【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。今回は、学問の神様である菅原道真を祀る「太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)」にスポットを当てていきましょう。
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日頃は添乗員としての仕事で観光地を回っている私ツベルクリンでございますが、この記事は仕事とは離れて個人的に取材した福岡県の観光地をご紹介していきます。2019年10月にアウトローな都道府県である福岡県を回ってきました。その全6回を予定しており、今回は第5弾記事です。
福岡県の寺社仏閣の中で最も参拝客が多いのは、福岡県太宰府市にある太宰府天満宮です。ここには学問の神様である菅原道真(すがわらのみちざね)が祀られており、毎年E判定の受験生が藁をもつかむ気持ちで最後の神頼みに訪れる場所です。
今回は、その太宰府天満宮をお参りし、私が全国の受験生に成り代わって合格を祈願してきました。もし、当ブログをご覧の受験生の方がおられましたら、こんなクソみたいなブログ読んでないで勉強しろ(*'ω'*)。
<目次>
太宰府天満宮へのアクセス&駐車場
太宰府天満宮へのアクセスは、自家用車もしくは電車が便利かと思います。自家用車で訪問する場合、確実に停められると予想されるのが大宰府駐車場センターです。
大型バスも停められるスペースがあります。自家用車は1回500円です。太宰府天満宮まで徒歩10分ほどかかりますが、参道を見ながら行けるのでおススメです。ここが満車なら諦めろ(*'ω'*)。
また、後述しますが参道の途中に西鉄電車の大宰府駅があります。
駐車場にはお手洗いと早速お土産屋さんです。博多の銘菓通りもんを売りつけてきます。
参道を歩いてみよう
寺社仏閣をお参りするときに楽しいのが参道巡りです。むしろ、参道巡りのほうがメインみたいな感じさえあります。
博多明太子メーカーの福太郎のお店です。ここでは、福太郎の主力商品であるめんべいを販売してあります。
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でもね、いくらめんべいが美味しいからってソフトクリームにぶち込んじゃダメだと思うの('ω')。
参道の途中に西鉄電車の大宰府駅があります。神社っぽいたたずまいです。
都合のいい泥棒ネコのお店もあります。
訪問したのは日曜日でしたが、これで人出は少ない方です。
なんで大宰府に来てまでジブリなんでしょうね?ジブリショップを作ればみんな買うと思ったら大間違いです。もちろん、私はトトロのハンドタオルとクリアファイルしか購入してませんけどね!
太宰府天満宮の参道で有名なのが、このデザインの制作意図が分からないスターバックスコーヒーです。
もちろん、写真を撮るだけ撮って、コーヒーは注文しないのがインスタ映えさんのお決まりです。
参道の途中に「かさの家」さんが見えてきました。太宰府名物「梅が枝餅」のお店です。
梅が枝餅とは、焼き餅の中にあんこが入った餅のことです。梅は入っていません。参道にはたくさんの梅が枝餅屋さんがあります。どの店が元祖とか本物とかはなく、協同組合に加盟しているお店しか"梅が枝餅"と表記できないので、基本的に参道にあるすべての梅が枝餅は本物です。
行列に並ぶのはめんどくさいので先へ進みます。
鳥居が見えてきたらそろそろ境内です。
太宰府天満宮に一番近い場所にある梅が枝餅屋さん「寺田屋」。ツアーでも天満宮はよく来るのですが、私はだいたいここで梅が枝餅を購入しています。
1個130円です。焼き餅なので外はカリッとしており、人に投げつけると多少危険を伴うレベルです。
太宰府天満宮をお参りしよう。
参道を通り抜けると境内です。
境内図です。参道より鳥居をくぐると現れるのが朱色が美しい太鼓橋(たいこばし)です。
この橋は、手前から過去→現在→未来を表しているのだとバスガイドさんが言ってました。
ですから、太鼓橋を渡る際は決して振り返ってはいけません。それは過去を振り返ることになるのですから…。帰る際も太鼓橋を逆走せずに別のルートから帰りましょう。って言ってるそばからふなっしーは振り返ってるんですけどね。
楼門の手前に手水舎がありますのでお清めしてから中へ入りましょう。
ご本殿です。そして、ここに菅原道真は眠っているのです。太宰府天満宮は神社であり、道真公のお墓でもあるのです。
菅原道真は平安時代に活躍した政治家です。その能力の高さを疎んじられ藤原氏より難癖をつけられ、かつて存在した朝廷の出先機関であった大宰府に"左遷"させられました。そして、この地でその生涯を終えました。
その道真公を慕って京都から飛んできちゃったと言われている梅です。通称、「飛梅(とびうめ)」と呼ばれています。そんなアグレッシブな梅ですから、毎年フライング気味に開花しちゃいます。
受験生どもはここでお守りを買えますよ。
秘密のパワースポットへ
たいていの参拝客は、ご本殿をお参りしたら満足しちゃって帰っちゃうのですが、実は太宰府天満宮には秘密のパワースポットがあるのです。それは「天開稲荷」です。天への道が開ける神社ってヤバくないですか?そのままGO!GO!HEAVEN!しちゃいそうです。
ご本殿の右側より進んでいきます。
するとほとんど人がいない裏庭に出ます。
梅の時期は綺麗でしょうが、10月なので人はまばらです。
あんなに神聖で趣があった太宰府天満宮も、裏に来ると急に生活感を醸し出してきます。
天への道ですから当然上り坂です。昇天する前に膝が逝きそうです。
上り坂&石段のダブルコンボです。
分岐点があったらとりあえず左に進むってのは、当ブログのお決まりです(右側は帰り道です)。
そしてラストにこの急な石段です。本当にありがとうございました。
こちらがお社です。
お参りの方法ですが、手前に干支を書いた小さな鈴が12個あります。自分の干支の鈴を鳴らした後に、奥の大きな鈴を鳴らしてお参りしてください。
こんな感じで干支が書いてあります。お参りしている様子を観察すれば、『あの人イノシシか、ってことは今年36歳かな、結構歳いってんな(*'ω'*)』とその人の年齢がだいたい分かるシステムで複雑です。
お社の横には湧水が。天開水だそうです。これを飲みさえすれば昇天できますね!
すでにここで奥の院感いっぱいなんですが、さらに奥の院があるみたいです。
また石段を登って行きます。
このこんもりした洞窟の中に奥の院があるみたいです。
反対側から見てみると、古墳のようにも思えます。
中がどうなっているかは、自分で石段登って確かめにきてくださいね(´∀`)
終わりに…
私が受験生どもの代わりにお参りしてきましたので今年の受験生は安泰です。もし、滑った方がいらっしゃっても、それは自己責任なのでご了承くださいね(*'ω'*)。
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