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現役の添乗員、そしてなおかつ社会科の教員免許を所持している自分が、旅行ネタおよび旅行中に使える(もしくは使えない)社会科ネタをお届けするブログです♪

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【保存版】コロナウイルス関連のワード(言葉)まとめ【解説付き】

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【保存版】シリーズは、筆者であるツベルクリンが色々なジャンルの有益かつ無益な情報を書いていくシリーズ記事です。今回のテーマは、「コロナウイルス関連のワード(言葉)まとめ」です。

 

コロナウイルス関連のニュースを見てたら出てくるワード(言葉や単語)を解説付きでまとめました。

 

 

<目次>

 

 

 

武漢(ぶかん)

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出典:武漢市 - Wikipedia

武漢(ぶかん)市は、中国内陸部湖北(こほく)省に位置する都市の名前。市の面積は1557km²(東京都の4分の3くらい)、市域人口は858万人。

 

市内には、中国有数の大河である長江(ちょうこう)が流れています。

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出典:武漢市 - Wikipedia

街を二分する長江を渡るためのフェリーが就航しています。最近では、橋も架けられ夜景スポットになっています。

 

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出典:武漢市 - Wikipedia

また、市内のあちこちに池や湖が存在し、まさに水都といったところでしょう。淡水魚を使った魚料理も有名です。

 

そして、この武漢がコロナウイルス感染が初めて確認された地とされています。2020年1月23日より、後述する「ロックダウン(封鎖)」が行われています。現在、武漢市域には入ることも出ることも出来ない状態が続いているのです。

 

 

PCR検査

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そもそも「PCR検査=コロナウイルスに罹っているかどうかしらべる検査」みたいな使われ方がされていますが、少し違います。というのも、PCR検査はコロナウイルスを発見するためだけの検査ではなく、コロナウイルスが問題化する以前から実施されていたからです。

 

「PCR」とは「Polymerase Chain Reaction」の略語であり、日本語訳すると「ポリメラーゼ連鎖反応」と言います。

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ポリメラーゼとは、身体の成分であるDNAを構成する酵素のことを言います。難しい話はすっ飛ばすと、PCR検査とは『病原菌が潜んでいそうなDNAを増幅させてより確実に病原菌がいるかどうか調べよう!』という方向性の検査であり、従来は泌尿器科(どストレートに言うと性病とか)で実施されていた検査なのです。

 

なぜ、このPCR検査をやりまくらないかというと、検査結果が100%正しいとは限らないからです。たとえ本当は陽性であっても数%の確率で「陰性」と結果が出てしまうらしいのです。

新型コロナウイルス感染をPCRで判定しても、様々な問題が発生する可能性があります。 | 五本木クリニック

 

怖いのは、「陰性」と結果が誤って出てしまった陽性患者が『やった~検査陰性だった♬』と、安心してしまい市中に繰り出し、ウイルスをばらまくことです。

 

現在では、検査体制を充実させる方向性で動いてますが、当初検査数が増えなかったのは、『100%正確じゃない検査したって意味ないし。ってか体調悪いなら検査受けずに家に引っ込んでろ(*'ω'*)』って考え方があったからなのです。

 

 

 

クラスター

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クラスターの本来の意味は、「群れ」「房」という意味を持つ英語です。clusterと書きます。例えば、小さな爆弾を1つの大きな爆弾にまとめて攻撃するクラスター爆弾という兵器が存在します。

 

感染症におけるクラスターという単語の意味は、「同じ場所」「同じ時間」において感染症に感染してしまった集団のことを指します。

 

短い時間であっという間に感染者が広がってしまうので、出来る限り感染してしまった集団(つまりクラスター)を発生させないように、心がける必要があります。クラスターが発生しやすいのは、狭いライブ会場や飲食店などです。同じ時間に狭い空間にいると、感染は広まってしまう恐れが高いのです。

 

 

 

オーバーシュート

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コロナウイルス関連で使用する場合の「オーバーシュート」の意味は、「感染者が急増すること」を指すとされています。というのも、オーバーシュートは医学的用語ではなく、経済用語なのです。

オーバーシュート|証券用語解説集|野村證券

経済用語としてのオーバーシュートは、市場価格が激しく変動することを意味します。なので、本来感染者急増の意味でオーバーシュートを使用することは、用法として間違っています。

 

どうして、「オーバーシュート」なる経済用語を使用したのか不明です。経済学上のオーバーシュートは人間の行動によって引き起こされるものと考えた時に、『感染症の拡大だって人間の行動で引き起こされてしまうんだぞ!』との警告の意味を持たせたかったのかな?とか思ったりします。

 

 

 

外出自粛と外出禁止令

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出典:https://www.sankeibiz.jp/

多くの都道府県で週末の「外出自粛のお願い」が出されています。

小池知事、今週末も「不要不急の外出自粛を強くお願い」 [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

 

あくまで外出の「自粛」のお願いであり、強制力はありません。自粛とは"自ら進んで自分の言動を慎むこと"とあります。

自粛(じしゅく)の意味 - goo国語辞書

 

あくまで、自分の意思で外出しないでくださいね、という意味です。なので、各都道府県より外出自粛のお願いが出されている状態でも、遊ぶために街を出歩いたり、飲食店を営業してもOKなのです(モラル上は問題だけど)。

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出典:https://www.newsweekjapan.jp/

外出自粛と似ている政策が「外出禁止令」です。世界の国の中には、外出禁止令が出されている国もあります。「自粛のお願い」と「禁止令」の違う点は、不要不急の外出をしていた者に対し、罰則を科すことが出来るかどうかです。

 

じゃあ、日本で「外出禁止令」が出せるかどうかについては、現状難しいと言えるでしょう。なぜなら、外出禁止令を出せるような法律が日本には存在しないからです。

 

日本はきちんとした法治国家(法律が絶対!)ですから、法律で決められていないことを強制することは出来ません(人権が無視されている国なら国がやりたい放題できるけどね)。じゃあ、「コロナウイルスに関する外出禁止の法」みたいな法律を作ればいいんですけど、時間かかるし、ってかまずそんな法律が可決されるかどうかも不透明です。

 

さらに、外出を禁止すると言っても、食料品や医薬品の買い出しのための外出まで禁止することは出来ないと思われます。遊びに行く外出と不要不急の外出をどう見分けるのか基準も作らねばならないので、非常に運用が煩雑になると考えられます。

 

 

 

ロックダウン

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 「ロックダウン」とは、日本語訳すると「都市封鎖」という意味になります。ある都市から外に出させないし、他の都市からある都市に流入させないことが狙いと言えます。

 

コロナウイルスが最初に発生したとされる中国の武漢では、2020年の1月23日からロックダウンが実施されています。武漢市内の公共交通機関は全てストップし、市内と市外の人々の移動が禁じられたのです。ある意味、中国だから出来る芸当です。

 

中国の武漢ほどとはいかなくても、各国では部分的にロックダウンをしているところも出始めています。

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人々の移動手段を減らす(さらにはストップさせる)ことが、ロックダウンの1つの手法と言えます。外出の自粛(のお願い)で効果が薄いのなら、もう外出する手段を奪っちゃうよ的なやり方です。

 

ただ、前述したように、日本は法治国家なので法律に基づいた政策しか実行できません。今のところ、ロックダウンを実施できるような法律はありません。

 

なお、インフルエンザなどの感染症に関する法律は2013年施行の「新型インフルエンザ等特別措置法」である程度決められています。2020年3月14日には、コロナウイルスも法律の内容に含むverの改正法(通称:新型コロナウイルス特別措置法)が施行されました。しかし、この法律においてもロックダウンという単語は出てきません。

 

以上のことから、仮にロックダウン(都市封鎖)を実施するとしても、政府が「緊急事態宣言」を出した後になると考えられます。

 

 

 

緊急事態宣言

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出典: https://toyokeizai.net/

 

日本政府が「緊急事態宣言」を出すかどうかに注目が集まっています。緊急事態宣言(非常事態宣言とも言う)という言葉ですが、コロナウイルスだけではなく、災害やテロや他の感染症など、国民に命の危機が迫っている状況下で出されることもある性格のものです。

 

今回出すかどうか議論されている緊急事態宣言は、2020年3月14日施行の法律「新型コロナウイルス特措法」の中で、言及されているものになります。

 

緊急事態宣言が出されると、以下のことが行えます。

  • 『外出しないでね!』と要請できる(命令は出来ない)
  • 人が集まるイベントを実施しようとしている団体に対し『イベント中止してね!』と要請できる(命令は出来ない)。従わなくても罰則はないけど、要請に従わなかった団体名を公表できる
  • 学校を休止するよう要請できる(命令は出来ない)
  • 国が建物や土地を持っている機関や人物に対し『コロナウイルス対策で使うのでください!』と命令できる。拒む場合、強制的に収用できる(金銭的補償あり)
  • 国が食糧や衣料品を持っている機関や人物に対し『コロナウイルス対策で使うのでください!』と命令できる。拒む場合、強制的に収用できる(金銭的補償あり)。

 

などなど。

 

言ってしまえば、宣言が出た瞬間から直ちに現在の生活が一変するようなことになるとは考えにくいです。もちろん、現在会社員を普通に出勤させている企業が『政府が宣言出したから、当社も今後は在宅勤務にしようかな』と、考えるようになることは十分ありえます。

 

 

個人的に思うこと

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安倍総理大臣に重い責任がのしかかっていることは明白ですし、リーダーシップを発揮しなければならないことも事実なのですが、安倍さんは独裁者じゃないので何でもかんでもやりたい放題できないのです。例えば、『明日から東京は完全封鎖ね。外出した奴は全員牢屋にぶち込むぞ!』とか言えないのです。なぜなら、日本は憲法や法律が重要視される法治国家だからです。

 

なので、東京を封鎖(ロックダウン)するにしても法律は作らねばなりません。中国のように人権ガン無視で共産党が思い通りに政策を発動できる国ではないのです(まあだから中国は政策の実行においてスピード感溢れる国なんですけどね)。

 

語弊がある言い方かも知れませんが、私は日本人は自らを律することが出来る国民だと思うのです。政府に過度な期待をしたり、責任を押し付けるのではなく、自ら率先してコロナウイルスを拡散させない(ウイルスに罹らない)ような行動を取っていくべきだと思います。

 

その上で、政府への補償を求めていくようにするのです。まずは、自分なりの"セルフ非常事態宣言"を発動させて、感染拡大防止に努めるべきです。

 

 

終わりに‥

コロナウイルスに関する全般的な情報はこちらから

新型コロナウイルス感染症まとめ - Yahoo! JAPAN

 

 

コロナウイルスに関するQ&Aはこちら(厚生労働省HP)

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省

 

 

コロナウイルスの影響を受けた事業者や企業への支援策についてはこちら

新型コロナウイルス感染症関連 (METI/経済産業省)

 

 

コロナウイルスによる学校教育への影響について

新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について:文部科学省

 

 

以上ご参考に。

 

 

 

 

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