【ざつだん!】シリーズは、私ツベルクリンが日々考えていることを垂れ流していく日常系記事シリーズです。今回のテーマは、「引き出物のカタログギフトが好きな件」です。
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※昨日は間違って未完成の記事をアップしてしまいました。誠に申し訳ありませんでした。
みなさんは何をしている時が一番幸せですか?私が一番幸せな瞬間は、結婚式に参加した時にお返しでもらえる引き出物に入っているカタログギフトを読んでいる時です。これは間違いありません。
引き出物を何にするかって、新郎新婦のセンスが問われます。ただえさえ荷物が多い結婚式でクソ思い酒瓶や意図が意味不明な新郎新婦の写真入り皿とか選ぶような奴は、一生バームクーヘンしか食べられない刑に処したいです。口の中パッサパサにでもなればいいのです。
そして、そういうバームクーヘンのプレッシャーから逃れるために近年選ばれるようになったのがカタログギフトです。
出典:カタログギフトのマイプレシャス|特別感が伝わる「専用」カタログギフト
カタログの中から参列者が好き勝手に商品選んではがきをおくると、その商品が自宅に届くというタイプのプレセントです。センスがクソな引き出物をもらうくらいなら、自分で選んだ方がマシってことです。送料などもかかりません。
無料で商品が届くなんてすごくファンタスティックじゃありませんか。もちろん、これを手にするためにはご祝儀3万円~を差し出す必要があるのですが、カタログ読んでいるころにはそんな事実忘れているので問題ありません。
私は、結婚式が終わった後自宅に帰って、このカタログギフトを吟味します。そのまなざしは、仕事の時以上に真剣です。仕事<カタログギフトなのです。
先日も友人の結婚式に参加して、見事引き出物をゲットしました。しかし、肝心のカタログが入っていません。よく見ると、1枚のカードが入っていました。
私は、てっきり分厚い雑誌タイプのカタログを想像していたのですが、最近はこのようなカード式になっているみたいです。
カードに印字されているORコードを読み取ると上の画面になります。カードに書かれていたIDとパスワードを入力します。
すると、カタログが現れ、スマホから好きな商品を選べるようになっているのです。
スマホ上にカタログが現れます。小さくて見にくいですが、新郎新婦は幸せで回りが見えていませんから仕方のないことです。
個人的には、カタログギフトは紙の雑誌タイプであって欲しいのです。だって、"ドッグイヤー"とかしたいもん。
ドッグイヤーとはこういうの
ページの上の部分を折り曲げることで、要するにしおり代わりってことです。引き出物のカタログギフトは膨大な商品の中から1つしか選べないという苦渋の選択を迫られるものです。まずは、膨大な商品の中から候補を数個選んでいく必要があります。なので、とりあえず気にいった商品があるページを折り曲げて、後から見かえすことが出来るようにしておくのです。
このドッグイヤーを折り曲げていく作業が楽しいのです。その作業をデジタルカタログってやつは奪ってしまったのです。カード1枚で済むから引き出物として軽くて楽なんですが、それとドックイヤーをつける楽しみ、どっちが大事なんですか!大事なのはもちろん、前者です(*'ω'*)
せっかくですから、どんな商品があるのかのぞいてみましょう。
散々迷った挙句、最近は確実にお腹に入れていく作戦をとるようになりました。普段の生活で絶対注文しないようなお菓子を、この機会にちょっと頼んでみたくなるのです。フィナンシェとかそういうの(*'▽')。
なだ万とかいう高級料亭でお食事などしようものなら、全財産搾り取られるじゃないですか。でも、カタログギフトならプリンを楽しめますわ。
肉食べたいですよね~。でも、自宅にこんなステーキ届いても鉄板が無いからどうしようもないんですけどね。
カタログギフトには、他にも「体験型」カテゴリー商品があります。通常は有料の体験プログラムを無料で楽しめるのです。
例えば、東京国立近代美術館の年間パスポートがもらえます。パスポートですから1年間鑑賞しまくりんぐですわ。もちろん、私を含めた東京以外在住のど田舎民には縁のない体験プログラムです。
岡山県倉敷市にある大原美術館のペア入館チケットです。岡山県まで行くという基本的にして最大のハードルが立ちふさがっています。大原美術館の近くには倉敷市出身のアウトロー故星野仙一氏の記念館がありますので、ご一緒にご覧ください。
神戸のクルージングチケットです(親子限定)。私の仕事は添乗員ですが仕事のツアーで以前乗船したことがあります。船内ではピアノの演奏などがあり非常に優雅なクルージングを楽しむことが出来ます。
ただ、こういうのって「平日限定」のことが多いんですよね。なかなか行きづらいものがあります。カタログギフトの体験型プログラムは引き出物なので無料ですから、時々セコい真似をしてきます。
体験プログラムの中には、レストランご招待のタイプもあります。とても美味しそうですが、ご招待されるのは"1名様"です。カタログギフトの招待で1人でカフェに行くのもなんだか虚しく寂しくて涙そうそうです。
このような日帰り入浴ご招待もあります。でもね、日帰り入浴だけじゃ満足できないの。泊まりたいの(*'ω'*)
カタログギフトを眺めていて『やべぇ、乗馬したくなってきたわ!!』ってなる人どれくらいいるんですかね?でも、乗馬体験プログラムはどのカタログギフトにも載っているので、やっぱり潜在的な乗馬意欲がここで湧き出ちゃう人もいるのでしょう。
このように、カタログギフトには微妙な面も残しつつ基本的には素敵な商品が目白押しです。ですが、中には『誰が注文するんや?』と思える商品もあったりします。
カタログギフトから商品を選ぶ際に、一番もったいないなぁと思う行為が『それ、100均に売ってあるやん!』と叫びたくなるような商品を選ぶことです。もっと吟味しろよ!って思います。
時計なんて100均で買えよ!って言いたくなります。しかも、「電池別売」なんですよ。自宅に届いたってすぐに使えないんですよ。針が動かない時計なんて、脱がない江頭2:50みたいなもんですよ。
タッパーも100均でいいやん。100均のタッパーも振り回しても液こぼれないですからね。まあ多少はこぼれると思うけど、振り回さなければいいだけの話です。
私はランニングが趣味なのでこストップウォッチを使いますが100均のやつです。そして、この世は日常生活でストップウォッチを使う機会が無い人だらけだと思うのです。
個人的な偏見ですが、『バランスボールを買うような人は、たぶんすぐに使わなくなるし部屋も汚い』と決めつけています。
出典:r.gnavi.co.jp/
このようにこれだけ物が散乱した部屋でもバランスボールは場所を取り異彩を放ちます。(言っておきますが私の部屋じゃないですからね)
『家に帰るまでが遠足です』みたいなキャッチフレーズとは逆で『商品を選ぶまでがカタログギフトです』だと思っています。カタログギフトの商品は実物を目で見て選んだわけではないので、家に届いて商品を見てみると"思っていたのと違う感"で満ち溢れる時があります。そして、いつしか使わなくなるという危険性をはらんでいます。ですから、私はとにかくお腹に入れよう作戦を実施しているのです。
みなさんはカタログギフトでどんな商品を選びますか?
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