【ざつだん!】シリーズは、私ツベルクリンが日々考えていることを垂れ流していく日常系記事シリーズです。今回のテーマは「学校の遠足のおやつ(お菓子)って学校から配布されてたよね?」です。
学校生活で一番テンションがあがるのは校庭に犬が迷い込んだ時ですよね!その次がたぶん遠足だと思います。遠足でテンションの上がる理由の1つに、お弁当の他におやつを持っていく事が出来たからだと思うんですよ(*'ω'*)。
ここで皆様にお聞きしたいのですが、遠足のおやつって誰がどのように準備していたか覚えていますでしょうか?別にアンケートをとったわけではありませんが、大多数が「〇〇〇円以内で好きなお菓子を購入し遠足当日までに各自準備しておく」であったと勝手に推測しております。この大前提があるので『バナナはおやつに入りますか?』ってネタが浸透しているんだと思うんですよ(*'ω'*)。
ただね、私は過去の遠足において1度もおやつを準備したり前日買いに行ったりしたことがありません。なぜなら、遠足のお菓子は遠足当日の朝に先生から生徒全員に配られていたからです。私が小学生時代の話なので25年以上前の話です。
イメージとしては ↓ こんな感じで
出典:【楽天市場】駄菓子 お菓子 詰め合わせ 子供向け 440 (0225)『ラッピング袋に変更可能』:Smile菓彩
透明な袋の中にお菓子が何種類か入っていて、遠足の日の朝、朝の会で先生がお菓子セットを子供たちに配る…ってのが私の小学生時代の遠足の日の光景でした。
公立学校のルールに関しては市町村の教育委員会の管理下によって決められますから、少なくとも私が小学校時代に住んでいた地域の全ての小学校は、遠足のおやつは学校から配られていたということになります。
なので、繰り返しますが大人になるまで私は"おやつは〇〇〇円まで!"というルールの意味が分からなかったのです。『何言ってんの?遠足のおやつとか学校から配られるでしょw』って思ってました。
"どうやら他地域では遠足のおやつは自分で買ってくるものらしい‥"という事実を知ったきっかけは、漫画『ちびまる子ちゃん』の遠足に関する話を読んだ時です。
30歳過ぎてから甘納豆の美味しさが分かりました(*'ω'*)
おぼろげな記憶をだどってどんなお菓子が当時入っていたか思い出してみましたが、
コアラのマーチ
出典:駄菓子「ロッテ コアラのマーチ・チョコ」(駄菓子の通販 問屋やまぐち)おもちゃの卸売
森永のムーンライトクッキー(大きめの箱ではなく、遠足用サイズみたいな感じで細長い個包装に4枚入っていた)
おにぎりせんべい
ハイチュウ
森永製菓 ハイチュウ ストロベリー 12粒 ×12個賞味期限2024/11
ビスコ
50円 グリコ 5枚ビスコ クリーム [1箱 20個入]【お菓子 おやつ びすこ まとめ買い 箱買い ポイント消化 景品向け ノベルティ向け アミューズ 白 赤】
毎回お菓子の内容は変わっていましたが(おにぎりせんべいがかっぱえびせんになったり…とか)、だいたいこんな感じのお菓子が透明な袋に入れられて子供たちに配られていたのです。
私の通っていた小学校では、遠足以外でも林間学校(自然宿泊体験)や修学旅行においても学校からおやつが配られていました。しかも、数日分になるので上記の内容の数倍のお菓子が大きめの袋に詰め込まれて入っていたのです。
というのも、遠足などでお菓子を学校側から配る理由の1つに、「遠足の日は給食が無いので該当日数分の日割りした給食費を保護者には返さずにお菓子購入費に充てている」という側面があるからです。
給食費に関しては各市町村で徴収の方法や計算方法が全く違うので一概には言えませんが、基本的なスタンスとしては1年分の給食費を12で割った分を毎月引き落とす…的な感じだと思います。"給食無かった日の分をいちいち計算して返すのはめんどくさいからお菓子に替えちゃえー!"的なヤツです(*'ω'*)
なお、今現在私が居住している市町村の小学校は、◯◯◯円以内スタイルらしいので(私の配偶者は小学校の先生なんで聞いた)、遠足のおやつ対応に関しては時代によるものというより地域性によるものが大きいと言えます。『最近の小学校では〜』という事では無い、と付け加えておきます。
「遠足のおやつ学校配布スタイル」のメリットとしては、
- おやつを買いに行く手間が省ける
- スーパーや駄菓子屋で買うより安い(一括でまとめて購入するため)
- 全員が同じお菓子なので各家庭の経済格差が反映されずに済む
- 全員が同じお菓子なのでおやつ交換イベントが発生しにくくなり、それに伴う児童間のトラブルが起きにくくなる
- どう考えても指定金額以上のおやつを買ってきてるだろ、的なルール違反が発生しない。
まあ、こんな感じでしょう。④に関しては、おやつ交換に伴うアレルギー問題が挙げられます。
出典:【管理栄養士監修】おやつ交換をするときは - 君とごはん
出典:かつてはOKだったおやつ交換が禁止!?今の子どもを取り巻く遠足事情 | ママスタセレクト
↑ 上記漫画を見て頂ければ何となく問題点が浮かび上がってくるとは思います。全員が同じお菓子を持っていればおやつ交換なんてイベントも発生しにくくなる、って考え方ですね。
5に関してですが、学校からおやつが配られるのに、わざわざ家からおやつを持ってくるようなアウトローは少なくとも私の時代にはいなかったように記憶しています。
私はこのおやつ学校配布スタイルに関しては大大大大大大大大賛成なんですが、ネット上を検索してみると結構批判的な意見が散見されます。
- お菓子を選ぶ楽しみが無くなる
- 指定金額以内で買い物するという学習の機会が無くなる
みたいな意見です。
これらの意見に私なりに反論するとすれば。
・お菓子を選ぶ楽しみがなくなる
→むしろ「遠足のお菓子何が入っているのかなぁ?」っていう楽しみがある。学校が配るおやつは毎年絶妙なセンスがあったので、不満は無かった。
・学習の機会が無くなる
→そんなの遠足以外で各家庭でお金の学習の機会を設ければいい話。また修学旅行でのお小遣い制度でも十分学べる、
こんな感じになります。
このおやつ配布スタイルは令和になった現在でも一部地域では存続しています。ちょっと気になるのが、最近給食費を無料にする自治体が増えてるじゃないですか。遠足おやつ配布スタイルの自治体がもし給食費の無償化に踏み切ったら、おやつはどうなるんですかね?
これも個人的な意見ですが、私は無理して給食費は無料にしなくてもいいと思っています。給食費は日割りにするとだいたい200~250円前後です(自治体による)。250円以内で栄養を考慮した食事を毎日各家庭で準備するのってダルくないですか?そしてたぶんこの250円の中には光熱費とか水道代とか給食の先生の人件費などは含まれていないと思います。すでにある程度の税金が投入されている状態なのです。
ですから、私は給食に従事している方々に感謝の念を抱きつつ給食費を払いたいと思っています。変に無償化にして栄養面で劣るような給食が作られる事態になることは避けたいのです。そして、遠足の日の給食費は返さなくていいのでそのお金でおやつ買ってくださいね♬ってスタンスです。なんだかんだで図々しい奴です(*'ω'*)
ちなみに今現在の私のおやつを選ぶときの基準は「〇〇円まで」ではなく「〇〇カロリーまで」になっちゃってます。子供のみんな!大人になるって恐ろしいことなんだぜ(*'ω'*)