【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。今回は、三重県にある二見興玉(ふたみおきたま)神社&夫婦岩をご紹介していきます。
今日から三夜連続で、10月22日の即位の礼記念と題し、天皇家と大変ゆかりの深い三重県のお伊勢さんシリーズをお届けいたします。明日は伊勢神宮外宮、明後日は伊勢神宮内宮の予定です。今日は、お伊勢さんの前にお参りしたい二見興玉神社と夫婦岩をガイドしていきます。
二見興玉神社とは、天照大神の命令によってこの日本に降臨してきた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の道案内をしたお猿さんを神様として祀ってある神社です。二見の夫婦岩があることでも知られています。
伊勢に来ると、観光客は伊勢神宮だけお参りして満足して帰っていきますが、本当は二見興玉神社にお参りしてからお伊勢さんに出向くのが正式な順序とされています。今日は、この二見興玉神社と夫婦岩を見ていきましょう。
<目次>
二見シーパラダイス
二見興玉神社へ車で来た場合、二見シーパラダイスに停めるのが良いでしょう。シーパラダイスは水族館です。きちんと、駐車料金を利用者から搾り取りますので、水族館を見なくても大丈夫です。
この水族館は、いわゆる海獣カテゴリーに入るセイウチやトドなんかが好きみたいです。『トド?トドならウチにもいるよ!』とか旦那さんが言っちゃうとすぐさまに奥さんから張り手を食らわされます。
水族館見る人も神社へ行く人も、建物の中を通ります。
水族館入り口です。大人1人1800円です。今回は、あくまで神社へお参りに来ましたから、水族館はスルーします。
ちなみに、駐車場からトドが見えます。シーパラダイスさんのちょっとした優しさです。
もちろん、駐車場からだと無料ですから、サービスはあまりしてくれません。寝ています。
建物の中を通って神社へ……当ブログをいつもご愛読の方はお察しだと思いますが、建物の中はお土産屋さんです。しかも、ここは「めおとちょうちん参道」と、お土産屋さんストリートになっているのです。ちょうちんで誤魔化されてますが、要するに『いらっしゃいませ〜♪(土産買わせてお金むしり取るよ〜)』ってことです。
100mくらいお土産屋さんストリートが続きます。帰りも同じ道を通らなければ、駐車場へ帰れませんから、シーパラダイスさんの思うツボです。きちんと帰りがけに見てあげるので、とりあえず先に神社へ行きましょう。
二見興玉神社と夫婦岩
お土産屋さんストリートを抜けると朱色の鳥居が見えてきます。海沿いに遊歩道が整備されていますので、歩いていきましょう。
日の出亭と掲げられていますが、日没しているようです。
みそぎ橋を渡ります。つまりは、この橋を渡れば身体中の汚れが取り払われ、新しい自分になれるってことです。決して、拡大解釈ではありません。
二見の夫婦岩です。全国各地にこういう大きな岩が2つ並んでいて、しめ縄をかけて『夫婦岩っぽくね!』と勝手に喜んで観光客を呼び寄せる場所はたくさんあります。これで、観光地になるんですからチョロいもんです(๑・̑◡・̑๑)
夫婦岩の方向は東です。つまりは、岩と岩の真ん中から日の出するようなインスタ映えしまくる時期もあるのです。だいたい5月から7月です。
出典:https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/13262
二見興玉神社は、なぜかカエルが大好きで、あちこちにカエルの像があります。手水場では、カエルが口から水を垂れ流しています。
カエルは、"無事帰る(かえる)"になぞらえて、演技がいいとされます。昔は歩いてお伊勢参りに来てましたから、こういった験担ぎが大事にされたのでしょう。
二見興玉神社の御本殿です。2礼2拍手1礼でお参りします。
絵馬です。夫婦岩がありますから当然、絵馬の内容も『これからもずっーーーと仲良くいようね♡』とかいうクソみたいな願いごとがズラリと並んでいます。
天の岩屋(あまのいわや)
二見興玉神社の奥には、天の岩屋があります。アマテラス様が不良の弟スサノオに嫌気が指し洞窟に隠れてしまったのですが、その隠れた洞窟がこれらしいのです。
困った他の神様たちは、『せや、洞窟の前でどんちゃん騒ぎすれば、アマテラス出てくるやろ!』と考え、洞窟の前でパーティをしました。踊りの上手いアメノウズメノミコトが、Googleポリシーギリギリの格好で舞い踊りました。その様子をイメージして作られたのが上の写真の石像です。
実は、この"天の岩屋"と名乗る洞窟は、日本各地にあります。日本各地にあっちゃダメだろ、と思うのは粋じゃ無いのです。言ったもん勝ちなのです。
左側のしめ縄を自分の悪いところに擦り付けると、悪い部分がしめ縄に吸収されるらしいです。そのあと、右側の輪投げみたいなところにしめ縄をお供えすると良いらしいです。1回200円らしいです。皆さんもぜひ頭に擦り付けまくりましょう‼︎(๑・̑◡・̑๑)
ネコちゃん
きゃぁーーー!!ネコちゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん(๑・̑◡・̑๑)
しっぽ黒いんだねぇぇぇぇぇぇ(о´∀`о)
お土産屋さんストリート
ここに赤福のお店がありました。赤福とは食べられるあんこ餅です。三重県の代表的なお土産です。
夏季限定で赤福のメニューに登場するのが、赤福かき氷です。伊勢神宮に本店がありますが、実は赤福かき氷発祥のお店はこの二見の店舗なのです。海水浴客のために、昭和36年に誕生しました。
伊勢志摩をアピールするために制作されたイメージキャラクター、碧志摩(あおしま)メグちゃんです。海女さんをモチーフにしています。一部の住民から『卑猥すぎる』みたいな感じで批判が出て、現在では志摩市の"非公式"キャラクターになってます。立ち位置はふなっしーと同レベルです。
非擬人化verがこちらです。最初からこの程度にしておけば許されただろうに‥(´・ω・`)
ベビースターラーメンで有名な菓子メーカーおやつカンパニーは、三重県の企業です。おやつカンパニーコーナーがありました。
絶滅危惧種であるポップコーンハローキティ、ここにいたんですね(๑・̑◡・̑๑)。『出来立てのポップコーンはいかが?』と小さな女の子を惑わす呪文を繰り返し唱えます。
【1時間耐久】HELLO KITTY Popcorn Machine ハローキティ ポップコーン
このキティちゃんの中の人は林原めぐみさんです。林原めぐみさんといえば、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイや『名探偵コナン』の灰原愛を演じている声優さんです。つまりは、綾波レイがポップコーンを作ったっていいのです。
ちなみに、値段は220円でした。ボッタクリも甚だしいです。これを買ってとねだる女の子は、本当にポップコーンが食べたいのか考えるべきです。ただ、キティに惑わされているだけではないかと‥。たいていの女の子は、3分の1くらい食べて『もういらない、ママ食べて(´・ω・`)』とかほざいてお母さんに押し付けるのです。そんなんだからお母さんはトドみたいな体型になっちゃうのです。
終わりに‥
次回は、お伊勢さんにお参りしましょう。
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