【ざつだん!】シリーズは、私ツベルクリンが日々考えていることを垂れ流していく日常系記事シリーズです。今回のテーマは、「行ってきましたクッキー」を買ってくる行為についてです。
このブログを始めた最初の頃に書いた「お土産の選び方」についての記事があります。
更新日が12月24日です。クリスマスイブに誰とも会わずに、キーボードを叩いて伝えたかったことは、お土産の選び方だったみたいです。
この記事で、誰かに渡す用として適したお土産の条件を上げていたのですが、それをピックアップすると
- どこに行ってきたのか一目瞭然
- 個装になっている
- 賞味期限が長い
- 要冷蔵&要冷凍ではない
これらに当てはまるお土産が最適とお伝えいたしました。お伊勢さんの赤福(消費期限短すぎ)とかクソ喰らえです。
ただ、この条件を全て満たしているのに、個人的に絶滅しろ!と思っているお土産があって、それは「行ってきましたクッキー」と私が呼んでいるクッキーです。
和歌山 お土産 和歌山に行ってきました×3個 和歌山みやげ わかやま みかん
"◯◯(地名)へ行ってきました!"と書いてある、ただのクッキーです。日本各地にこの極悪手抜きお土産が販売されています。そして、どこで買っても中身同じなのよ(๑・̑◡・̑๑)
富士山お土産富士山に行って来ました。(クッキー・ミルク味)28枚入り
和歌山で買っても富士山で買っても中身のクッキーは全く同じなのよ。もはや「富士山」みたいな文字さえクッキーには書いてない。「MILK」とだけ書いています。まさに、どこでも販売できる普遍性ありまくりのクッキーです。
こちらは「別府に行ってきましたクッキー」です。ほら、中身一緒でしょ(´・ω・`)
販売者は、その地域の企業が請け負っているんですけど、製造者は書いていません(たぶん、どこの行ってきましたクッキーも全て愛知県の菓子メーカーで造っていると思われます)。もちろん、バレないように製造者はおおっぴらには書いてません。
まだ、その地域感溢れる味だったら許せるんです(愛媛ならみかん果汁入り、とか)。ところが、こいつは、どこで買ってもミルク味なんです。
こういうお土産が販売される背景には、出張サラリーマンが自分の部署にお土産を買っていく文化があるんだと思います。でも、ゆっくりお土産を買う時間は無いから、もういいやってなってこれに手を出しちゃうと思うんです。行ってきましたクッキー買うって行為は『会社これでいいや‼︎』って言ってるようなものです。
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まぁ、百歩譲って名古屋とか大阪とか福岡などの出張でよく行くような都市に行ってきましたクッキーが販売されているのは分かります。
問題は、和歌山県の世界遺産である熊野古道みたいな、『そんなとこに出張行くやつなんかおらへんやろ(๑・̑◡・̑๑)』みたいな秘境にすら、行ってきましたクッキーが販売してあるという事実です。そんな秘境にまで行って、行ってきましたクッキー買ってくるとか、ホントもう逝ってらっしゃい♬って感じです。
あと気になることが、日本各地に行ってきましたクッキーが置いてあるのですが、北海道には置いてないってことです。北海道には、"白い恋人"っていう、「ザ・会社これでいいや土産」があるので、勝負を譲っているのでしょう。日本各地に卸しまくってるくせに、勝てない勝負はしないとか男気0じゃないっすか(๑・̑◡・̑๑)
中には『せっかくお土産買ってきてくれているのに、そんなこと言うなんて…』とおっしゃる方もいるかもしれません。ただ、行ってきましたクッキー買ってくるなら、森永のムーンライト買ってきてよって話です。ムーンライト美味しいよ、ムーンライト(๑・̑◡・̑๑)
結論は、意外と行ってきましたクッキー美味しいよってことです。お土産としてはクソですが、普通のクッキーとしては美味です。まぁ、クッキーがまずいってヤバいですけどね(´・∀・`)