【保存版】シリーズは、筆者であるツベルクリンが色々なジャンルのネタを好き勝手に書いていくシリーズ記事です。今回は「添乗員が教える旅行中に役立ちそうな豆知識」をお伝えしていきます。
恐らく読者の皆様はこういう記事を待っていたのではないのでしょか?たぶん、待っていませんよね、すいません(´・ω・`)
ある人にとっては常識で当たり前のことでも、ある人には新鮮な知識ってありますよね。旅行業界においても『こんなん当たり前のことだよね~』と思ってることが、もしかしたらある人にとっては新鮮な知識だったりすることもあるかもしれません。
今回は、ツベルクリンが『こんなん常識だろ、わざわざブログで書くこたぁねぇ~よ(∩´∀`)』と思っている旅行中に使える豆知識をご紹介していきたいと思います。ですから、タイトル的に『何かすごい豆知識を教えてくれるんじゃね!ワクワク(*'▽')』と思った読者の方がいらっしゃるかもしれませんが、そういうブログではないのでご了承ください。そして"もしかしたら知らない情報もあるかもね"くらいの気持ちでご覧頂ければと思います。
<目次>
- 新幹線の座席は外せるし、バスの座席も外せるよ!
- 飛行機の座席は機内で変わってもいいよ!(ただし‥)
- 空港のカードラウンジは到着後も使える
- 飛行機で乗継する場合は預けた荷物は最終到着空港まで勝手に運ばれるよ
- ホテルはチェックイン前もチェックアウト後も荷物を預かってくれるよ!
- 終わりに‥
新幹線の座席は外せるし、バスの座席も外せるよ!
2018年の6月、新幹線の中で乗客が暴漢にのこぎりで襲われる事件が発生しました。その時にネット上で散見されたのが『新幹線の座席は外せるよ、それを盾に出来るよ!』という情報でした。
ツベルクリン的には『え?新幹線の座席が外れるのってみんな知ってるんじゃないの?』と思ったのです。そんなのtwitterで拡散するような情報ではない(そんなの常識)と思っていたのです。しかし、意外と知られていないようでした。
新幹線の場合、上の写真の座席の部分(お尻を乗せる部分)は、外すことが出来ます。
そして、同じように高速バスや観光バスの座席も外れます
外れるようになっているのは、おそらく洗えるようにするためだと思われます。皆様もバスに乗車する際は、ソフトクリームなどいかにも座席を汚しそうな物体を気安く持ち込まないようにお気を付けください。そして、もし緊急事態に陥った場合、外した座席をお腹に抱えて暴漢に突入してください(もちろん、無駄に抵抗するのはやめましょう)
飛行機の座席は機内で変わってもいいよ!(ただし‥)
最近は事前に飛行機の座席をネット上などで選べるようになりました。でも、自分で選んでおきながら、いざ飛行機に乗ってみると『あ!あっちの席空いとるやんけ!あっちの席に行きたいわ~』と思うことがあるかもしれません。
もちろん、航空会社は"公式"見解として座席移動OKなんて言っていません。ですが、機内で勤務しているCAさんにとっては、お客様がどこに座っていようが関係ないので、機内で席を移動することに対しては問題ないと思われます。
移動するタイミングですが、
①飛行機の扉が閉まってシートベルト着用サインが点灯するまで(20~30秒間)
②離陸後、シートベルト着用サインが消えてから
これは、国内線&国際線共通事項です。ただ、見出しにも(ただし‥)とつけているように注意せねばいけないことがあります。
①非常口座席への移動、もしくは非常口座席からの移動は避ける
②持っているチケットと違う席に座っていた際、万が一飛行機が墜落しちゃって遺体の判別が出来ない場合、本人特定が困難になる
非常口座席はこちら
非常口座席は魅力的な席で、ご覧のとおり足元クソ広いです。伸ばし放題です。そしてたいてい非常口座席の近くにCAさんが座るので、CAさんガン見し放題です(∩´∀`)
しかし、非常口座席には特に国際線の場合、ある程度CAさんの英語が理解できる人でなければ着席できません。非常口座席に座っている人には、緊急事態が発生した際に乗客の脱出作業を手伝う義務があるのです。ですから『非常口座席空いとるやんけ、座ったろ!』などと関西弁しか喋れない人が座ってはいけないのです。
そして、あんまり書きたくないですが、仮に飛行機が墜落した場合、飛行機会社は事前に登録されてあるお客様の座席情報を基に、身元判断を行います。おそらく、男女も判別できない状態でしょうからそうせざるを得ないんですが、違う席に座っていると違う家族のお墓に入れられる可能性もありますのでその点ご注意を!(^^♪
空港のカードラウンジは到着後も使える
これはとりあえず国内に限った話ですが、大きな空港にはクレジット会社がお金を出し合って運営している"カードラウンジ"なる優雅な施設があります。飛行機のチケットといわゆるゴールドカード以上のランクのカードを持っているお客様対象に、無料で使えるラウンジが存在するのです。
中は、上の写真みたいな感じになっており、基本的にソフトドリンクが無料です。空港によっては、ビールの提供さえも無料のところもあります。ゴールドカードを持っていたら使わない理由が無い、くらいの施設なのです。
恐らく、皆さんのイメージとしては『ラウンジは飛行機乗る前にしか使えない』と思われているかもしれませんが、実は乗った後も使えます。ただし、使える"条件"が存在します。使える条件は次の2つです。
〇カードラウンジがセキュリティエリアの"外"にあること
セキュリティエリアとは、上の写真のような保安検査場(身体検査&荷物チェックする場所)を通過した後のエリアのことを言います。飛行機乗った後は基本的にこのセキュリティエリアには入れませんから、ラウンジがセキュリティエリア"内"にある場合は、到着後は使えません。到着後に使えるのは、セキュリティエリアの"外"にある場合です。
そして、日本のほぼ多くの空港のカードラウンジがセキュリティエリアの"外"にあるので問題なく使えます。
〇セキュリティエリア内にあるけど、そのセキュリティエリアを通って到着口に行く場合(羽田空港の第1ターミナル限定)
ド田舎在住の方は使ったこと無いとは思いますが、羽田空港の第1ターミナル(JALが到着するターミナル。ANAは第2)に関しては、飛行機降りるとセキュリティエリアを通過して到着出口へ向かうようになっています。羽田空港第1ターミナルの場合は、到着出口に向かう前に、セキュリティエリア内にあるカードラウンジを利用できます(上の写真はそのラウンジ)。
なお、第2ターミナルは通過せず直接到着出口に向かうように建物が造られているので利用できません。
到着後、カードラウンジを利用する場合は、カードと使い終わった用無しの搭乗券を見せると利用できます。待ち合わせまで時間があるときなどに便利かと思います。
飛行機で乗継する場合は預けた荷物は最終到着空港まで勝手に運ばれるよ
飛行機に乗るときに、大きな荷物を預けることが出来ます。直行便の場合、もちろん荷物は到着空港まで運ばれます。そして、乗継をする場合も、基本的に荷物は最終到着空港まで自動で運ばれます。
「乗継」とは、電車でいう乗り換えみたいなもので、ある地点(空港)で違う飛行機に乗り換えることを言います。
佐賀空港(出発空港)→羽田空港(乗継空港)→新千歳空港(到着空港)
例えば、ど田舎佐賀県に住んでる人が『北海道行きたいわ〜でも佐賀空港から新千歳空港への直行便無いよね〜」となった場合、羽田空港で飛行機を乗り継ぐことが選択肢に入ってきます。佐賀→羽田便と羽田→新千歳便は使用する飛行機は違いますが、佐賀で預けた荷物は自動的に新千歳まで運ばれますよ…ということです(羽田で預けた荷物を受け取る必要はない)
これは、国際線でも同様です。
成田空港→仁川空港(韓国)→パリ空港(フランス)
この場合も、乗継の仁川空港で荷物を受け取る必要はありません。
もちろん、乗り継ぐ飛行機会社が同じ、または同じ系列の場合のみ有効です。例えば、ANA便からJAL便に乗り継ぎをする場合は、一旦乗り継ぎ空港で荷物を受け取る必要があります(違う航空会社を予約するような奇異な人はいないような気がしますが…)
なんでこういう話をしてるかというと、航空会社に荷物を預けた状態で、乗継する地域で遊ぶことも出来るのです。つまりは、こういうことです。
『佐賀空港から羽田乗り継ぎで新千歳まで行くけど、東京の友達とも会いたいな〜。よっしゃ、新千歳に向かう飛行機はあえて遅い時間の便を予約して、東京での乗継時間の中で遊んだろ!』
旅の達人なると、"あえて"乗継空港において乗継時間が長くなるような便を予約し、有り余る乗継時間を使って乗継地の観光をしちゃおう…と考える変態もいます。
乗継する場合、時間が許せば乗継する空港の外に出ることも可能です。荷物はもちろん航空会社に預けっぱなしです(そして勝手に乗り継ぐ飛行機に載せられます)。
飛行機の乗継は奥が深いです。要するに、
①飛行機の乗継の場合、荷物は勝手に最終到着空港まで行くよ
②時間があれば、乗継空港の外に出て遊べるよ
ってことです。これは国内線&国際線共通事項です(*'▽')
ホテルはチェックイン前もチェックアウト後も荷物を預かってくれるよ!
タイトル通りです。これも、ツベルクリンにとっては常識でありよく使う手法です。ホテルは通常、15時からチェックイン、10時チェックアウトの所が多いですが、15時以前もしくは10時以降でも荷物をホテルに預けることができます。通常、無料です。これは、国内&海外共通事項です。
例えば、ツベルクリンが東京や京都を1日観光する場合、到着したらまずその日チェックインする予定のホテルに出向き、荷物を預けちゃいます。身軽になってから観光スタートです。コインロッカー代もかからないし、ってかコインロッカーまで荷物を取りに行く作業も無いので楽です。
このワザは、ホテルがそんなに遠くではない際に使えます。ぜひお試しを!
終わりに‥
このように、『あれ‥もしかしてこの情報、あんまり知られてない?』と思えるような情報を今後も機会があれば垂れ流していきますのでよろしくお願いいたします。
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