【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。今回は、山口県長門市にある麻羅(まら)観音をご紹介していきましょう。
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添乗員の仕事とは別に、プライベートで2019年12月31日の大晦日に山口県を回って来た時の記事です。その第3弾記事です。
仕事ではなくプライベートで観光地を回ることを、私は"取材旅行"と呼んでいます。以前、東京都&神奈川県、福岡県と回って取材してきました。その取材の中で必ず入れるスポットが、"子宝観音"です。子宝観音シリーズ、とでも言いましょうか。
神奈川県の子宝観音はこちら
福岡県の子宝観音はこちら
子宝観音とは、その名の通り子宝に恵まれない人々が、子宝に恵まれるようにお願いしに行く観音さまのことです。もちろん、非常に真面目な場所なのですが、なぜかGoogleさんはそれをポリシー違反だと見なすのです。おかしな話です。
この記事では、子宝観音の山口県代表に選ばれた麻羅観音をレポートした記事です。Googleさんと私、どちらの感性が間違っているのか、皆さんにご判断頂きたいと思います。
<目次>
麻羅観音の概要、由来
麻羅観音の由来は、他の子宝観音とは少し異なります。戦国時代の1555年、中国地方に巨大な勢力を築いていた大内義隆(おおうちよしたか)は、家来の陶春賢(すえはるたか)の裏切りに遭い、戦死してしまいます。
この時に、大内義隆の小さな幼子は、女装して家来と共に山中を逃げ回っていたのですが、陶軍の兵士に捕らえられ殺されてしまいます。その際に、男子である証拠として、"あそこ"を切り取られた、という話が伝わっています。それを哀れに思った地元住民が、その子の慰霊のため建立した、との説が有力です。
つまり、もともとは慰霊の場所だったのですが、やっぱり"アレ"が乱立している景観を見ると、結局は子宝観音化してしまうのです。
麻羅観音のアクセス
結構、山の中にあります。ウネウネの道を走らされました。車酔いがひどい方は、ゲロまみれになるかもしれませんが、そこまでして行く価値はありません。
こういう子宝観音って、"知る人ぞ知る(知らない人は知らない)"といったように、ひっそりしていて案内看板なんか無いのが普通です。ですが、この麻羅観音は割とオープンな存在らしいです。
案内通りに進むと右手側にアウトローな空間が出現します。
麻羅観音をお参りしよう!
今までの子宝観音と比べて、やっぱりここは非常にオープンです。何が"日本一"なのか分かりませんが、とにかく日本一なのです(*'ω'*)
結構広い駐車場が。普通、子宝観音って明らかに車でしか行けないような場所であっても、駐車場など無いものです。ここはサービスがすごいですね。お参りした後、『お参りしたから、きっと僕らにもデキるよ!』とか言って、すぐに車の中でおっぱじめられるもの(*'ω'*)
ベンチも壊れてるもん。ベンチでおっぱじめちゃった人たちもいたのかな?
さっそくお参りしましょう。
どうぞ勝手に読んでおいてください。
非常にグローバルな看板です。こんなところまで外国人来るのかな?
見てください、この乱立っぷり。一体何を模した像なのか私には分かりませんが、とにかくすごいです。
裏すじ部分もくっきりです。
先っぽの割れ目もいい感じです。
ふなっしーは30センチくらいですから、60センチくらいあるのかな?通常サイズの4倍ですわ。
金属で出来たヤツもあります。皆さん先っぽを触っていくんでしょうね、ツルツルです。
ご本殿です。
子宝観音へ行くと、必ずこの"棒"みたいなヤツと、"穴"みたいなヤツがセットになって置いてあるんですよね~。何を表現してるんだろ?(*'ω'*)
カメさんです。頭っていうか首の部分がめっちゃ長くて、何かの形っぽいですが、思い出せません。
ちなみに、ご本殿にはなぜか『プレイボーイ』が奉納されていました。何か関係あるのでしょうか?
よくお参りへ行くと、絵馬を書いたりしますが、ここは細長いオブジェに願い事を書いて奉納するようです。
『2人目を授かりますように‥』などと願い事が書いてあります。この書いてるオブジェ、何かの形に似てるんだけどなぁ~なんだろう?
そしてなぜか奉納してあるキャラクター写真。マジでこのキャラが誰なのか分かりません。ご存知の方、ブックマークコメントで教えてください(´・ω・`)。
終わりに‥
この世に子宝観音がある限り、私は徹底的に紹介していくつもりです。それが、真のアウトローのあるべき姿なのですから‥(´・ω・`)。
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