【保存版】シリーズは、筆者であるツベルクリンが色々なジャンルの有益かつ無益な情報を書いていくシリーズ記事です。今回のテーマは「街中にある色んな広告の広告費をまとめました」です。
世の中は広告だらけです。だって、このクソブログ『日常にツベルクリン注射を‥』にもGoogleアドセンスを通じて広告が貼られているわけですから。
広告を掲げるためには、もちろん広告費がかかります。そうなると、街中でよく見かける広告の広告費(広告料)は一体いくらくらいかかるのか気になってきます。
もし可能なら、当ブログの広告を出してみたいのです。こんな風に。
渋谷の街をジャックして、ネット上を騒然とさせたいもの(*'ω'*)
このように、街中には様々な種類の広告が掲げられているのですが、果たしてどれくらいの広告料がかかるのでしょうか?調べてみました。
<目次>
- 渋谷センター街・109の壁面広告
- 新宿アルタのビジョン画面
- 心斎橋筋商店街の吊り下げ広告
- 電車内の中吊り広告(JR東日本)
- 自動改札機のステッカー広告(JR東日本)
- 電柱広告(巻広告と掛広告)
- 消火栓広告
- アドトラック(東京23区内)
- ラッピングバス(西鉄バス)
- 終わりに…
渋谷センター街・109の壁面広告
料金:2週間掲示で1400万円(税抜き)
条件:製作、取り付け、撤去費、電気代(夜間照明)含む
渋谷センター街のど真ん中にある商業ビル、109。その壁面に広告が貼れます。映像ではなくマーキングフィルムタイプの広告。契約は2週間単位。
渋谷センター街の歩行者にはもちろん、テレビ番組にもよく登場する有名な場所。1400万円の広告費は決して高いとは言えないでしょう。もちろん、私が払えるかと言ったらそれは別問題です。
新宿アルタのビジョン画面
料金:1週間120万円(税抜き)
条件:15秒CMを1時間に4回放映。午前10時~午前0時の間、4回×14時間=56回放映
こちらはビジョン型広告。15秒CMをひたすら垂れ流すことができます。
東京に住んでいないと、新宿アルタ前って『笑っていいとも』のオープニングに出てくる謎の施設っていう認識になります。新宿アルタって何なん?(*'ω'*)
渋谷の待ち合わせスポットがハチ公前だとしたら、新宿の待ち合わせスポットはここ新宿アルタ前だっておばあちゃんが言ってました。宣伝効果は抜群です。
心斎橋筋商店街の吊り下げ広告
料金:2週間→200万円
条件:製作、取り付け、撤去費込み。商店街内に6か所掲示される。
大阪にある日本有数の商店街、心斎橋筋商店街。あの"グリコの看板"は、この商店街の出入口にあると言えば、なんとなく場所のイメージがつくかもしれません。
上の写真の「コロナウイルスに負けへんで」の部分に広告が出せます。商店街内に6か所吊り下げ広告ポイントがあり、そこに掲示できます。
もっとも、観光客は商店街の中には入らずにグリコの看板前で写真を撮ったら満足するし、地元の方も『ええ?あそこに広告とかあったかいな~?』とか言いそうで、効果のほどは不明です。
電車内の中吊り広告(JR東日本)
料金:1週間800万円(シングルサイズ)及び1600万円(ワイドサイズ)
条件:首都圏JR全線にて掲示の場合の料金。
電車内の中吊り広告に関しては、広告を出す路線によっても広告費が変わってきます。ここでは、大盤振る舞いでJR東日本の首都圏路線すべてに中吊り広告を出した時の広告費を調査しました。
上の写真は、シングルサイズ。横幅いっぱい(シングルサイズ2面分)のサイズがワイドサイズと決められています。
JRの調査によれば、首都圏エリア内における平均乗車時間は15.8分とのことです。本や新聞を読み広げて熟読するには短い時間と言えます。では、乗車中何をするかと言えば、乗客の目は自然と中吊り広告へ向くのです。もっとも、最近ではスマホいじってる方が多い気がしますけど、それでも電車内中吊り広告は有効な宣伝手段と言えるでしょう。
自動改札機のステッカー広告(JR東日本)
出典:http://peachinc.blog114.fc2.com/
料金:723万円(山手線全駅・1週間)
条件:広告製作費は別途
電車関連で広告をもう1つ紹介。自動改札機にも広告は張り付いています。
JR東日本の山手線全駅の自動改札機に広告を張った場合の広告費を算出しています。こういうのって1駅だけとかは受け付けてないみたいです(最低限路線単位からの募集)。
自動改札機は、タダ乗りクソ野郎以外は全員使用します。サラリーマンとか毎日のように改札機にタッチしてますからね。宣伝効果も高いでしょう。
この宣伝方法は、自動改札機がある場所ならどこでも導入できます。日本全国46都道府県で実施可能です。島根県や鳥取県とかいう山陰地方にだって改札機は自動なのです。自動改札機も無いクソド田舎とかもはや日本に存在するわけないですよね(*'ω'*)
電柱広告(巻広告と掛広告)
今まで紹介してきた広告だと予算オーバーと言う方におススメなのが、電柱広告です。もっとも、電柱広告には2種類あります。「巻広告」と「掛広告」です(上の図参照)。
例えば、東京の都心部。千代田区の場合は以下の料金設定です。
料金:製作費→12000円、掲載料→6000円(月額)。
条件:巻広告と掛広告では、基本的に掲載料に違いは無し。
この料金なら個人でも掲載できそうです。もっとも、電柱広告って『〇〇病院この先100m』みたいな道案内的要素があるので、ここにブログの広告を出して意味があるのかは不明です(*'ω'*)
消火栓広告
出典:https://sakura-tourist.co.jp/
料金:6万5000円~12万円(税抜き・年間)
条件:看板製作費・取付工事費・道路占用料・各種許可手数料・メンテナンス料・補修費用・保険料すべて込み。契約は3年間。
そもそも、消火栓の案内標識に広告が付いていることを意識して普段生活している人なんてほとんどいないのではないでしょうか?いたらそいつは消火栓マニアです。
この消火栓広告を専門に扱っている会社があります。その名もずばり「消火栓標識株式会社」です。
場所によっては、電柱広告よりもコストが安く済みます。
アドトラック(東京23区内)
出典:http://www.senden-truck.com/
料金:1週間掲示で145万円(東京近郊エリア内)
条件:料金には「ラッピング費・デザイン費」「ドライバー人件費」「駐車場代」「ガソリン代」「道路使用許可申請代」を含む。1日運行時間は8時間。使用トラックは4トントラック。
普通、広告ってある場所に掲載したら動かないものですが、このアドトラックは街中を広告が掲載されたトラックが走り回るので、より多くの人々に広告を見てもらうことが可能です。最近では、アドトラック専門の運転手もいるそうです(走り方によって効果が変わってくるらしい)
ただ、アドトラックのイメージは、ちょっとあっち系の広告ばかり走っているような気がしてなりません。
ラッピングバス(西鉄バス)
料金:広告費54万円+広告製作費98万円(合計152万円:3か月)
条件:福岡市近郊路線を走行
先ほどのアドトラックと似ていますが、路線バス丸ごと広告にしちゃおうという非常にダイナミックな宣伝方法です。
今回は、日本でも有数のバス保有台数を誇る福岡県のバス会社、西鉄バスの広告費を参考にしました。公共性が高い分、当ブログのマスコットキャラクターである「ふなっしー」と「まりもっこり」を掲載するのは、アウトロー過ぎてポリシー上ヤバいかもしれません(*'ω'*)
終わりに…
この記事で紹介した広告費については以下のサイト様を参考にしました。
移動広告のトータルプロモーション!広告宣伝カー・アドトラック【宣伝トラック.com】
このように広告費を調べていくと、やはり個人で広告を出すのは難しいと言えます。ですから、例えばブログを宣伝したい場合、ブログ名やURLを印字したTシャツを着て繁華街をうろつくという「セルフアドトラック方式」を採用せざるをえないのです。
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