
【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。今回は、年間で九日間限定公開の紅葉の名所・九年庵(くねんあん)をご紹介していきます。
佐賀県って他県の方から"何もない県"と思われています。もちろん、何もないです(*'ω'*)。しかし、紅葉の時期にだけ異彩を放つ観光地があります。九年庵です。九年庵は佐賀県を代表する紅葉の名所っていうか、紅葉の時期九日間しか公開しないという大変いさぎよい観光地です。今日は九年庵をたっぷりご紹介していきましょう。
※ちなみに今年度の公開はすでに終了しています。逃した方は来世に期待!!
※2020年はコロナウイルスの影響で未公開となりました
<目次>
九年庵のアクセス・概要
九年庵は佐賀県の神埼市にあります。明治時代に活躍した実業家、伊丹弥太郎(いたみやたろう)氏が自分へのご褒美(笑)で造った庭園です。9年の歳月をかけて造られたので"九年庵"とかいうふざけた名前になりました。
そして、その"九"という数字に意味もなく固執し、毎年11月15日〜11月23日の九日間のみ一般公開しています。曜日の並びとか紅葉の色づき具合とか全く無視で、15日〜23日と決められています。
今年(2019年)なんか、23日は土曜日ですから、24日の日曜日まで公開すればいいのに、頭の中佐賀県なので、23日で公開終了しています。今年行けなかった、興味なかった方は来年お越しください(公開終了してから記事を更新するという私の姿勢がアウトローですけど)。
九年庵の駐車場、入場方法について

九日間しか公開しない九年庵に駐車場などあるはずもありません。基本的には、臨時駐車場に停めてそこからシャトルバスが運行されています。臨時駐車場は、吉野ヶ里公園です。あの太古のロマンたれ流しの吉野ヶ里遺跡がある場所です。

九年庵を見にきた観光客は、吉野ヶ里遺跡なんてアウトオブ眼中です。そんな観光客に駐車場を開放するとは、さすが太古のロマンです。

シャトルバス&団体観光バスの乗降場です。

こんな感じです。ここから歩いて行きます。

橋を渡ります。

愛逢橋(あいあいばし)らしいです。本当にふざけた名前です。

橋を渡ると受付です。ここで入場券を購入します。

九年庵はそんなに収容能力がありません。観光客で溢れた場合は、整理券が発行されます。もしかすると待ち時間が1時間以上発生する可能性があります。

九年庵は、バリアフリー精神0です。膝に水が溜まっている方は杖を借りて行きましょう。
いよいよ九年庵へ

チケットを持って進んでいきます。

九年庵の近くに仁比山(にいやま)神社があります。あとでついでにお参りします。

イベントの時期だけ、どこから湧いたのかこういう出店が現れます。『どうせボッタクってんだろうなぁ〜(๑・̑◡・̑๑)』と思ったら、焼き鳥1本100円と良心的で逆に不安になります。

坂道を登っていきます。

地元の小学生による九年庵の紹介紙芝居があってました。休日出勤お疲れ様です)^o^(

佐賀といえば、有田焼や伊万里焼などの焼き物が有名です。買い放題割り放題です。

こんにゃく屋さん。

ぜんざい食べたいです(๑・̑◡・̑๑)

入場口です。混みまくりんぐです。ただ、待ち時間は5分程度でした。

紅いですわ(๑・̑◡・̑๑)
もちろん通路ギュウギュウです。ところてんみたいに押し出されます。

紅葉が映える青空です。朝は朝霧になるほどクソ寒いのに、この日の最高気温23℃で、本当にイヤになります。

映えますわ。

後ろも人だらけです。

こちらが別荘。別荘&紅葉の光景が素敵ですし、人間だらけです。

縁側に座って眺めるのも粋ですし、人間だらけです。

満員電車状態です。
別荘の中は立ち入り禁止です。こんな感じになってます。
藁葺き屋根がいい感じです。
バカの一つ覚えのように紅いです。
仁比山神社にお参りしよう

九年庵の近くには、仁比山神社があります。こちらも紅葉の名所です。ガイドブックには、"九年庵&仁比山神社"みたいに、ついで感丸出しで掲載されています。

樹齢800年とも言われる大楠(おおくす)です。

鳥居と紅葉のコントラストが素敵です。あと人間多すぎです。

見頃ですやん。

お抹茶もいただけます。

これだけ人がいるのに、お参りしているのは若干名です。みなさん紅葉が見られればそれで満足なのです。でも、紅葉だけ見てお参りしないのは、神様をないがしろにしている行為じゃないでしょうか?もちろん私は、階段上るのめんどくさいのでお参りなんかしていません(*'ω'*)
終わりに…

戻ってくる時に九年庵の入り口を見たらガラガラでした。さっきはタイミング悪かったですね~。個人のお客様は、団体ツアーがいなさそうな時間を狙ってお越しください。
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