日常にツベルクリン注射を‥

現役の添乗員、そしてなおかつ社会科の教員免許を所持している自分が、旅行ネタおよび旅行中に使える(もしくは使えない)社会科ネタをお届けするブログです♪

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【ツベルクリンwalker】日本一の杉らしい「杉の大杉」と美空ひばり歌碑を見てきました【高知県大豊町】

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【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。今回は日本一の杉と称される「杉の大杉」と美空ひばりさんの歌碑を見てきました。

 

旅行へ行ってドライブしていると、お目当ての場所ではないけど、急に現れる観光名所ってあるじゃないですか。『時間もあるし通り沿いだから休憩がてら寄ってみようか!』的なやつ。

 

今回ご紹介する高知県大豊町の「杉の大杉」と「美空ひばり歌碑」は、そんな"急に道沿いに表れるちょっと寄ってみよう観光地"です。別に寄らなくても人生に何の影響も与えません。なので、高知県には悪いですが、この記事を読んでもう立ち寄った気分になって頂ければ幸いです(*^-^*)

 

 

<目次>

 

 

 

 

 

「杉の大杉」と「美空ひばり歌碑」へのアクセス&駐車場

 

 

香川県から高知県を結ぶ国道32号線、四国の真ん中付近を通るまさにド田舎っていうか秘境路線の道中に「杉の大杉」と「美空ひばり歌碑」が存在します。

 

高知自動車道の大豊icから車で5分、ほふく前進だと5時間の位置に「道の駅大杉」があります。

 

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こんな感じのド田舎感溢れまくる道の駅です。

 

 

 

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国道より赤の矢印に沿って側道へ曲がると杉の大杉へ行けます。

 

 


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この高知県大豊(おおとよ)町は、基本的に「杉の大杉」と「美空ひばり」をゴリ押ししてきます。看板の大きさを見りゃ分かります。ってか、これくらい大きな看板じゃないと、普通に通り過ぎますからね。

 

 


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『本当にこの道が観光スポットに通じる道なん?(*'ω'*)』と疑いたくなるような生活感溢れる狭い道を登っていきます。『対向車来たらどうしよう…』と心配になりますが、そもそもこんなとこ誰も来ませんから問題ありません。

 

 


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駐車場は上の写真のようにざっくりとした感じであります。駐車料金は無料です。

 

 


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こんなくそ辺鄙な場所に観光以外で来る奴なんていますかね?(*'ω'*)

 

 

 

日本一の「杉の大杉」をじっくり見学


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まずは日本一の杉と称される「杉の大杉」を見学しましょう。階段を上がっていくとあるみたいです。

 

 

 

何の下調べもせずに来たんですけど、てっきり無料で見られるものと思ってました。


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「大人¥200・小中¥100」

あ、お金をむしり取られるのね(*'ω'*)

 

 

振りかえると料金所っぽい建物がありました。

 

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中にはたぶんアラサーの私と同世代くらいの女性がいました。ここで料金を払ってから階段を上がります。

 

ってか、こんなクソ田舎の辺鄙な観光地の料金所で過ごしているアラサーくらいの女性、謎です(*'ω'*)。人生楽しいのかな?まあ、こんな場所に1人で来る私も料金所の人からしたら謎なんでしょうけど。

 


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神社の境内に杉の大杉は自生しているみたいです。

 

 


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誰もいません(*'ω'*)

 

 


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一見、しょぼい神社に見えますが、拝殿のしめ縄の上には一本ケヤキで作られた竜の彫刻が飾られており、その姿は一見の価値ありです。

 

『じゃあなんで彫刻のアップ画像が無いの?』と思われるかもしれませんが、もちろんそれは彫刻があること自体、帰ってきてネットで調べて初めて知ったからです。ひょっとすると、別に一見しなくてもいいのかもしれません。

 

 


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お目当ての「杉の大杉」。スマホのカメラじゃ入りきらないもん。

 

 


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杉の大杉は、推定樹齢3000年の夫婦杉です。左側が根回り20m、高さ60m。右側は根回り16.5m、高さ56mです。

 

 


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って説明が書いてありました。勝手に読んでおいてください(∩´∀`)

 

 

 

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境内にはお土産屋さんの残骸が。昔はお土産屋さんを経営できるくらいには人出があったんでしょうね。今は誰もいませんけど。

 

 


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木道が整備されていてぐるっと1周出来ます。何回転でもしちゃってください。

 

 


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えびすさんがお祀りされていました。

 

 


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通常の神社では願い事は心の中で言うものですが、ここでは『声を出して願いごとを申し上げご参拝ください』とのことです。それじゃ私の『頻尿が収まりますように‥』って願いごとがダダ洩れじゃないですか(*'ω'*)。

 

そして、『ご利益があります』と言いきっちゃう姿勢。素敵です。『99.9%ウイルス除去!(全てのウイルスを除去できるわけではありません)』さんも見習って欲しいです。

 


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美空ひばり歌碑へ


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杉の大杉から歩いて35秒くらいの所に、美空ひばり遺影碑&歌碑があります。

 

 

 

まだ美空ひばりが前座歌手として地方を巡業していた1947年(昭和22年)、この大豊町で美空ひばりは母と共にバス事故に巻き込まれてしまうのです。ひばり当時10歳。バスに乗っていた2人は大けがを負い、この大豊町でしばらく養生していたのです。

 

その際に、この大杉を訪れた美空ひばりは『この杉のように、日本一の歌手になるんだ‥』と願をかけ、その後、見事に昭和の大スターとなりました。ひばりの死後、1993年に彼女ゆかりの大杉の近くに遺影碑&歌碑が建立されたのです。

 

 

 

なんか『めでたしめでたし~』みたいになってますが、よくよく考えてみるとこの大豊町は「美空ひばりにとって事故に遭遇した思い出したくもない土地なのでは?」との疑惑が沸いてきます。


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でも桜は綺麗なので、そのあたりの事は何も考えないことにします(*'ω'*)

 

 


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美空ひばりの代表曲『川の流れのように』の歌碑です。

 

 


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となりには遺影碑。右下に何か核のボタンみたいなやつがあります。

 

 


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3つボタンがあります。ボタンを押すと美空ひばりの曲が流れてくるシステムです。『川の流れのように』『竜馬残影』『悲しき口笛』の3曲から選べます。

 

 

とりあえず『川の流れのように』を押してみました。すると、予想していた16倍の大音声でド田舎の大豊町に鳴り響きました。

 

 

押したのが恥ずかしくなるレベルの音量。しかも、ワンフレーズもしくはワンコーラスかと思いきや、まさかのフルコーラス。たった1回ちょっと押しただけで5分近く大音響で鳴り響きます。まあ、誰もいないド田舎で良かったわ(*'ω'*)

 

 

 

 

終わりに…

 


www.youtube.com

 

取材へ行っても何かピンと来なかったら記事にしない「没ネタ」が私の場合、今までいくつかありました(スマホに写真だけが眠ってます)。

 

本当はこの記事も「没ネタ」にしようと思ってたんですけど、予期せず入場料200円搾り取られちゃったのが悔しくて悔しくて、記事にしちゃいました。あわよくば、この記事の広告収入で200円の入場料をカバーできれば、これ以上の幸せはございません(*'ω'*)

 

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