【子宝観音シリーズ】は、全国各地の子宝観音をご紹介していくいたって真面目なシリーズ記事です。今回は浮気封じにも効くと言われている熊本県の弓削(ゆげ)神社をご紹介していきます。
久しぶりの新しいシリーズです。ただ新しいシリーズとは言っても、今まで【ツベルクリンwalker】シリーズの中で紹介してきた子宝観音をスピンオフとして独立させたシリーズです。
子宝観音とは、子授けや安産にご利益があるとされている観音様のことです。ただ、祀られているのは場所によっては仏様だったり(=寺)、神様だったり(=神社)するので、当ブログはそういうのをごちゃまぜにして、子授けや安産にご利益がある宗教施設をまとめて【子宝観音シリーズ】として紹介していくスタイルをとります。
過去の子宝観音シリーズはこちら
いやあ、内容はファンキーというかギンギンなんですけど、本当に真面目にやってるんですよ(*'ω'*)。
というわけでよろしくお願いします
<目次>
弓削神社のアクセス
どう考えたって自家用車でしか行けません。ってかたいていの子宝観音は辺鄙な場所にありますからね。ブログのネタのためにわざわざ出向いているこっちの身にもなってください(*'ω'*)
この神社、熊本市内を流れる大きな川、白川沿いに鎮座をされているんですけど
地形的に言えば、突起部分の先っぽにあるんですよね。まるで何かを暗示しているような‥(^v^)。
神社入り口です。自家用車で来たんですけど、鳥居がクソ邪魔です(*'ω'*)
すれ違いが難しそうな細い道を進みます。
子宝観音の多くは自家用車でしか行けないような場所にあるくせに、駐車場が無かったりするんですけど、ここは停め放題です。
弓削神社の紹介
全体図です。行ったのは日曜日なんですけど誰もいません(*'ω'*)
ここから見ると普通の神社なんですよねぇ~(*'ω'*)
雰囲気はすごくいいよ、とてもアレを露出しようなんて思わないもん(*'ω'*)
ここで夜泣き貝と呼ばれているものはキセルガイという細長いカタツムリのような貝です。この貝を赤ちゃんの枕の下に入れておくと夜泣きが収まる、って設定みたいです。そんなんで夜泣きが収まるのなら苦労はしませんよね~。
なお、私はまだ薄暗い明け方に始発列車の音を聞きながら静かに涙を流すタイプの人間です(*'ω'*)
ぱっと見た感じ、夜泣き貝はいませんでした。
裏側からも。
御祭神は女帝の孝謙天皇です。歴史好きの方だったら孝謙天皇って聞いただけで『あっ‥(察し)』ってピンときます。
いつもだったら看板の写真をアップしただけで"勝手に読んどけや"スタイルで終わっているんですが、看板の説明が濃厚なので引用します。
"弓削は古代弓削部(=弓を作っていたところ)の置かれたところで伝説によるとその昔、この里に藤子という妖艶華麗な姫が住んでいました。
ある日、朝廷を追われた法王(弓削の道鏡法師)が出身地の弓削部を訪ねて偶然、藤子姫を見染め、深い契りを結んだのでした。
それからというものは藤子姫の献身的なもてなしと交合よろしきを得て、さすがの大淫蕩をもって知られる道鏡法師も以来良き夫となり、この里に安穏の日々を送ったということである"
「さすがの大淫蕩」とかいうパワーワード(*'ω'*)
孝謙天皇と道鏡法王についてよく言われている俗説も踏まえて簡単に説明すると「女帝である孝謙天皇の病気を祈祷で治して以降、孝謙天皇のお気に入りとなり自らが皇位に就こうとさえしたがやがて失脚した」となります。女帝のお気に入りとなった要因として昔から言われているのが、道鏡が"巨根"の持ち主だったということです。
まあ、実際のところは道鏡法師が熊本を訪問した記録が残っていないので、伝説の域を出ない話ではあります。そもそも道鏡が言うほど大悪人で巨根だったのかはフィクションな部分も結構多いとされています。
お守り授かり所です。日曜日ですけど誰もいません。「マスク着用願います」の看板が苔むしてます。コロナが流行してからもう5年になりますからね…。
ところでどんなお守りが販売してあるんだろう?
『あっ‥(*'ω'*)』
ご本殿です。パッと見は普通に見えます。
右側に大きな赤いモニュメントがあるけどなんだろ~?(*'ω'*)
当ブログでは、これまでこういう形状のものを『これは何だろう~(棒読み)』とはぐらかしてきましたが、ここまではっきりとご鎮座されると誤魔化せないので断言しますね。
これは、おちんちんです(*'ω'*)
おちんちんです(*'ω'*)
弓削神社のミニ鳥居
そして脈絡も無く現れるミニ鳥居。どうやらこの鳥居をくぐることが出来れば腰痛が良くなるとのこと。奈良の東大寺にも柱にくぐり穴ってありますよね。日本人って何かくぐりたがる民族みたいです(*'ω'*)
『こんな小さな鳥居をくぐろうとしたら逆にギックリ腰になるんじゃ‥』って思った方、正解です。
サイズ感はこんな感じ。
性器納め所
敷地内には「性器納め所」的な字面だけでファンキーな場所があります。
もうギンギンです(^v^)
おちんちん×3
この納め所の前に置いてある一番大きなおちんちんについての説明書きです
夫婦の願いごとを叶えるためには、このギンギンになった男根にまたがってなでなですると良いらしいです。そうすると、夫婦円満になって夫のおちんちんが強化されるみたいです。どういう理屈よ(*'ω'*)
下から見上げるとそれはそれは壮観です。
「性器奉納」とかいう狂った風習について説明がなされています。元々この神社には、処理に困るほど大量の性器の置物が奉納されていたみたいですが、1953年の大洪水によって性器の大半が流されてしまったとのこと。
この大洪水は北部九州に甚大な被害を与えたわけですが、神社から性器が大量に流出する光景は、不謹慎ですが興味があります。
令和の現在でも性器は奉納されているんですけども、ちょっとニュアンスが変わってきていて
この柵の向こう側に大量の性器(をかたどった物体)が見えるんですけど、性器に釘が打ち付けられています。
この神社は浮気封じにもご利益というかエグいパワーがあって、夫に浮気をされた妻が二度と夫が浮気をしないように、性器に釘を打ち付けて奉納しているようなのです。
写真を拡大すると分かりますが、おびただしい量の釘が打ち付けてあって、もうそれはそれはアレです。血眼になって釘打ち性器を奉納しに来た女性と鉢合わせしなくて良かったです。
私は他人が書いた絵馬を眺めるという悪趣味を持っています。ネットの情報だと過去には、特に浮気封じに関する願事と言うか怨念がびっしりと書かれた絵馬が奉納されていて雰囲気的にアレだったみたいですが、私が訪問した際は安産祈願のようなハートフルな絵馬だけしかなかったです。怨念が結願したみたいで良かった良かった(*'ω'*)
『高校絶対合格!』
たぶん、たぶんですけど、この願いはこの神社では管轄外な気がします。ユニクロで『ファミチキください!』って叫んでいるようなものです(*'ω'*)
終わりに…
境内に男性器の俗称を連呼するだけで爆笑しちゃう世代が好きそうな柄の水筒が忘れ去られていました。早く見つけてあげてください。