【ざつだん!】シリーズは、私ツベルクリンが日々考えていることを垂れ流していく日常系記事シリーズです。今回のテーマは、「なぜ幼児はダンゴムシを捕まえるのが好きなのか?」です。
実はここだけの話ですが、私にも幼児の時期があったんですよね(*'ω'*)。自分は幼稚園に通っていました。その頃の記憶は結構断片的なんですが、よく覚えているのは、ダンゴムシ好きな幼稚園児だったってことです。
私が幼稚園児だったころの話です。昼食の後、昼休みが数十分あったんですけど、私はその昼休みの全てをダンゴムシ探しに費やしていたのです。貸し出される砂場遊びセットの中からプラスチックの四角い升箱(砂遊びの際、型を作る遊具だったと思う。一辺の長さが10cmくらい)を借りてきて、ダンゴムシをひたすら捕獲し升箱の中に監禁していたのです。
たいていの子は、鬼ごっこしたりブランコしたり滑り台で遊んだりと健全な遊びをしていました。その一方で、毎日10人近くの園児(男女混合)が私と共にダンゴムシ探しに熱中していたのです。
その狂気ぶりは異常で、ダンゴムシ捕獲用のおもちゃの升箱をめぐって喧嘩が勃発するほどでした。その喧嘩は時として流血沙汰になるほどで、『どう考えたってその膝の擦りむき具合は保健室直行でしょうよ(*'ω'*)』って状態でもひたすらダンゴムシを捕まえ続けました。
私が通っていた幼稚園には、敷地内の端っこに「カイヅカイブキ」という街路樹が何本か植樹されていました(上の写真はイメージです)。私が年中組の頃、年長組(1つ年上)の先輩が『あそこにダンゴムシいっぱいいるんだよぉ~』って教えてくれたのが始まりでした。
捕まえたダンゴムシはどうするかっていうと、私はダンゴムシ捕りに関しては"ハンティング"であり"スポーツ"だと思っていたので、キャッチ&リリース方針でした。毎日毎日ダンゴムシを捕まえているのですから、それをキープしていたらキリがありません。
でも、世の中には"戦果"として持って帰るアウトロー園児もいるようです。
公園で見かけた、『絶対にダンゴムシを持って帰りたい息子』と『絶対にダンゴムシを家に入れたくない母』。
— 新やさしいちゃん (@kinoutabetaniku) May 24, 2020
お母さんの方が、決して高圧的にならず『ダンゴムシにも家族がいる。返してやってほしい。』と情に訴えかけてるのが良かった。
どうやって家にダンゴムシを持って帰ってくるかというと、
私は25年前、娘がポケットにダンゴムシを15匹(娘によると)入れてきたのを知らずに洗濯してしまい、娘には泣かれるは、洗濯機と洗濯物にはダンゴムシの残骸がいたるところにくっつくは、で自分でも泣きたくなった情けない母親です。
— Moriko (@HaruNatsuMaMa25) May 24, 2020
ポケットの中を確かめて、ダンゴムシを帰してあげればよかった…
そして、ダンゴムシを持ち帰ろうとする息子&娘に対しその親は、
保育園児だった頃、ダンゴムシ200匹くらい捕まえてビニール袋に保管、お迎えに来た母親に差し出したら大悲鳴を上げたので、仕方なく放してやりました💦
— milkypia (@milkypia) May 24, 2020
そもそも、どうして一部の幼児はダンゴムシ捕獲に熱中するんでしょうか?私が考える理由は以下の通りです。
- 幼児でも捕まえやすい
- 地面にいるので幼児の目線と近い
- 丸くなるのが可愛い
トンボとかバッタは動きが早くて、あれは小学生のお兄さんお姉さんが捕る獲物です。雑魚幼児にはなかなか捕まえられないでしょう。その点、ダンゴムシは幼児ですら手の平で転がせる雑魚生物なので、簡単に幼児の餌食になっちゃうのです。
でも、私も成長して30代に突入した今では、休日をダンゴムシ捕りに費やそうとは全く思いません。休日はダンゴムシ捕獲より寝たいのです。思い返せば、幼児の頃はダンゴムシ、小学生低学年の頃はバッタ、と一方的な生物捕獲に邁進していたものの、いつしか虫に興味がなくなりました。
今ではダンゴムシ200匹が入ったビニール袋を差し出されると悲鳴を上げるような人間になってしまいました。昔は、「ダンゴムシをたくさん捕まえた人が偉い」みたいな価値観で満ち溢れていたのに‥(*'ω'*)。
ってかそもそもダンゴムシって"虫"じゃないですからね('ω')
京都市青少年科学センター | Kyoto Municipal Science Center For Youth
こちらのサイト様の文章にはっきり書いてました。
"ダンゴムシは名前に「ムシ」と付いていますが,昆虫ではありません。実はエビやカニと同じ仲間の動物です。詳しくは節足動物門-甲殻類鋼-等脚目-ワラジムシ亜目の一種に分類されます。"
つまり、普段エビやカニを食べる行為は、言い換えればダンゴムシを食ってる事と同じと言っても過言です。
そして、世の中にはエビとかカニよりデカいダンゴムシが存在しますからね。それは言うなれば"ダンゴムシ界のラスボス"とでも言いましょう。「ダイオウグソクムシ」ちゃんです。
厳密に言うと、ダンゴムシの仲間というよりフナムシの仲間なのですが、そんなの関係ありません。全地球上のダンゴムシがこのダイオウグソクムシに道端で出会ったら『あっ!多分我々ダンゴムシ界のボスだ!』と思い挨拶するはずです。
ダイオウグソクムシは体長最大50cm、体重は1キロの超巨大甲殻類生物です。たぶん、私の家のウサギが勝負したら負けます。『うわぁ、こんな奴と夜中の道ですれ違ったらどうしよう…』と心配になった方、ご安心ください。こいつは深海1000m近くのエリアにいます。プライベートで深海1000mまで潜らない方でしたらおそらく日常で巡り合うことはないかと思います。
『でも見たい!』…幼児のころのダンゴムシ熱が戻ってきたあなた、実は水族館で見られます。
ダイオウグソクムシのいる水族館は?オオグソクムシのいる水族館は? - アリエスコム(ARIEScom.jp)
こちらのサイト様において、「日本国内のダイオウグソクムシのいる水族館一覧」とかいうマニアックな需要に応える記事がアップされています。
ダイオウグソクムシがいる水族館の1つが宮城県の「仙台うみの杜水族館」
こちらの水族館にはダイオウグソクムシがご鎮座なさっています。
なんか邪悪だもん(∩´∀`)∩
水族館の説明文にはこう書いてました。
"メキシコ湾や、西大西洋周辺の深海200 – 1000mの深海に生息します(日本近海には生息していません)。筋肉は旨みが強く美味。 "
えっ、これ食べちゃうの?この生物のどこに食欲を感じたの?
ダイオウグソクムシを料理する場合、そのまま揚げたり焼いたりして食うみたいです。シンプルな調理法ですね。だってこいつで料理の腕を振るおうとは思わないもん。
ネット上の情報を集約すると、『エビとかカニっぽい味。食べれなくもない』との感じです。もし、その情報が本当だとしたら、私は普通にエビやカニを食べます('ω')
コロナウイルスが収束したら、みんなで水族館にダイオウグソクムシを見に行こうぜ!イルカとかアシカとかどうでもいいのです。見るべきものはダイオウグソクムシ一択です!
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