【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。 今回はその番外編と題しまして「添乗員の仕事を通し頂いた食事を見せびらかす記事」というテーマでお送りしてまいります。
コロナ禍のせいで皆さまお忘れかもしれませんが、私ツベルクリンの肩書は「現役添乗員」です。たぶん。現在はコロナ禍のせいで転職し添乗員の仕事は副業になちゃっていますけど、「現役添乗員」ってほざいていた方が世界を飛び回っている感がほとばしるので、この肩書は今後も変えるつもりはございません(*'ω'*)
添乗員の仕事のだるさとか大変さはこちらの記事で解説しましたが
反対に美味しい思いも出来たりします。皆さんがパッと思いつくのが「お金もらって旅行に行ける」って点でしょう。その他の美味しい点が「ツアー中は無料でご飯が食べられる」という点です。文字通り美味しいメリットです。
当記事では、前に使用していたiPhone6のデータフォルダに入っていたツアー中に撮影した食事の写真をただ見せつけるだけの記事です。読んだって何の生産性も生みません(*'ω'*)。
もっとも、添乗員がお客様と同じ料理を食べられるとお考えの方が結構いらっしゃるので言及しておきますが、必ずしもそうではありません。「カニカニ大合戦!日帰りバスツアー」みたいな昭和感丸出しの名前のツアーだって、お客様の昼食はカニですけど添乗員に用意されている食事はカレーとかうどんだったりします。宿泊ツアーに関しても、お客様の夕食には"〇〇牛ステーキ"が付いたって、添乗員の食事には『これいつ揚げたん?』と思うようなキンキンに冷えた天ぷらが置かれていたりします。
これが高級ホテル&旅館になると話が違います。添乗員であろうともお客様扱いしてくれる神様のような宿泊施設があったりします。ツアー会社ごとに、通常の格安ツアーとは別に高級路線ツアーが存在したりします。阪急交通社なら「クリスタルハート」、クラブツーリズムなら「四季の華」といったブランド名で知られています。
出典:https://www.hankyu-travel.com/
出典:ロイヤル・グランステージ 四季の華|国内豪華ツアー・旅行│クラブツーリズム
高級路線のツアーの特徴は、昼食が豪華で高級旅館に宿泊し、なおかつ行程がゆっくり(朝ゆっくりチェックアウト、夕方早めのチェックイン)なのです。添乗員からしても仕事量は少なく、そして高級旅館を味わえる"ご褒美ツアー"なのです。
もっとも、こういう高級路線ツアーに添乗できる添乗員は、ツアー媒体で「経験豊富な添乗員がご案内します」と書いてあるように、ベテラン添乗員が同行するのが一般的です。ただ、「注:添乗経験350日以上(阪急交通社の基準)」って書いてましたけど、350日って結構あっさり経験できますからね。なので、私のような若造添乗員がやってくることもありますが、美味しい料理を食べたいから仕方ない(*'ω'*)
前置きが長くなりましたが、高級路線ツアーを始めとした様々なツアーに同行した際に頂いたお料理を、特にカテゴリー分けするでもなく、ただデータフォルダーの古い順に見せつけていきます。家の中で旅行に行った気分を味わいながら、都こんぶでもしゃぶりながらご覧ください(∩´∀`)
まずは、私の大好きな場所、鹿児島県の屋久島で頂いた昼食です。
屋久島って海の幸と山の幸両方楽しめるヤバい場所なんですよ。死ぬ前に一度は行って頂きたい、逆に行ったら死んでもいいよ、って場所なんです。もちろん、素朴な島料理の味は格別ですし、それ以上に気になるのが『‥お皿洗い大変だろうな‥』ってことなんですよね(*'ω'*)
高級旅館は、チェックイン時におもてなしサービスがあったりします。
兵庫県有馬温泉の高級旅館「中の坊瑞苑」さんでは、お部屋に入室すると仲居さんがお抹茶とお茶菓子を運んできてくれます。この添乗員にもですよ、私のことなんかほったらかしでもいいのにね(*'ω'*)
中の坊瑞苑さんは、12歳以下のクソガキは宿泊できません。大人の宿なのです。私は精神年齢が14歳なのでギリギリセーフでした。こういう和菓子って会話を楽しみながらゆっくり頂くものだと思うんですけど、1人で仕事で来ている私ですから、9.8秒くらいで食べ終わりました。
その中の坊瑞苑さんでの夕食。
松茸丸ごと一本入ってたもん。永谷園の「松茸のお吸い物」とはわけが違うんですよ。
永谷園 松茸の味 お吸い物 業務用50袋 松茸香料使用 即席お吸いもの
もちろん私は添乗員だから無料。松茸の味がしました(๑・̑◡・̑๑)
続いて兵庫県の日本海側にあるお食事処「隆栄水産」さんでのお食事の1コマ。
隆栄水産“日本海を食う”|新鮮な魚介類(松葉がに・セコがになど)
店内に生簀(いけす)があるタイプのお店です。出来ることならカニがうじゃうじゃ泳いでいる生簀に全裸でダイブしたいです(*'ω'*)。
もちろん、カニは好きなんですけどね、剥くのがめんどくさいんですよね。私の中では「カニの美味< 剥く面倒くささ」なのです。だったらカニカマの方がいいやくらいの勢いの奴です。
兵庫県の城崎温泉の旅館に泊まったときのお食事、海鮮焼きですね。こんなん美味しいに決まってますやん。そして、この写真を見て私はこう思います。シイタケがデカイ、と(๑・̑◡・̑๑)
最初にお伝えしたように、添乗員はお客様と同じ料理を食べられるというわけではありません。お客様が「和食御膳」みたいなやつを召し上がっていたとしても、添乗員は丼物、だったりします。
だったりしますけど、時々"添乗員用に出されているまかない料理的なやつの方が美味しそうじゃね?"って思う時もあります。上の写真は東京・浅草の和食屋さんで出された添乗員用の料理(天丼)です。これ、家じゃこんな感じでサクサク揚げられないですよね。これ食べてるとお客様から『あら、添乗員さんのご飯の方が美味しそうねぇ~』って言われたりします。
高級旅館は朝食も全力です。
石川県和倉温泉の名旅館「加賀屋」さんの朝御飯です。このセットメニューにサラダなどのハーフバイキングが付いていた気がします。朝はギリギリまで寝ていたいタイプなんですが、こういう料理だったら4時くらいに目が覚めちゃいます。
ぐっと南に下がって奄美大島で頂いた御膳。
左右両側のおにぎりのような料理は「鶏飯(けいはん)」という奄美大島のご当地料理です。ご飯に丸鶏鶏を煮て作ったスープをかけて頂くお茶漬けみたいな料理です。このスープが非常に美味。何ならこの鶏スープをマラソンの水分補給にしたいくらいです(*'ω'*)
奄美大島滞在中は、ホテルではなくホテル近くの居酒屋にてお客様にお食事をご案内いたしました(ツアーでもホテルではなく外に出て食事を案内することは結構ある)。これ、酒飲んでるんじゃなくて普通に食事してるだけですからね。居酒屋ですから飲んでる感100%なのは仕方ないのです。
ストレートに肉食う日もあります。
兵庫県神戸市にあるステーキ屋さん。ツアーでよく昼食を食べに行ってました。目の前でステーキを焼いてくれます。この写真のステーキで3240円ほど。
個人的にはめっちゃ好きっていうか、もう私も一緒に鉄板で焼いてぇ〜って感じですが、お客様からの評判はいつもイマイチなんですよね〜。高級路線ツアーだとお客様の舌も肥えてらっしゃる。駄菓子の"焼肉さん太郎"で満足する私とは違うのです。
焼肉さん太郎 30入{駄菓子} {子供会 景品 お祭り 縁日 駄菓子 問屋} [21G23]
高級路線ツアーだと、バス車内で配るお弁当もレベルが違います。
こちらは、浅草今半のすき焼き弁当。1620円ほど。ただこんなに白ご飯食べれないっつうの。まぁ完食したけども(๑・̑◡・̑๑)
お肉の次はお寿司ですよ。
こちらは富山県のお寿司屋さんで頂いたもの。富山名物のホタルイカ&白エビ軍艦も出会えちゃうわけ。たしかこの時のツアーは、富山市内のビジネスホテルにチェックインした後に、徒歩で近くのお寿司屋さんをご案内したのです。
夕食後は各自自由だったので、私も仕事が終わったこともあり、追加でお刺身を注文しました。お寿司屋さんの大将に『予算1000円で適当にお刺身作ってよ(*'ω'*)』ってお願いしたら、出てきたのがこちら。
もうこの写真を見ながらお酒を呑みたい。下戸だけど(*'ω'*)
群馬県の磯部温泉、「舌切り雀のお宿」に泊まったことがあります。その名の通り、おとぎ話『舌切り雀』ゆかりのお宿です。
その時の夕食に出てきたお料理の器がこれ。
こんな可愛らしいスズメさんなら、いくらでもチュンチュンしてくれても構いません。
三重県の伊勢神宮の名物と言えば「赤福」。赤福の店舗では、夏季限定で赤福かき氷を頂けます。
このかき氷の下に赤福さんが隠されています。クソ暑い夏にキンキンするかき氷をクソ暑いお茶で流し込むことこそ、お伊勢さんの夏のしきたりなのです。
海外にも行きましたよ。料理が美味しい国の1つに挙げられるのが中国ですよね。もちろん、仕事ですから無料で行ったし無料で中国料理を食べましたわよ(*'ω'*)
ワンタンスープ。
中華そば。
パンダのお饅頭。
パンダの箸置き。めっちゃ欲しいわ(*'ω'*)
内陸部の四川省へ行くと、そりゃまあ辛い料理ばかりです。
お豆を炒めたもの。がっつり唐辛子が混入しています。
四川料理の代表格が麻婆豆腐。その麻婆豆腐発祥と言われているのが「陳麻婆豆腐」というお店。そちらの麻婆豆腐がこちら。
日本円で300円くらい。真ん中の黒っぽいやつが山椒です。唇がしびれるのよね。白ご飯と一緒に食べないとアレです(∩´∀`)
終わりに…
最近、1記事あたりにものすごく時間をかけて書いていたので今現在記事のストックがありません。なので、こういう"過去の余り物のネタを繋ぎ合わせたような記事"でごまかす事がありますが、他のブロガーさんにもそういう事あると思うので余り物記事だろうが気にしません(*'ω'*)
現代ではネットが発達しているので、指先1つで名物の食べ物が家に送られてくる時代じゃないですか。そんな社会だからこそ、私は現地に行って名物を食べたいのです。富山の1000円ポッキリの刺身なんて現地に行かないと食べられないですからね。 早くコロナが収まってほしいものです。