日常にツベルクリン注射を‥

現役の添乗員、そしてなおかつ社会科の教員免許を所持している自分が、旅行ネタおよび旅行中に使える(もしくは使えない)社会科ネタをお届けするブログです♪

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コロナの影響がエグいので、一旦添乗員業界を離れることにしました

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いつも当ブログ『日常にツベルクリン注射を‥』をご愛読いただきありがとうございます。

当ブログの基本的なスタンスは、「元社会科教師で現役の添乗員が運営するハートフルでアウトローなブログ」というものです。添乗員の職権を乱用して日本はもちろん、世界各国を飛び回り、みなさまにリアルでひねくれた観光地情報をお届けするのが、当ブログの軸になっています。

 

 

そして、みなさまもお察しの通り、現在コロナウイルスの影響で観光業界は大ダメージを受けております。私たち添乗員の待遇ですが、

www.tuberculin.net

この記事において触れていますが、世の中の添乗員の99%は派遣社員です。旅行会社の正社員ではありません。添乗員派遣会社というものがこの世には存在しており、そこから各大手旅行会社のツアーへ派遣されるのです(つまり、昨日A社のツアーに同行して、今日はB社のツアーに同行、ってのもザラです)。

 

派遣社員ですから、ツアーに出た分だけ給料が支払われます。固定給ではありません。そして、コロナウイルスの影響で外出自粛が叫ばれている昨今、添乗員の仕事は全くありません。「全く」です。なぜなら、緊急事態宣言発令を受けて、大手旅行会社が少なくともGWまでのツアー募集を停止したからです。すなわち、GWまでは一切仕事が無いことが現時点ではっきりしているのです。

検証:派遣添乗員「収入ゼロ」 コロナ対策なお不足 - 毎日新聞

 

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派遣社員ですから、休業手当とかもありません(そもそも社会保険とか年金も無いし笑)。2月頃からツアー数が激減しており、少なくともGWまではツアーが出ないことが見込まれます。それ以後も全く分かりません。

 

以上のことより、『さすがに収入面的に限界かな‥』と感じ、一旦添乗員業界から離れることにいたしました。

 

実は、コロナ以前から漠然と"添乗員業界からの転職"を考えていました。皆さんから見たら添乗員は華やかな職業に見えるかもしれませんが、その実態は"日雇い労働者"です。30歳を迎えるにあたって、『今後もこの"日雇い状態"でいいのかな‥』というぼんやりとした不安があったのです。

 

添乗員の仕事自体は、非常にやりがいのある仕事だと思っています。むしろ『私の職場はどこかって?"この地球全て"かな‥』とキザなセリフだって吐き散らかしていたくらいです。このブログを始めたキッカケだって、『ブログの広告収入が手に入れば、添乗員の仕事を続けられるかもしれない』と考えたからです(もちろん、単純に書き手としての力を試したかった部分もあります)。

 

私の思い描いた青写真は「添乗員の収入+ブログの収入普通の正社員の収入」になればな、と思っていました。そして、それがそう甘くないことは、ブロガーの皆さんならお気づきのはずです。

 

なので、去年(2019年)の後半頃からゆるやかに転職を考えていたのです。幸運なことに、私が教師時代から加入している生命保険の営業マンさんから絶妙なタイミングで『お得意先の社長さんが正社員を欲しがっているんですけど、ツベルクリン(私)さんどうですか?』という悪魔のささやきを投げかけてきたのです。正直迷いましたが、将来的なことも考えてこの春、転職に至ったわけです(職種は内緒です♬)。

 

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じゃあ、"添乗員"になるかと言えば、違います。なぜなら、添乗員派遣会社は登録制なので、派遣会社に籍を残しておくことが可能なのです。固定給では無いのですから全く問題ありません。現に、私と同じような"一時離脱組"は結構います。添乗員は続けたいけど、そう言ったって働かないとお金入ってこないもの。

 

添乗員の派遣会社側のスタンスとしても、『転職もやむを得ない、他のバイトをすることも構わない。またツアーの仕事が入ってきたらウェルカムやで!』というものです。

 

新しい会社の社長が、私が"現役添乗員"でいることを認めてくれている(副業OK)のも大きいです。今後も手が空いた時に、また観光業が復活した時に、添乗員としても働こうと思っています。

 

ですから、私は今後も『現役添乗員であるツベルクリンが~』って普通に言います。それは、松本伊代が『♬伊代はまだ、16だから~』ってほざくのと同じです(*'ω'*)

 

それにしても、ツアーでよく行っていたお土産屋さんとかホテルがどうなっているのかすごく心配です。知り合いの観光バスのドライバーさん&バスガイドさんだって、恐らく困窮しているはずです。本当に、コロナウイルスが少しでも早く収束することを願っています。

 

そして、この危機をみんなで乗り越えましょう!

 

 

 

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