【同情するなら土産くれ!】シリーズは、現役添乗員おススメの日本各地のお土産を紹介していくシリーズ記事です。今回はその【番外編】として、「買ってきたら怒られる不味い(美味しくない)お土産」をご紹介していきます。
世の中の99%のお土産は「美味しい」もしくは「普通」のお土産です。しかし、残りの1%、『おい!シェフを呼べ!!』と言いたくなるようなクソまずいお土産も存在します。今日はそんなゲロマズのお土産をご紹介して、被害拡大を防ぐことを目的とした啓発記事です。
『そんな記事を更新したら営業妨害ではないのか?』という正義感あふれるご意見があるかもしれませんが、問題ありません。なぜなら、まずいお土産を作るような製造会社は、"まずい"と呼ばれることにむしろ快感を覚えているからです。また、『そんなにまずいと言われるならば、あえて試してみよう』という一部の美食家の本能を呼び起こすこともできるのです。
では、ご紹介していきましょう。
<目次>
トドカレー(北海道)
出典:https://www.cbshop.jp/shop/chinmi/todo.php
カレーライス好きな人って多いですよね。給食の時、メニューで出たらおかわりをするために血で血を洗う争いがクラスで勃発していたと思います。
そんな、カレーライスを極限までまずくした商品がこの「トドカレー」です。見たら分かるように、トドの肉を使っているのです。
出典:www.news24.jp/articles/2018/04/02/07389446.html
北海道の北の方の地区では、トドさんはめっちゃ邪魔者です。魚を食いまくり、漁師がしかけた網をぶっ壊しまくる、もう最悪な奴らなのです。しかも、タラの白子の部分だけ食べるような美食家なのです。
やられたらやり返す、倍返しだ!精神で、漁師も駆除しているんですが、ただ駆除するだけなのもむかつくので、食べちゃおうという考えに至ったのです。
問題は、トドの肉はクソまずいということです。ツベルクリンも食べたことがありますが、トドの肉食べるのなら輪ゴム食べたほうがマシです。白子を食ってるくせにこの味とはむかつきます(/・ω・)
まあカレーはトドのまずさをごまかしちゃってる感があるので、100%トドを味わいたい方は「トドの大和煮」をどうぞ!
まずい棒(千葉県)
世の中、正直に言っちゃえば許されるだろう的風潮があります。その風潮にどっぷり浸かっているのが「まずい棒」です。
千葉県の私鉄、銚子(ちょうし)鉄道が製造販売しています。もちろん、本業は鉄道会社です
どの辺を走っているのか、路線図がこちらです。
出典:https://www.city.choshi.chiba.jp/kanko/guide/access/access.html
上のマップでいうと、赤〇で囲んでいる地域です。こんな場所で誰が鉄道なんか乗るんかい(;´・ω・)、という疑問が浮かびますが、その通りで誰も乗りません。
そこで、経営危機を迎えた銚子鉄道がお金を稼ぐために最初に売り出したのが「濡れせんべい」でした。濡れせんべい作戦は上手くいき、調子に乗った(銚子だけに)銚子鉄道が売り出した商品が、「まずい棒」なのです。
お察しの通り、某うまい棒のパクリであり、もうそのまんまなのですが、千葉県の端っこだからバレないだろうという目論見のもと、発売されました。でも、当ブログで紹介しちゃったので、もうすぐうまい棒の会社「やおきん」さんにバレると思います。銚子鉄道ざまあああああ( *´艸`)
まずい棒に興味がある方は公式HPからどうぞ!
たこやきようかん(大阪府)
出典:https://item.rakuten.co.jp/
新商品を世に生み出す際には、会社内で企画会議が行われることでしょう。その時に、いわゆる"お蔵入り"されて結局世に出ない商品は数多くあると思います。でも、たまに絶対アウトな企画やアイデアがお蔵入りせずに企画会議を突破しちゃうことがあります。その1つが「たこ焼きようかん」です。
ようかんですから、あんこが原料です。そして、それにソースと青のりが混入しているのです。"たこ焼き"ですが、"たこ"は入っていません。普通、たこ焼きにたこが入っていなければ訴訟問題に発展しますが、この場合、入ってなくてよかったとさえ思えてくるのです。
出典:https://item.rakuten.co.jp/senoya/4571488735198/
なんかコンニャクみたいな感じです。でもようかんですから、口に入れた瞬間、甘みとソースの香りと青のり感がタッグを組んで襲ってきます。
ちなみに、販売しているのは大阪の「せのや」という会社です。なんとこの会社、創業400年!。400年の集大成がこのたこ焼きようかんなのです。400年何考えて商品を販売してきたのでしょう?
生八つ橋のチョコミント味(京都府)
ツベルクリンは、"チョコミント"が死ぬほど嫌いです。なんでチョコとミントが出会ってしまったのでしょう。チョコとミントは幸せなのかもしれませんが、チョコはさっさとミントと別れてバナナと一緒に暮らすべきです。
西尾の八つ橋屋さんは、たくさんの種類の味を開発しているのですが、その西尾さんも「チョコミント」という悪魔に手を出してしまったのです。ミントが食べたけりゃクリアクリーンでもペロペロしてろよ!って感じです。
クリアクリーンナチュラルミントスタンディングチューブ( 130g)【クリアクリーン】
百歩譲って、チョコミントだけならまだいいでしょう。でも、生八つ橋だとそれに"あんこ"が乱入してくるですよ。チョコとミントがラブラブな所にあん子が2人の仲を邪魔してくるのです。そんなドロドロの三角関係を口の中でされたらたまったもんじゃありません。あん子は黙ってニッキとか抹茶と一緒になっておけばいいのです(´・ω・)
醤油サイダー(香川県・小豆島)
出典:www.oliveisland.jp/shopdetail/000000000143/
最後にご紹介するのは、香川県の「醤油サイダー」です。まず、「醤油を飲む」という行為が頭おかしいです。カレーは飲み物じゃないように、醤油もまた飲み物ではないのです。
ツベルクリンが最初に醤油サイダーと出会ったのは、友達4人で香川のうどん屋さん巡りをしていた時でした。うどん屋さんの前に自販機があって、そこにこの邪悪な清涼飲料水"醤油サイダー"が販売してあったのです。
じゃんけんに負けた人が、200円自腹で出して買う、という罰ゲームを思いついたのです。「罰ゲーム」と最初から言っている時点で、ある程度飲む前からまずいことが容易に想像できていたようです。
結果的に、ツベルクリンがじゃんけんに負け、200円自腹で買って飲んでみたところ、『もしかしたら奇跡的に美味しいかもしれない…』という一抹の期待を完全に論破してしまう強烈なまずさでした。
原料の醤油は小豆島で作られているみたいですが、まさか醤油自身も、自分がこんなまずい飲み物の原料に使われるなんて夢にも思わなかったようでしょう。『俺、しょうゆ豆(香川県の名物)に使われるといいな!』と夢見ながら醸造されたのに…(;´・ω・)
それでも気になるあなたは、こちらからどうぞ!
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終わりに…
今回ご紹介していきましたお土産には、くれぐれもお気をつけ頂きますようお願い申し上げます。また、『こいつと縁切りしたいなぁ~』という憎き相手がいましたら、『これ、めっちゃ美味しいよ!水も用意しないで一気に口の中入れて食べると美味しいよ!』と告げて渡してあげましょう。すんなり絶交出来ますよ♪