【同情するなら土産くれ!】シリーズは、現役添乗員おススメの日本各地のお土産を紹介していくシリーズ記事です。今回は、東北地方のお土産をご紹介していきましょう。
前回の北海道編はこちら(2020年8月更新済)
東北地方編では、とりあえず各県1つずつお土産をご紹介していきます。
<目次>
気になるりんご(青森県)
青森県といえば、生産量日本一のリンゴが有名です。と言うより、リンゴしかありません。そのリンゴを丸ごと1個使ったお土産が「気になるリンゴ」です。リンゴ丸ごと1個ぶち込むとは、さすがねぶた魂溢れる県です。
私が好きな北海道のローカル番組『水曜どうでしょう』の企画である「対決列島」内で出てきたお土産です。
水曜どうでしょうをご存知無い方のために
対決列島という企画は、ローカルタレントの鈴井さんと番組ディレクターが早食い対決しながら日本を縦断するもので、若き日の大泉洋さんが出演しています。
この気になるリンゴを手に持った時の大泉洋さんのコメントがこちら
お土産としてはもちろん、鈍器としても使用できます。ぜひ、気になる人に砲丸投げスタイルで投げつけましょう。
かもめの玉子(岩手県)
かもめの玉子ミニサイズ 9個入×3箱セット ホワイトチョコでコーティングした甘〜い玉子
岩手県大船渡市のさいとう銘菓が製造販売しているのがこの「かもめの玉子」。ホワイトチョコをコーティングしたカステラ生地で黄身餡を包んだお菓子です。大船渡市の海岸を飛ぶ海カモメをモチーフに名付けられました。
大きさはその名の通り卵くらいです。先ほど紹介した気になるリンゴは砲丸投げスタイルで投げつけますが、かもめの玉子を本気で投げつけたらたぶん割とケガします。
こういった、定番のお菓子には「定番じゃない変わり種の味」というのが存在します。春はイチゴ、夏はメロン、秋は栗、冬はみかん。やっぱり私のオススメは秋の栗味ですわ。
バター餅(秋田県)
秋田県のお土産としては、「きりたんぽ」「なまはげせんべい」なんかが有名ですが、このブログではそういうのには目もくれず、「バター餅」なるものをご紹介いたします。
実は、添乗員の私も最近まで知らなかったお土産です。たまたま秋田県の旅館に泊まっている時に、テレビから流れてきたローカルニュースの中で、その存在を知ったのです。
ニュースを見て興味を持ち、バター餅を購入してみたのです。大変面白い味でして、バターの風味が口の中に広がって困惑します(*'ω'*)。聞くところによるとバターを餅に練り込むと、餅が硬くなりにくいらしいのです。『バターライスがあるのだから、バターを餅に混ぜたって良いだろう』という秋田県人のグローバルな思考には脱帽です。
上でリンクを貼ってあるバター餅は、露月堂というメーカーの商品で、個装がしてないんでちょっとマイナスなんですが秋田空港でも販売しているので、ぜひご覧ください。なお、どれくらいの人が秋田空港を使ったことがあるのか?という点には触れません。
『食べるのはちょっと‥』と言う方にはこちらをお勧めします。
【3点セット】のぼりポール(竿)と立て台(16L)付ですぐに使える(新)のぼり旗 バター餅 (SNB-3909)
さすが楽天市場さん、バター餅のぼり旗という、どの需要に応えたのか分からない商品まで扱っています。これをご自宅の前に掲げれば、人がわらわら集まって来そうです。
さくらんぼきらら(山形県)
山形さくらんぼきらら 12個入り【あす楽 東北 山形 お土産 お菓子 さくらんぼゼリー お取り寄せ ギフト 定番 人気 おすすめ】【RCP】
青森県の気になるリンゴもそうですが、東北地方のお土産はどうやら『くだもの丸ごと入れればそれでOK!』感が漂うのが多いようです。この「さくらんぼきらら」もその1つです。
ご覧の通り、さくらんぼゼリーの中に丸々さくらんぼ1粒入れちゃったというお菓子です。まぁ丸ごと入れちゃったからタネもそのまま入っているわけです。今時スイカバーのタネですら食べられるのに。タネを飲み込んじゃうのは仕方ないとして、思い切りタネを噛んじゃって、奥歯にダメージが残らないか不安です。
ちなみに同じメーカーさんの商品で「ラ・フランスきらら」というのもあります。
山形ラフランスきらら 12個入り【東北 山形 お土産 お菓子 西洋梨 ゼリー】【RCP】
こちらは、ラフランスの果実の部分のみ入っているので、食べやすいのです。ちなみに山形県は、全国のラフランス生産量の80%を占めるラフランス王国です(さくらんぼは全国の生産量の70%。)
すなわち、根本的に山形県はラフランスの方を推すべきであり、現在のさくらんぼ王国を自称していくスタイルは間違っているような気がしてきました。ですが、全国のチェリーボーイ達のためにも、これからもさくらんぼ王国であり続けて欲しいと思います。
支倉焼(宮城県)
出典:http://www.sendaimeiten.com/
宮城県も「ずんだ餅」とか「笹かまぼこ」なんかが有名なんですが、このお土産評論家(いつから?:要出典)のツベルクリンが紹介するまでもないので、宮城県代表のお土産として「支倉焼」というのをご紹介します。
支倉焼の支倉とは、伊達政宗の家来でヨーロッパへの使節団員でもあった支倉常長(はせくらつねなが)から由来しています。社会科のテストには出さないので覚えなくていいです。お菓子自体は、くるみ餡をクッキー生地で包んだ一品。
宮城県仙台市のふじや千舟というお店が製造販売しています。ふじや千舟は、この支倉焼しか商品がありません。それくらい支倉焼に力を注いでいるのです。
ままどおる(福島県)
(仙台駅倉庫出荷)(常温商品)三万石ままどおる 12個入(楽ギフ_のし)東北 福島 お土産 みやげ 東北みやげお菓子 スイーツ グルメ おとりよせ お取り寄せギフト お年賀 お中元 お歳暮
他の県に関しては、『どのお土産を紹介しようかな〜?』という迷いは多少あったりしたのですが、福島県に関しては「ままどおる」一択です。
ままどおるとはスペイン語で、乳を飲む人という意味があり、ミルク餡とカステラ生地の相性は抜群です。
なお、福島県民のみなさんは「ままどおるの歌」が歌えます。
歌っているのは歌手の井上あずみさん。『君をのせて(天空の城ラピュタ)』『となりのトトロ』などを歌っています。15秒間のCM中、ひたすら「ママ」ってささやきかける母性愛垂れ流しの曲です。
終わりに…(2020年8月追記)
以前、仙台空港で東北のお土産たくさん買って、そのお土産が入った紙袋を空港のどこかに置き忘れてきたことがあります(3年くらい前の話)。もし、見つけた方は私の元までご送付いただければ幸いです。
先日リライトした【同情するなら土産くれ!】の北海道編の記事において、もしもアフィリエイトの収益が発生していました。あんなにひねくれながら紹介したのに、買ってくださる方がいらっしゃったんですね。ということは、褒め称えながら商品を紹介するよりも、侮辱しながら紹介していった方がもしかしたらもしかするかもしれません(責任は持ちません)
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