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現役の添乗員、そしてなおかつ社会科の教員免許を所持している自分が、旅行ネタおよび旅行中に使える(もしくは使えない)社会科ネタをお届けするブログです♪

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【ざつだん!】元教員が考える子どもへの体罰のあり方について

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【ざつだん!】シリーズは、私ツベルクリンが日々考えていることを垂れ流していく日常系記事シリーズです。今回のテーマは、「元教員が考える子どもへの体罰のあり方について」です。

 

皆さんは、家庭や教育現場における体罰について反対ですか?それとも容認派ですか?

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出典:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン - 子ども支援専門の国際NGO団体


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンという組織が2017年に2万人の大人を対象に実施したアンケートの結果では、体罰容認派が6割ほどいることになります。

 

一方で根本的な話ですが、体罰は教育現場はもちろん、家庭内でも法律によって明確に禁止されています。

 

<学校教育法>(1947年施行)
第11条〔児童,生徒等の懲戒〕
校長及び教員は,教育上必要があると認めるときは,文部科学大臣が定めるところにより, 児童,生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし,体罰を加えることはできない。

注釈:懲戒とは「居残りさせる」「罰として掃除させる」といった肉体的苦痛を与えない指導を指します。

 

<改正児童福祉法>(2020年4月施行)

1 親権者等による体罰の禁止(令和2年4月1日施行)

① 児童の親権を行う者は、児童のしつけに際して、体罰を加えることその他民法(明治 29 年法律第 89 号)第 820 条の規定による監護及び教育に必要な範囲を超える行為により当該児童を懲戒してはならないこと。

 

 

コロナ禍のせいでほとんど話題になりませんでしたが、2020年4月より家庭内における子供への体罰も法律で禁止されています。

保護者による体罰禁止、2020年4月から施行――改正法が成立 – 社会で子育てドットコム

厚生労働省の指針によると、「頬をたたく」「お尻をたたく」「ご飯を与えない」も体罰とみなされます。この児童福祉法改正案は、2019年の夏ごろ国会で審議されましたが、衆議院も参議院も誰1人反対せずに可決された法律です。与党と野党の意見がおおむね一致した法律と言えます。

 

一方で、教育現場における体罰は1947年(昭和22年)に施行された学校教育法の中で明確に禁止されています。ちゃぶ台ひっくり返しまくっていた『巨人の星』以前の話です。

 

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それなのに、教師から生徒への体罰は長いこと"黙認"されてきました。世間の風潮もそうですし、何より保護者が教師の体罰を容認というか推奨していた感さえあるのです。

 

私は、元教師です。私が教壇に立っていた数年前の段階ですでに教師の体罰は許されない状況になっていました。その一方で『先生!うちの子が言うことを聞かなかったらぶん殴ってください!』と言う保護者(特に父親)も一定数存在していたのです。

 

私の意見を言わせてもらうと、教育現場や家庭内における体罰は"基本的には"するべきではないと思います。体罰をする教師や親は『自分は体罰をしないと教育できない』って言っているようなものです。

 

『口だけでは子どもは分からない』とかいう意見がありますけども、それはただの感情論です。感情論で振り上げられた手は、しつけではなくただの暴力です。大人なら、教師なら、親なら、暴力ではなく言葉で諭すべきなのです。

 

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しかしながら、さっきと言ってることは逆になりますが、体罰を完全否定するつもりもありません。

 

体罰って警察官の持ってる拳銃みたいなものだと思うのです。警察官って普段はむやみやたらに拳銃を発砲しないじゃないですか。バカボンの警官じゃあるまいし。

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警察官が拳銃を発砲するのは、自分や市民に命の危機が迫った時だけです。体罰も同じで、子ども自身や周りの子に命の危険がある場合は、叩いて教えても良いと思うんですよね。例えば、他人をボコボコに殴っているとか火遊びをしているとか‥。

 

そういう緊急事態の時は、『感情で子供を叱ってはいけない』とか『体罰は法律で禁止されている』とか考える必要は無いっていうかそんな暇はないわけです。それこそ、殴ってでも止めるべきです(もちろん手を出さずに止められるならその方が望ましい)。

 

そして、大事なのがこの"緊急事態"を拡大解釈しないことです。警察だって万引き犯をいきなり射殺しないように(もちろん万引きは犯罪です)、「宿題を忘れた」「遅刻した」「静かにしない」といった事案で体罰を容認するべきではないのです。

 

 

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では、どうやって体罰に頼らない教育やしつけを行っていくと良いのでしょう?正直、私は子育て経験が無いので分からない部分も多いです。ただ、教師時代に培ったノウハウは生かせるのではないかと思います。

 

以前、「人への教え方」について記事にしたことがあります

www.tuberculin.net

 

詳しくはこちらの記事を読んでいただければ幸いです。人に教えたり教育するときの姿勢として、

 

①言って聞かせる

②やって見せる

③やらせてみる

④評価する

 

この4つの過程を繰り返すことが、人を導く時の手順だと考えています。④の評価するの部分ですが、決して怒ったりけなしたりするという事ではなく、「8割褒める・2割改善点を伝える」くらいの感覚でのぞむべきです。この手順は、教える相手が3歳でも中学生でも、もっと言えば60歳にだって適用できます。

 

 

また、体罰をしてしまいそうな時というのは、おそらく自身が興奮状態にある時だと推察されます。人は冷静な時に手を上げようとは中々思わないものです。

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感情的になって出た言葉や暴力って子どもの心には響かないですからね。ただ『怖い』って思うだけです。

 

感情的になってしまった時は、一呼吸置きましょう。深呼吸したり、相手が幼児なら幼児の目線までしゃがんでみたり、自分の中にある強制シャットダウンボタンを押して気持ちを静めましょう。

 

そもそも"しつけ"って、悪いことを正すより良いことを褒めて伸ばすことに主眼が置かれるべきではないでしょうか?悪い点を正そうとする気持ちが強いと、ついキツい言い方になったり手を上げたりしてしまいがちになるでしょう。子どもの良いところを見つけようという方向性に主眼を置くと、良いのではないでしょうか?

 

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まあ、あんまり偉そうに言ってると『子どもどころか恋人もいない独身生き遅れクソ人間に言われたくないわ!(*'ω'*)』ってご意見が噴出しそうなのでこれくらいにしておきます。

 

みなさんも、もし感情が高ぶって体罰しそうになったら、当ブログへお越しになり『世の中には、私なんかよりももっとダメ人間がいるよね♬』と私をサンドバック代わりにしていただければ幸いです。

 


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