。ANAさんが成田空港から直行便(6時間くらい)を飛ばしています。成都から車で6~7時間くらい山奥に進むと双橋溝エリアまで来れます。近いですね!!

 

 

f:id:tuberculin:20190624222101j:plain


出典:https://www.kaze-travel.co.jp/

赤枠のエリアが双橋溝です。ハイキングコースが整備されています。青枠がいわゆる「四姑娘山」です。双橋溝エリアからでは、手前の山がクソ邪魔で四姑娘山は見えません。

 

 

双橋溝エリアへ行こう!

f:id:tuberculin:20190624222521j:image

双橋溝エリアの全体図です。下の入り口から循環バスが出ています。基本的には、この循環バスにて一番奥の「紅杉林」まで行き、帰りはバスで所々下車しながらポイントポイントでハイキングしながら同じ入り口まで帰ってくる、といった感じです。

 


f:id:tuberculin:20190624222518j:image

双子溝エリア入り口です。お金を払ってエリアへ入ります。ちなみにこの地点ですでに標高3200mあります。

 


f:id:tuberculin:20190624222515j:image

料金所です。80元(日本円で1300円くらい?)です。払ってしまえば園内の循環バスには乗り放題です。

 


f:id:tuberculin:20190624222512j:image

中国では、入園料の子供料金は年齢ではなく身長で決まります。ここでは、120cm以下のすべての人間は無料みたいです。

 


f:id:tuberculin:20190624222527j:image

循環バスです。これに乗ってとりあえずエリアの一番奥まで行きましょう。所要時間60分です。ちなみに、バスは満席になったら出発するスタイルです。

 


f:id:tuberculin:20190624222506j:image

エリアの中も普通に人が住んでるみたいです。普通に時速80kmで飛ばします。棒に掴まってないと遠心力で飛ばされます。中国の遠心力を舐めてはいけません。ハイキングの前に死なないことが重要です。

 

 

一番奥のポイント(紅杉林)

f:id:tuberculin:20190624222944j:image

一番奥の紅杉林地点まで来ました。写っていませんが売店が並んでいます。酸素ボンベも販売しています。この地点で標高3800mです。富士山より高いです。ちなみに、クソ暑いです。

 


f:id:tuberculin:20190624222712j:image

いきなり絶景です。山の名前は知りません。絶景の前に山の名前などどうでもいいのです(´・ω・`)

 


f:id:tuberculin:20190624222750j:image

1週20分くらいの遊歩道が整備されています。撮影は普通のiphoneですが、もう絶景しかありません。

 


f:id:tuberculin:20190624222703j:image

絶景です。山の標高は5000m以上でしょう。

 


f:id:tuberculin:20190624222656j:image

標高3800mですから、当然酸素が薄いです。私ツベルクリンの存在感くらい薄いと言ったら伝わるでしょうか?(´・ω・`)

 


f:id:tuberculin:20190624222715j:image

休憩所です。チベット仏教の旗がたなびいています。この旗を「タルチョー」といいます。色は青・白・赤・緑・黄色と5色であり、それぞれが天・風・火・水・地を表しています。

 


f:id:tuberculin:20190624222708j:image

このようにチベット仏教のお経が書いてあるタルチョーもあります。このタルチョーが風に揺らされただけで、目の前にいる人間がお経を唱えたということになるそうです。読者の方もスマホなりパソコンのデスクトップを揺らしてもらえば、それでお経を唱えたことになります。なんとも、楽ちんなシステムですわ(´・ω・`)。

 

 

f:id:tuberculin:20190624223054j:image

標高3800mにだって、私の助手のふなっしーは連れてこられます。

 


f:id:tuberculin:20190624223106j:image

満足しましたので、バスに乗って復路を帰ります。帰りは途中ポイントポイントで降りて景色を見ていきます。

 

 

第1ポイント

f:id:tuberculin:20190624223508j:image

第1ポイントで下車します。標高3600mくらいでしょうか。アルプスのハイジっぽい場所です。スイスにあるハイジの家(マインフェルト地方)は標高1000mくらいですから、ハイジは雑魚なのです。

 


f:id:tuberculin:20190624223111j:image

洗濯物っぽく見えますが、先ほどご紹介したタルチョーです。ちゃんとお経が書いてあります。書いてありますが、洗濯物っぽく見えます。

 

奥に見えるのがチベット仏教の仏塔です。チベット語で「チョルテン」といいます。よく分かりませんが、チベットっぽいです。

 


f:id:tuberculin:20190624223101j:image

よく分かりませんが、チベットっぽい風景です。

 


f:id:tuberculin:20190624223352j:image

空の色を見たら分かるように、クソ暑いんですよ。富士山の山頂と同じくらいの標高なのに下手したら半袖でOKなくらいです。

 

 

f:id:tuberculin:20190624223603j:image

ハイキング中は、こうやって運ばれているんですね。こいつは自分で歩いているわけではないのです(´・ω・`)

 

 

第2ポイント


f:id:tuberculin:20190624223559j:image

第2ポイントまでバスで移動します。やっぱり、「池+山」って組み合わせは至高にして最強です。

 


f:id:tuberculin:20190624223611j:image

池の周りはぐるっと1週できます。もう何回転でもしちゃってください。

 


f:id:tuberculin:20190624223555j:image

 北海道の美瑛にある青い池っぽいですね。

 


f:id:tuberculin:20190624223607j:image

 池からは川が流れています。両側から山が迫っているのがお分かりになるでしょうか。だから双橋"溝"って言うんですね。

 

 

第3ポイント

f:id:tuberculin:20190624232346j:image

先ほどの池があった第2ポイントよりバスで第3ポイントまで移動します。第3ポイントは2キロくらいの長めのハイキングコースが整備されています。

 


f:id:tuberculin:20190624232354j:image

これは、「マニ車」というものです。筒にはお経が書いています。この筒を時計回りに回すだけで、お経を唱えたことになるという便利なアイテムです。仏教って所々手を抜いてる部分があります(´・ω・`)。

 

私も回そうと思ってマニ車を触ると、金属でできているせいか、日光でクソ熱くなっており火傷しました(∩´∀`)。

 


f:id:tuberculin:20190624224300j:image

先ほどの池から流れている水が川となって、ラフティングが出来るようになっているみたいです。思わず、石を投げつけたくなります。

 


f:id:tuberculin:20190624224256j:image

歩道のすぐそばに普通に牛さんが寝ています。普通にビビります。

 


f:id:tuberculin:20190624224242j:image

放牧しているんですね。さっきの牛さんは放牧しすぎな感がありますが、中国ではどんなことがあってもひるんではいけません。

 


f:id:tuberculin:20190624224251j:image

この草原で標高は3500mくらいでしょう。思わず走り出したくなりますが、牛のウンチでいっぱいだし、ってか酸素薄いので息切れします。

 


f:id:tuberculin:20190624224307j:image

こんな感じで歩き終わったら、またバスに乗り、元の入り口まで帰っていくのです。もちろん、満車にならないとバスは出発しませんが‥(´・ω・`)

 

 

終わりに‥

次回は、同じ自然保護区内の「海子溝(かいしこう)」エリアをご紹介いたします。ここから、お目当ての四姑娘山が一望できるのです。次回もお楽しみ♪

 

はてなブックマーク、コメント、はてなスターー大歓迎です

読者登録はこちらからどうぞ!

【スポンサーリンク】