【保存版】シリーズは、筆者であるツベルクリンが色々なジャンルのネタを好き勝手に書いていくシリーズ記事です。今回は、「添乗員が教える旅行中に役立ちそうな豆知識」の第2弾です。
前回の記事(その①)はこちらです。
前回に引き続き、ツベルクリンが『こんなん常識だろ、わざわざブログで書くこたぁねぇ~よ(∩´∀`)』と思っている旅行中に使える豆知識をご紹介していきたいと思います。
<目次>
- 飛行機の搭乗便変更に協力するとおいしいよ
- 機内食はおかわりできるよ(余っていれば)
- 団体ツアーの搭乗券でもマイル貯まるよ(条件あり)
- 帰省&Uータンラッシュの時期に新幹線の自由席に乗りやすい時間があるよ
- クレジットカードの海外旅行保険は合算できるよ(死亡保険以外)
- 終わりに…
飛行機の搭乗便変更に協力するとおいしいよ
飛行機を使用する際に遭遇するトラブルの1つに「オーバーブッキング」があります。航空会社が『あかん、予約取りすぎて座席数足りんわ‼︎』ってなる状態です。
例えば、飛行機の座席数が400席の場合、400人までで予約の受付をストップするかというと、そうではなく、余分に405人〜くらいから予約を受け付けるのです。理由は、『どうせ、何人か予約キャンセルするでしょ(๑・̑◡・̑๑)』と考えてるからです。
そして、たまに全くキャンセルが出ず予約数>座席数という絶望的な状況になっちゃう事があります。そういう時に航空会社はどうするかというと、オーバーブッキングしている飛行機に搭乗予定のお客様に対し、搭乗便を変更してくれないか(席を譲ってくれないか)アナウンスをかけます。
もちろん、お礼が出ます。お礼はこんな感じです。
○当日の時刻が遅い便への変更
→1万円の謝礼金(もしくは相応のマイル付与)
○翌日の便への変更
→2万円の謝礼金+宿泊代(ホテルは航空会社手配)+ホテルまでの交通費
謝礼金は、値段相応の航空会社のマイル贈与に変更可能です。時間や日程に余裕がある場合、協力するとめっちゃ美味しい話だとは思いませんか?ホテルも恐らく航空会社系列のホテルみたいな高級なホテルを用意してくれるでしょう。人の金で泊まるホテルは最高です(๑・̑◡・̑๑)
ただし、"荷物を預けていない人"が条件です。オーバーブッキングチャンスを狙いたい方は、荷物は機内持ち込みにしましょう♪
※なお、オーバーブッキングが起こりやすい路線は国内でいうと羽田⇆新千歳、羽田⇆福岡、のような需要が高い路線です。ど田舎路線はそもそもオーバーブッキングするほど予約が入らないのです
機内食はおかわりできるよ(余っていれば)
海外旅行に行くときに一番楽しみなのは、飛行機の中の機内食ですよね‼︎機内食食べたらもう日本に帰国していいくらいです。
ツベルクリンは、エコノミークラスで出てくる豚のエサみたいなクソまずい機内食が大好きです(๑・̑◡・̑๑)。でも、機内食って1人につき1人前しか出てきませんよね?長いフライト時間なのに、1人前しか出てこなかったら餓死します。
実は、機内食はおかわりできます。不足があったり異物混入してたりしたらマズイので多めに機内に積み込んであるんです。
おかわりしたい時は
『I would like to have another meal.Could I have one,please?(機内食おかわり欲しいんや!1つくれへんやろか?)』と言いましょう。旅行中に一番役立つ英会話ですね‼︎
なお、たまに『Nothing‼︎(ねぇ〜よ!このバーコードハゲが‼︎)』と返される場合もあるので、バーコードハゲの方はご了承ください。
団体ツアーの搭乗券でもマイル貯まるよ(条件あり)
マイルとは、搭乗した距離に応じて航空会社からもらえるポイントみたいなものです。マイルがたまると航空券と交換できたりします。まぁ、マイルについては、マイルを貯めることが生き甲斐になっているマイル変態な方々がいますし、そういうブログもありますから詳しくはそちらをご覧ください。そして、団体ツアーの搭乗券の場合、基本的にはマイルポイントは付加されません。
航空運賃は、様々な種類があります。定価の通常運賃であったり、早割運賃であったり…。同じランクの席でも購入者が支払っている料金は違うのです。そして、基本的に料金が安ければ安いほど制限が多いです。ここでいう制限とは、便の変更が出来ないとかキャンセルの場合取消料がかかるとかです。(逆に定価の通常運賃チケットは、変更出来まくりの融通効くチケットです)
そして、団体ツアー運賃の搭乗券は、一番待遇が悪くて、マイルポイントが付加されない事が多いのです(それだけ安いってことなんですけどね)。
しかしながら、最近の動向として、団体ツアー運賃の搭乗券でもマイルが貯まるようになりました。具体的に書くと、
○国内線
・ANAさん→通常の50%のマイル付加
・JALさん→マイル付加無し
○国際線
→たいていの航空会社で通常の50%マイル付加あり
マイルについては、それ自体のネタのみでブログを運営できるほど奥深い話題です。ちなみに、ツベルクリンはANAさんのマイルカードのみ保有しています。添乗員であるツベルクリンにとってはJALさんのマイルカードなんて持っていても宝の持ち腐れなのです。
帰省&Uータンラッシュの時期に新幹線の自由席に乗りやすい時間があるよ
お盆や年末年始の帰省&Uターンラッシュのニュース映像を自宅にこもって見るのが正しい過ごし方です。しかしながら、ラッシュの当事者の方もいらっしゃると思います。
飛行機のラッシュは大したことありません。自由席という概念がありませんし、チケットさえ取れれば100%座れるからです。しかし、新幹線において事前の指定席争奪戦に破れた者たちによる"敗者復活戦"である自由席争奪戦は、凄まじいものがあります。新幹線の中でも、博多駅〜新大阪〜東京駅を走るのぞみ号の自由席争奪戦はヤバイです。
繁忙期に、新幹線(特にのぞみ号)の自由席に座りやすい時間帯というのはあるのでしょうか?実はあります。それは、始発駅(博多駅or東京駅)を「午前7時〜午前10時発」もしくは「午後5時以降発」です。
「午前6時台の始発はどうなん?」という質問が上がりそうですが、実はその時間の新幹線は、一部の始発マニアにより激混みです。だいたい、新幹線の駅は午前5時30分くらいに開門するのですが、その時間には改札前で数百人の始発マニアがすでに列を作っています。その始発マニア達の列が無くなるのが午前7時以降なのです。
一番自由席争奪戦が激しくなるのが午前11時〜午後4時くらいであり、その時間帯の乗客がいなくなるのが午後5時以降です。
以上の理論から、ラッシュの時期に新幹線の自由席に乗る場合は、始発駅(博多駅or東京駅)を「午前7時〜10時発」もしくは「午後5時以降発」の新幹線を狙うべきです。なお、午前のその時間発の新幹線に乗ろうとすると実家の両親などから『もっとゆっくりしていきなさい』『お昼作るから食べてから行きなさい』などと妨害が入る模様(๑・̑◡・̑๑)
クレジットカードの海外旅行保険は合算できるよ(死亡保険以外)
海外旅行に行く際ぜひとも加入しておきたいのが旅行保険です。海外で医療機関にかかった場合、数十万〜数百万円もの治療費をぼったくられます。医療関係だけではなく、ホテルの備品をぶっ壊した場合の弁償代も高くつく時があります。そんな様々なリスクに備えるのが旅行保険なのです。
一方でこんな気持ちも抱きます。
『無事に帰ってきたら保険代って払い損じゃね?(*'ω'*)』
そんなこと言いだしたら元も子もないんですが、海外旅行保険って高いんですわ。地域にもよるんですがだいたい1日あたり1000円~3000円かかります。保険代でお土産たくさん買えるやん(;´・ω・)、ってなるのも自然な流れです。
そんなときに使えるのが「クレジットカードに付帯している海外旅行保険を利用する」ということです。クレジットカードを保有すると勝手に付いてくる保険であり、お金はかかりません。
こんなこと言うと絶対『カードの保険だけじゃ足りないっつーの!( *´艸`)』って意見が出てきます。確かに、"1枚"だけのカード付帯保険だけでは足りません。しかし、多くの人が複数枚のカードを持っていると思います。そのそれぞれのカードに付帯している保険は合算することが出来るのです。
保険の合算についてお話しする前に、カード付帯保険にはどんな補償があるのか確認したいと思います。
各カードに付帯している保険によって上記の補償金額上限が変わってくるのですが、カード付帯のルールとして"②と③の死亡保障は他カード保険と合算できない"という決まりがあり、言い換えると"死亡保障以外は他カードの保険と合算できる"ってことです。
例えばこういうことです(金額は最大補償額)
ツベルクリンが上の補償を持つA社とB社のカードを持って国際進出したとします。ルール上、「死亡保障」は合算できないので、補償額の大きい方のカードの補償額がそのまま適用されます。それ以外の補償は、A社とB社の補償金額を合算することができます。
例えばツベルクリンが外国でスナイパーに撃たれて重傷を負った場合、最大900万円までの治療費をカード会社(と提携している保険会社)に請求できます。つまり、カードを持てば持つほど、カード保険は合算され続け補償がパワーアップしていくのです。
合算する方法ですが、基本的にA社でもB社でもどちらでもいいんですが、保険金を請求する際にカード会社から『他の保険入ってる?』って聞かれるので『おう!』と答えてください。
注意したいのが、そのカード付帯の保険が「自動付帯」なのか「利用付帯」なのか知っておくことです。
自動付帯→持っているだけで海外に言った瞬間勝手に保険がスタートする。何の手続きも必要なし
利用付帯→旅行に関する費用(飛行機代とかホテル代とか)をカード払いした場合のみ、保険がかかるカード。カード支払いをしない場合、保険は適用されない。
圧倒的に楽というか制限が無いのが自動付帯のクレジットカードです。ご自身のクレジットカードの保険がどちらか調べておきましょう。
クレジットカード付帯の保険も奥が深い世界です。年会費が高いカードほど補償も手厚いのかと言ったらそういうわけでもないのが面白いところです。ツベルクリンはよくスナイパーに狙われますので、傷害補償が手厚い補償のカードを選んでいますよ♪
終わりに…
普通にガチ【保存版】でしたわ(*'▽')
はてなブックマーク、コメント、はてなスターーなんでも大歓迎です♪
読者登録はこちらからどうぞ!