ここでいう「アレ」とは、もちろん男性の「アレ」のことを指します。「アレ」以外考えられません。こういうテーマって、はてなブログ界隈でネタにしているブロガーさんはあまりいない気がするんですけど、当ブログは2021年もアウトローでハートフルなブログを目指すので、ド直球に放り込んでいきます。
この世には、結婚しているのに挿入を伴う性行為にいたらない夫婦が一定数存在します。そのような夫婦を「未完成婚」と言います。巷ではよく「セックスレス」って言葉が存在しますけど、厳密に言うと未完成婚とセックスレスという言葉の意味は違います。性交をしたい気持ちがあるか無いか、が相違点です。
未完成婚とは、『挿入したい』って気持ちがあっても物理的に挿入できない状況のことを指します。もっとも、未完成婚状態の夫婦が、徐々にセックスレス化(もはや挿入したいという気持ちさえ無くなる状態)していくことは十分考えられます。
未完成婚(もしくはその後に待ち構えているセックスレス)になってしまう原因の1つが、「挿入障害」です。意味は言葉そのもので、挿入する行為自体に困難を生じている状況を指します。挿入障害という言葉を使う場合は、主に女性側に問題がある場合です(男性側に問題がある場合はEDとか勃起障害などと呼びます)
挿入障害になると、挿入時に痛みを感じたり、そもそも物理的に挿入できなくなったりします。挿入できなければ、子供も出来ません。子供が欲しいと考える夫婦にとって、挿入障害は大きなハードルとなるのです。
女性側の原因によって挿入障害になっている場合、その原因は身体的なものと精神的なものに分かれます。
<身体的な原因>
①膣が乾燥している
②感染症にかかっている
③閉経している
④女性器がいびつな形をしている
⑤膣が無意識に収縮や痙攣してしまう
<精神的な要因>
⑥過去に性交に対するトラウマがある
⑦パートナーとのコミュニケーション不足
⑧パートナーに対する嫌悪感
※ほかにも様々な要因が挙げられます。
①(膣が乾燥している)が原因ならば、前戯の時間をながくしたりローションを使用すればある程度は改善できます。②(感染症)なら病院に行きましょう。今までは大丈夫だったのに急に痛くなったのなら②の可能性が考えられます。③(閉経)は年齢的なこともあるので、例え挿入できないとしても、挿入以外のスキンシップが出来れば問題は少ないかもしれません。
問題は④(女性器の形)と⑤(女性器の収縮や緊張)でしょうね。④は女性器そのものが小さかったり形がいびつだったりして男性のアレを物理的に受け入れることが出来ない、俗に言う"身体の相性が悪い"ってやつです。女性器に問題がある女性の場合、挿入が出来なかったことを経験してしまうと(これが⑥のトラウマにつながる)、以後の性交の際に無意識に男性器を拒んでしまう(⑤の状態)ケースが多く見受けられるそうです。
精神的な要因であれば、挿入前のスキンシップで改善できることもあります。すぐに挿入しようとするのではなく、会話で緊張をほぐしたり、ハグやキスなどの挿入以外のスキンシップでお互いの緊張をほぐしましょう。そして、いざ挿入!という段階になったとしても、まずは指を挿入してから、と段階を踏んでいくといいかもしれません。
以上のように2人だけで解決できるのであればいいのですが、それが難しい場合、産婦人科や各自治体やクリニックが運営している性相談窓口や女性相談センター相談することになります。
日本性科学会 セックス 相談 性の悩み セックス カウンセリング
近年の傾向として、性交時の違和感に気付いた後、病院を受診するまでにかなりの時間を要してしまう夫婦やカップルが多いということです。
"最近の傾向としては、恋愛結婚が増えたことで、交際期間や結婚生活を経て挿入を伴わない性行為がカップルの間で長い間常態化してから相談に来られる方が増えているということです。挿入を伴わない性行為が常態化すると、その状態に慣れてしまい治療への意欲が下がってしまいます。高齢化との問題も並行してあらわれ、不妊治療による妊娠に逃避してしまい、性行為をあきらめてしまう夫婦も見受けられます。"
出典:パートナーとセックスができない… | 女性医療クリニックLUNA
現在では人工授精や体外受精の技術も上がってきたので、極端な話、挿入行為が出来なくても子供を授かることは(簡単では無いにしろ)可能だと言えます。すると、子供さえできれば、もはや挿入行為を含むスキンシップは不要、と考える夫婦も出てきます。
そして、これが将来的なセックスレスにつながってしまうのです。2016年の夫婦生活に対する調査結果を引用します。
"自分たちがセックスレス夫婦かどうか聞いたところ、「セックスレス夫婦」の割合は 59.1%となりました。セックスレス夫婦の割合を年代別にみると、30 代では 47.0%、40 代では 59.0%、50 代では 71.3%と、年代が上がるにつれ高くなりました。また、円満夫婦、不仲夫婦それぞれのセックスレス夫婦の割合をみると、円満夫婦でも 52.8%と半数以上になりましたが、不仲夫婦ではさらに高く 85.8%となりました。"
出典:既婚男女1,000人に聞いた 「夫婦愛と頭髪に関する調査2016」
不仲だからセックスレスになるのか、セックスレスだから不仲になるのか、まさに「卵が先か鶏が先か?」論争ですが、セックスレスが離婚の原因に成りうることは大いに考えられます(もちろん、レスでも夫婦仲が良好なケースも見受けられますが…)。
なぜ、私がこのようなド直球の記事を編集したかというと、私自身が昨年末に"アレが入らない問題"で恋人とお別れしてしまったからです。もちろん、それだけが原因ではないのですが、やはり身体の相性と言うのはパートナーとの仲を繋ぐ1つの理由になりうるのです(ちなみに相手は当ブログの存在を知りません)
ただ、いくら身体の相性がお別れの要因になりうるとは言え、他の夫婦やカップルには、すぐに諦めるのではなく、挿入以外のスキンシップを十分に時間をかけて行い、挿入問題を解決して欲しいと思います。
さて、私なんですけど、もちろんすぐには諦めたくないですし、気持ちはまだあるんですけど、久々の失恋でこの年末年始は非常にブルーな気持ちで過ごしています。twiiter上で同じように失恋してしまったツイートを見て『他にも同じような人がいるよね‥』と自分で自分を慰めています。
告白さえしなかったら明日もまた会えたのに。我慢できなかったなぁ。
— ムラタ (@gigiquel) December 31, 2020
気持ちわかるよ、私だって一緒に年を越したかったもの(´∀`)
ブログを書くにあたって私は、精神状態の影響をもろに受けるタイプです。普段アウトローで周りのすべてに喧嘩を売っていくスタイルで文章を書いています。失恋直後には喧嘩を売る気力が無いので、その結果文章のアウトローさが鈍ってしまいます。一方、恋人とラブラブの時は、喧嘩を売る必要が無く、目に映るもの全てがハートフル状態になり、これまた毒舌が吐けなくなってしまいます。
なので、アウトローな文章を書くにあたって一番良い心の状態と言うのは「恋愛も失恋もしていない状態」です。つまりは悟り状態です。ただ、悟り状態というのは、独り身である状態ですから、ブロガーとしては良いのかもしれませんが、1人の人間としてはマズいんじゃ、と葛藤している次第です。
ってか今まで恋人いないキャラでやってましたが、急に出来て急に振られたのだから、嘘じゃないです(๑・̑◡・̑๑)
「アレ」が入らなくても、好きなんですけどね(*'ω'*)