【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。 今回は、京都の紅葉名所シリーズとして石庭で有名な世界遺産 龍安寺をひねくれながらご紹介していきます。
先日、あまり知られていないマニアックな観光スポット等持院(とうじいん)をご紹介しました。今回は逆に超有名スポット、石庭で有名な世界遺産 龍安寺に行ってきました。ひねくれ者だって有名スポットに出没するのです(*'ω'*)
<目次>
龍安寺の概要
龍安寺は、室町幕府の管領(幕府の役職)であった細川勝元が1450年に創建した臨済宗妙心寺派の禅寺です。石庭で有名ですけど、正確な築造時期や作者、作庭意図はよく分かっていません。
1975年にエリザベス2世が龍安寺を公式訪問した際に石庭を絶賛しちゃったので、世界的に有名な庭園となりました。1994年には「古都京都の文化財」の1つとしてユネスコ世界遺産に登録されています。
<龍安寺の情報>
電話:075-463-2216
住所:京都府京都市龍安寺御陵下町13
時間:3月1日~11月30日:8時~17時(17時30分閉門)、12月1日~2月末日:8時30分~16時30分(17時閉門)
料金:大人・高校生500円、小・中学生300円
龍安寺へのアクセス&駐車場
<バスの場合>
〇JR・近畿日本鉄道 京都駅から
→市バス 50番系統 立命館大学前下車 徒歩7分
〇阪急電鉄 大宮駅から
→市バス 55番系統 立命館大学前下車 徒歩7分
〇京阪電鉄 三条駅から
市バス 59番系統 龍安寺前下車すぐ
<路面電車の場合>
京福電鉄 龍安寺駅下車 徒歩7分
バスツアーでも御用達なので、大型バスが停められるレベルの大きな駐車場が整備されています。自家用車の場合、参拝客に限り1時間無料で停められます。
最も、個人旅行の場合、京都を自家用車で廻れば各地で駐車料金をむしり取られ続けますので公共交通機関で行きましょう(*'ω'*)
石庭までの道のり
観光地によっては入場していきなりお目当ての景色が現れる場所もありますが(私はそのような観光地を"最初からクライマックス系観光地"と呼んでいる)、龍安寺はお目当ての石庭まで結構距離があります。ダルいです(*'ω'*)
山門に料金所があります。
江戸時代中期に建立された山門。山門をくぐってからも多少距離があります。ダルいです(*'ω'*)
紅いわ(*'ω'*)
石段を上がった先がお目当ての石庭です。
お目当ての石庭へ
靴を脱いで上がります。
龍安寺レベルの有名スポットだと、自分の靴を誰かが履き間違えていっちゃうんじゃないかというほのかな心配が観光中ずっと襲ってきますが、その緊張感が人を成長させるのです。もちろん、意味不明な事を言っているのは重々承知です(*'ω'*)
龍安寺に関する史料が展示されてます。
ミニチュア石庭がありました。目の不自由な方が触って楽しめるように設置されているものです。
では、お目当ての石庭です。
あぁ~んっ(*'ω'*)
ちなみに、観光客さんたくさんいます。
縁側に座って観るスタイルです。この縁側に布団を敷いて欲しい。
さて、この庭園ですが、実に素晴らしい構図になっています。俗に言う"黄金比"ってやつです。庭園の縦横比が「1:1.618」になっているのです。
出典:龍安寺 石庭 実は15石を同時に眺められる石庭だった(京都府)-庭園ガイド
この「1:1.618」の比率は最も美しい比率とされ、例えばギリシャのパルテノン神殿もこの黄金比となっています。
この黄金比に整備された石庭に、これまたバランスよく15個の石を使って5個の小島を表現しているのです。
手前の石は大きく奥の石は小さめの物を使うことで遠近を表現しています。ってことを写真に写っているズッコケ3人組にも教えたいです(*'ω'*)
【新品】ズッコケ三人組の大運動会 ポプラ社 那須正幹/作 前川かずお/原画 高橋信也/作画
庭園の反対側は方丈(居室の意味)です。観光客さんはみんな石庭ばっかり観て満足しちゃってるんですが、お部屋の方にも注目してあげてください(*'ω'*)
広いもん、ボウリングできそう。
世界遺産に指定されているので、防災対策はバッチリです。
たぶん夏場はボウフラが沸きそうですけど、そんなの知ったことではありません(*'ω'*)
境内にある鏡容池(きょうようち)、大昔はお公家さんがここで舟を浮かべてパーティーしていたみたいです。お公家さんってすぐに舟を浮かべたがるイメージがあります。
春は桜、秋は紅葉、夏はスイレン、冬はクソ寒いと四季折々の景色が楽しめます。回遊式になっているのでほふく前進で池の周りをグルっと1周出来ますけど、もちろんめんどくさいのでスルーしました。皆様がお越しの際は4回転半くらい決めちゃってください(*'ω'*)
終わりに…
駐車場へ戻ると、ブログで言う【他のおススメ記事はこちら】みたいな感じで、『他のおススメ観光地はこちら!』とご丁寧に他寺院の案内板が掲げられていました。アクセス数アップと入場者数アップ、考えることはブログも寺院も同じようです(*'ω'*)
看板に掲げられている等持院に関しては、当ブログで紹介しております。
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