【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。今回は、岐阜県の世界遺産「白川郷(しらかわごう)」をご紹介していきます。
前回の当シリーズの記事はこちら
白川郷とは岐阜県にある、ど田舎を逆手にとって観光客さんを集めまくっている世界遺産です。いわゆる、「合掌(がっしょう)造り」と呼ばれる家が立ち並ぶ集落であり、それが観光客のど田舎好奇心を呼び覚ますのです。
今日は白川郷合掌造り集落をご案内していきましょう。
<目次>
白川郷へのアクセス
白川郷というのは元々、"何らかの事情で隠れて住む必要があった人々が隠れ住んだ集落"なので、人里離れた山奥に無理やり集落を作った地域なのです。ですから、アクセスはクソ悪いです。こういった隠れ住んだ集落のことを「隠田(おんでん)集落」といいます。
難工事の末、現在では名古屋から富山までを結ぶ東海北陸自動車道が全線開通し、白川郷インターも出来ましたので、余裕で行くことが出来ます。電車は通ってませんので、自家用車で行きましょう。
白川郷へ行ったみた
白川郷へ1番近い駐車場は、せせらぎ駐車場だと思います。高速道路白川郷インターから10分ほどです。平日だとスムーズに入れますが、連休だとインターから渋滞しています。何事も諦めが肝心です。
駐車場にいきなり合掌造りの建物があります。観光地には、いきなり感が大事なのです。この建物はお手洗い兼観光案内所です。ここで、白川郷のマップが手に入ります。
観光案内所です。ここで、白川郷について聞きたいこと、分からないこと、この先どうやって生きていったらいいか等、質問ができます。
青文字で駐車場の場所、赤枠が集落ゾーンを示しています。駐車場から集落内へ行くためには、庄川という川を渡る必要があります。吊り橋でつながっています。
これがその吊り橋です。微妙に揺れます。
庄川の流れです。
無事渡り終えました。
そのまま進んでいきます。
とりあえず白川郷のメインストリートっぽい通りです。
マップ上の赤矢印の通りの様子が上の写真です。
ところで、白川郷の合掌造りの建物は基本的に個人の家なので『おっ、やってる、やってる!』といった感じで中に入ることは出来ません。ただ、白川郷には4カ所合掌造りの中へ入られる家があります。上のマップ青枠の4カ所です。左から順番に「和田家」「神田家」「長瀬家」「明善寺」の4カ所です。どれも入場料300円です。
読者の皆さん、中を見たいですよね(*'▽')
今回は特別に合掌造りの中の様子を皆様にもご紹介いたします。今回は、様々な理由により(歩きたくないので駐車場から一番近い)、明善寺(みょうぜんじ)へお邪魔したいと思います。
明善寺へ歩いていきましょう。御覧の通りクソ暑いです。白川郷は決して涼しくありません。旅行慣れしていない方は「雪国は夏涼しい」と思われるかもしれません。とんだ勘違いです。
山門です。茅葺き(かやぶき)の屋根が特徴的です。
明善寺の入り口です。中を見せてやるから300円払えってことです。ちなみに、私は無料です。添乗員だもの(*'ω'*)
明善寺は今から200年前に建てられた寺院とされています。
いつの時代のポストだよ(*'▽')って言いたくなる黒色ポストです。もちろん現役です。
中へ入るといきなり昔ながらの階段です。
2階の様子です。昔の農具が展示されています。
ちなみに、合掌造りの建物の断面図はこんな感じです。
基本的に1階が住居スペースです。屋根が急こう配なのは、雪が落ちやすくするためです。ただ、これだけ急こう配な屋根だと、2階より上に空間が出来てしまします。この2階や3階を何に使っていたかと言うと、養蚕(ようさん)場として使用していました。
蚕(かいこ)という虫が吐き出す糸を紡いで生糸を作るのです。昭和30年代ころまで生糸は日本の主力産業でした。これが良いお金儲けになったのです。なお、蚕さんの画像は【閲覧注意】なので、見たけりゃ自分でググってください。
これは、唐箕(とうみ)と呼ばれる農具です。穀物を 籾殻・玄米・そして塵などに選別するための農具です。今でこそ機械でやりますが、昭和30~40年代ころまでは使用されていたと思われます。
3階部分にも上がれます。煙とバカは高いところに登りたがるといいますから、上がってみましょう。
3階部分です。
養蚕についての説明です。
みなさんは『たぬきの糸車』って童話ご存知ですか?小学1年生の国語の教科書に出てくるお話です。内容は、たぬきが糸車をぐるぐるさせるお話です。その糸車が展示されていました。蚕さんが吐き出した糸をつむぐ機械ですね。
3階からの景色は絵はがきのようです。
1階に戻ります。白川郷合掌造り集落は、世界遺産に登録されている観光地ですが、普通に人が住んでいます。この寺にも住職滞在中らしいです。
お寺ですから、本堂があります。
合掌造りは火に弱い建物です。爆竹やネズミ花火、ロケット花火を撃ち放してはいけません。
火気厳禁(ただし囲炉裏は問題ない)のようです。
どれくらい昔の時計なんでしょうか?現役で動いています。
寺を出て外を歩きます。クソ暑いです。
合掌造りは火事に弱い建物ですから、火事対策に力を入れています。集落のあちこちに放水銃が設置されています。消火栓のパワーアップバージョンです。
年に1度、放水銃の訓練をするんですが、その風景が写真家たちの好奇心をくすぐるみたいです。
出典:白川郷:水のカーテンが放物線描き 恒例の防火訓練 - 毎日新聞
ところで、白川郷の景色というと、
出典:旅行のクチコミとホテル・ツアー・航空券の料金比較【フォートラベル】
こんな感じでちょっと高い場所から撮影した写真を想像されるかもしれません。白川郷には、集落を見下せる展望台があります。
展望台への入り口です。片道上り坂を15分間歩くと着きます。
赤い矢印の場所に展望台があるのがお分かりでしょうか?もちろん、私ツベルクリンがクソ暑い中上り坂を15分もかけて登るわけありませんから、展望台の写真はありません。各自汗だくで(冬は雪まみれになりながら)行ってください。
なお、集落内のJAひだの前から展望台行きシャトルバスが出ています。毎時0分、20分、40分発で利用料金は200円です。もちろん、私ツベルクリンがわざわざ金を払ってまで乗るわけがありませんから、これも各自確認してください。
白川郷はどぶろく祭りを開催するほど、お酒好きな集落です。どぶろく風ソフトクリームが販売されています。あくまで"風"です。
飛騨地方のお土産としてこの「さるぼぼ人形」があります。お守りみたいなもので、こいつが人に降りかかる悪運や災難を吸収してくれるらしいです。基本的には赤色ですが、最近はカラフルになってます。
私も初めて白川郷に来た時、さるぼぼ人形を買いました。ところが、こいつは悪運どころか私の恋愛運まで吸収しやがりました。おかげでこのザマです(๑・̑◡・̑๑)
「白川郷」って書いた菅笠(すげがさ)です。こんなんいつ使うのでしょうか?木刀のように、買ってきたら家族から怒られるタイプのお土産です。
終わりに…
ぜひ一度は岐阜県の白川郷へお越しください!なお、私はもう数十回行っているので飽きた模様(*'ω'*)。
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