【ざつだん!】シリーズは、私ツベルクリンが日々考えていることを垂れ流していく日常系記事シリーズです。今回のテーマは、「生命の危機を感じるレベルで寝相が悪い件について」です。
寝相が良い人が羨ましいです。私が言っている寝相の良い人とは、"眠りに落ちてから起きるまで微動だにしない人。もしくは微動はするけど、最終的には同じ位置に戻ってくる人"のことを指します。つまりは、寝相の悪さで生命の危機を覚えない人です。
この世に、「寝相が良い」グループと「寝相が悪い」グループがあるとするならば、私は寝相が悪いグループの一員だと思います。寝相が悪いグループ会への入会基準としては「起きたら布団がどっかいってる」「いつも布団から脱落している」「朝起きてみると、寝る前の頭の位置と足の位置が逆転している」「朝起きたら知らない人の家にいた」「起きてみたら知らない女が隣で寝てた」「目を覚ますと駅前に来てた」みたいな状態な人です。
私の入会基準としては、「ベッドから落ちる」です。現在私は1人暮らしをしていますが、ベッドは購入していません。それは、ベッドから落ちて生命を失うんじゃないかという危機感からです。
添乗員という仕事柄、ホテルに泊まることが多いのですが、7割くらいの確率でベッドルームです。
ベッドで寝るのは、『もしかしたらベッドから落ちるかもしれない』という恐怖心を私に抱かせます。そして、色々妄想してたら気が付くと寝ちゃってます。そして、朝起きると95%の確立で無事にベッドの上にいます。過剰に心配するのもダメですよね。
この世界には、"2段ベッド"もしくは"ロフトベッド"とかいう狂気に満ちた寝具が存在します。
出典:https://store.ponparemall.com/
兄弟や姉妹がいる家族だと、2段ベッドのような空間を有意義に使える寝具は重宝されます。大抵、"上の段にどっちが寝るか問題"で、兄弟は血生臭い抗争を勃発させることになるのです。そして、親という強大な権力を持つ支配者が出てきて『上の段は危ないからお兄ちゃん(お姉ちゃん)に譲りなさい』という裁決が下されるのです。
そうです、上の段は危ないのです。2段ベッドではないのですが、私が中学生の頃、別に私が欲しいと言ったわけでもないのに、親がロフトベッドを購入してきました。そして、そこで寝るように指示してきたのです。
中学の3年間、私はロフトベッドで寝続けたのですが、2回ベッドから転落しました。『柵もあるのにどうやって落ちるんだよ?(*'ω'*)』という疑問が浮かぶと思うのですが、
柵が設置してあるとはいえ、はしごを掛けるために、赤枠の部分のような何もないスペースがあるのです。寝ている間、私はこの部分を器用にすり抜け、下に転落したのです。寝相の悪さと器用さは、同義語なのです。上の写真では、下部分をくつろぎスペースとして活用しているみたいですが、上から人間が降ってきたら、おちおちコーヒーも飲んではいられないのです。
1回目は、背中から転落しました。言っておきますが、いくら寝相が悪い私でも背中から転落したら起きます。というより、転落している最中に目が覚めるのです。転落するまでの時間は1秒間無いくらいだと思いますが、結構長く感じます。長く感じるけど、転落中は特に何もすることが無いので、そのまま落下していくだけなのです。
転落したその日は、1日中背中が痛くて部活を休みたかったけど『ベッドから落ちて背中が痛いので部活休ませてください』とかアグレッシブな理由を言えず、普通に部活をやり切りました。そして、私がアウトローになったのはその日からです。打ち所が悪かったみたいです。
その数か月後、再び私はロフトベッドから転落しました。しかし、2回目ですから私も負けてはいません。転落中の長い時間に目が覚めて、とっさに手で柵をつかんだのです。その結果、ロフトベッドに宙ぶらりん状態になり、転落する寸前で助かったのです。
それ以後、私はロフトベッドの下部分にクッションを敷き詰めるようになりました。敷き詰めておけば、例え転落したとしてもダメージは軽減できます。そして、1年後くらいに『そっか、ロフトベッドで寝なきゃいいんだ!』という思考にたどり着き、下に布団を敷くようになりました。人間は過去から学べる動物なのです。ちなみに、ロフトベッドのロフト部分は、物置き化したことはいうまでもありません。
最近、賃貸で人気の物件が「ロフト付き」みたいです。本来、人間は高いところを攻めたがる生き物ですから、ロフト付きというのは人間の本能に基づいた間取りであるのです。
もしかしたら『ロフト部分を寝室として使おう♬』とか考えている思考回路小学生野郎&ガールがいるかもしれませんが、はっきり言って、ロフトから転落しますよ。ロフトの部分には、必ず梯子をかけるための何もない部分が存在するのです。器用な人であればあるほど、その部分から上手く体をねじらせて下へ落下していくのです。
寝相の問題を棚に上げたとしても、いつか必ず梯子の上り下りがダルくなる日が来ます。私みたいな頻尿な奴にしてみれば、トイレ行くたびに梯子を上り下りしなければいけません。
寝相が悪い人は、ロフト付き物件に住むべきではありません。『ロフトを寝室じゃなくて物置きにすればいいじゃん♬』とか言う人もいますが、そもそもそんなに広くない部屋にクソデカい梯子がある時点で邪魔です。それに、下で寝てても寝相が悪いあまりに、睡眠中に梯子にぶつかる可能性があります。
そうなってくると『もう梯子なんか捨てちゃえ~』ってなっちゃって、二度とロフト部分へ行けなくなってしまいます。ロフト物件は非常に恐ろしい物件なのです。
寝相の悪さに打ち勝つ唯一の方法は、寝ないことです。常に起きていれば、寝相が悪いとか関係ありません。だって寝ないのですから。問題は、車の運転中とか飛行機の操縦中とかに睡魔が襲って来てヤバいってことです。
つまり、寝相が悪い人は、どんな状況下でも常に生命の危機を感じる状態になっちゃうってことを、寝相の良い人たちには理解して頂きたいと思います。
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