【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。 今回は、高知県大豊町にある「お宝屋敷おおとよ」へ行ってきました。
昭和時代の雰囲気っていいですよね~。自分平成生まれだから分かんないけど(*'ω'*)。そんな昭和臭香ばしい場所が高知県のド田舎にありました。大豊町にある「お宝屋敷・おおとよ」です。
今回はお宝屋敷おおとよに行って、昭和時代へタイムスリップしましょう。
<目次>
お宝屋敷・おおとよのアクセス&詳細情報
<お宝屋敷・おおとよの詳細情報>
住所:高知県長尾郡大豊町穴内2210
休日:不定休
時間:9:30~1600
料金:300円
駐車場:なんとなく有る
アクセス:大豊icから車で7分
どう考えても車でしか行けない場所ですけど、明確な駐車場はありません。
左側がお宝屋敷なんですけど、右側に私の借りたレンタカーを停めました。お店の指示です。秘境だから出来る停め方です。
お宝屋敷おおとよは、中西三男さんが営んでいる私設博物館です。2006年の開館した博物館で、当初は自ら収集したガラクタお宝を展示していましたが、次第に近所の方やリピーターさんがガラクタお宝を持ち寄るようになった、とのことです。
真ん中に「中西写真スタジオ」があります。館長の中西さんの本職は写真家であり、スタジオが彼の職場になっています。両サイドにお宝屋敷(左が本館・右が別館)があります。
普段は博物館には鍵がかかっているので、真ん中の写真館に声をかけて鍵を開けてもらってください。ってことは、だいたい貸し切り&館長の案内付きで見学できます(*'ω'*)
※館長不在の際は奥様がご対応してくださります。
本館の展示物
本館と別館があります。本館の方が年代が古め(昭和20~40年代くらい?)です。この記事では、文章は必要最低限にとどめ、ひたすら写真を掲載していきます。
読者の皆さまは、ご自身の琴線に触れる懐かしいものがあったら、勝手に懐かしく思ってください(*'ω'*)
ファンタとかコーラを瓶で飲むとなぜか美味しく感じるのです。
日本赤軍によど号って‥生きてても80代くらいじゃん。
なんとまあ香ばしい。
おもちゃ。モンチッチ(左下)とか懐かしいな、おい。
一緒に写ってみました。
お人形さん。
魔法瓶に炊飯器。なぜか知らないけど、花柄を見ると昭和感を感じます。
土佐電鉄バスの案内板とつり革。何でここにあるんだよ(∩´∀`)
手動のかき氷削り器。たぶん、まだ"氷屋さん"が健在だったころかな。
ランドセル。
粉ミルク。
お箸ケース。平成生まれの私でもこれは懐かしい。『キン肉マン』に『うる星やつら』。現役で使ってた奴らは、今はきっと40~50代('∀')
カレー粉だって缶入り。
1970年(昭和45年)に開催された大阪万博のロゴが入ったカバン。
1980年代に登場した初期の携帯電話。肩掛け式だったんですぜ。
アイロンにラジオ。
『ロボコン』のブリキのおもちゃ。館長曰く、オークションに出せば数十万円で売れるらしい。ただ、お客さんに見てもらう目的なので、売ったりすることはないとのことです。
現在、コロナ禍でマスクの需要が高まっていますが、昭和期だとマスクだって缶入り。
コロナウイルスだってもちろん怖いウイルスですけど、昭和期に恐れられていたのは赤痢(せきり)です。ポスター曰く『10人罹れば3人は死ぬ』ってヤバすぎでしょ。コロナウイルスどころの騒ぎじゃ無いじゃん。
別館の展示物
本館を後にし、続いて別館へ。もちろん、お客さんは私しかいないので、館長の中西さんが付きっ切りで案内してくれていますよ。私と館長の長期デスマッチです(*'ω'*)
『春のぽかぽかセール』って看板、上手く説明できないけど昭和50年代感を感じます。
70~80年代のアイドル歌手のレコード。
左から、ピンクレディー、西城秀樹、キャンディーズ、ですよね?
「ジュークボックス」が何なのか伝わるギリギリの年代が、おそらく私世代(平成元年生まれ)な気がします。
古い雑誌は私の家にもありますから、今後も少しづつ紹介していきますね。
郁恵ちゃん。若いわ。この『近代映画ハロー秋の号』は1978年発売の雑誌なので、当時19歳かと。
筆箱。
鉛筆削り器。クソ懐かしいわ(*'ω'*)
お祭りでボッタくってるお面。
ミルキーを食べて応募すると抽選で自転車がもらえてたらしい。
こ、これは、「ローラースルーゴーゴー」ではないですか。その名の通り、ローラーが付いてスルーしてゴーゴーする遊具ですよ(*'ω'*)。
1974年に発売され、テレビゲームも無かった当時の遊具としては非常に高価(現在の価値で1万数千円くらい)であり、子供たちの憧れの的でした。アニメ『ちびまる子ちゃん』にも登場します。
私が幼稚園の頃、園に5台くらいあったので、昼休みになると殴り合いの喧嘩をして奪い合っていたのを思い出します(*'ω'*)
1983年に発売された初代ファミリーコンピューター。
恐らく昭和20年~30年代の子供用グローブ。よくこんなガバガバのグローブで球取れてたよね。横には昔の近鉄バファローズの帽子が。
女の子の遊び、着せ替えセット。
一気に時代は新しくなって平成へ。フジテレビ『トリビアの泉』のへぇ~ボタン。このボタン欲しかったもん。そして、必ずしもこのボタンが出てくるとは限らない(大当たりがへぇ~ボタン)ところがこの系統のガチャポンのクソなところです。
こちらが館長の中西三男さん。
事前のネット情報で『館長は必ず1回はギャグを挟む』と調べていたので、どんなギャグが来るか楽しみにしていました。
館長さん『ほなこれ何か分かりますか?』
私『弁当箱ですか?』
館長『正解!弁当箱の中には何が入っちょる?』
私『‥‥白ご飯?』
館長『せや、飯(めし)やな。ほな、これ!』
と展示品の古いアルミの弁当箱から取り出したのがこれ
館長さん『弁当箱に入っちょるんは、飯(名刺)やな!(笑)』
お、おう‥(*'ω'*)。
ギャグが来ると分かっていても反応できないギャグ。それはまるで"まっすぐと分かっていても打てないストレート"のような諦めさえ感じます(∩´∀`)
終わりに…
館長の中西三男さんの職業は写真屋さんですが、もっと具体的に言うと「遺影写真家」です。
【名作ドキュメンタリーをもう一度】#高知県 大豊町の中西三男さん。優しかった父にふさわしい遺影を残せなかった後悔から「 #遺影写真家 」として集落をまわって笑顔の遺影を写しています。#高知放送 #NNNドキュメント #日テレtheSOCIAL pic.twitter.com/OeSr2JoRW3
— the SOCIAL / ポジティブニュースをお届け📪 (@thesocial24) June 2, 2020
自ら集落を回り、遺影にふさわしい笑顔の写真を撮って回っておられます。写真を撮るだけではなく、高齢者の話し相手にもなっているそうです。
もし、大豊町へお立ち寄りの際は魅力たっぷりのお宝屋敷おおとよへ♬