【保存版】シリーズは、筆者であるツベルクリンが色々なジャンルの有益かつ無益な情報を書いていくシリーズ記事です。今回のテーマは「 災害時におけるペット同伴の避難を考える記事 」についてです。
令和2年7月に襲った豪雨は、各地に甚大な被害をもたらしました。被災者の方々に対し、お見舞いを申し上げますとともに1日も早い復興をお祈りいたします。
近年はスマホが普及して、大雨の際の避難情報がいち早く配信されるようになりました。
避難情報が発令されたエリアにいる人に、スマホを通じて避難情報が配信されるのです。
避難情報に関しては、いくつかの段階があります。
出典:https://www.gov-online.go.jp/
避難情報は5段階の警戒レベルが設定されています。基本的には、警戒レベル3~4が発令されたら河川や山から離れた安全な場所へ避難します。警戒レベル5までいくと、もう災害が発生している状態であり、レベル5の段階で避難を始めても"手遅れ感"があります。
個人的な話ですけど、私ツベルクリンの家(どこに住んでるかは内緒)は、川が3本合流しているポイントであり、なおかつ近くに標高50mくらいの小山があります。洪水&土砂崩れがダブルパンチで襲ってくる可能性があります(今回の大雨では自宅近くの川は氾濫しませんでした。私が住む前、10年前くらいには氾濫したようです)。
今の家に引っ越した時、役場からハザードマップ(防災マップ)をもらいました。どうやら今の家は『最大浸水50㎝~3m想定エリアだよ!』『土砂災害警戒区域だよ!』と、まさにダブルパンチとのことです。『じゃあ、なんでそんな家に引っ越したんだよ(*'ω'*)』と言われたって、職場が近くてウサギが飼える家って今住んでるマンションしか無かったもん(∩´∀`)。
今言ったように、私はウサギ飼いです。
人間だけの避難でさえ苦労を伴うのに、ペットを連れての避難は考えるべきポイントがたくさんあります。
そもそも、避難所にペットを連れて行っていいのか?という疑問です。
災害時、ペットはどうする? 同行避難、指針で呼びかけ:朝日新聞デジタル
2011年の東日本大震災以降、政府は「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を制定しました。そこでは、原則飼い主はペットと共に避難すべき、と指針しています。というのも、東日本大震災時に飼い主と離れ離れになってしまったペットが野犬化、野良猫化してしまい、地域に悪影響を与えたからです。
ガイドライン上は、ペットと同行避難(一緒に避難所へ行くこと)が推奨されていますけど、実際のところ「ペット同伴不可」の避難所って結構あります。
ペット同行での避難は? 禁止の自治体も…|日テレNEWS24
実際問題、避難所にペットを連れていくと様々な問題が生じます。「鳴き声がうるさい」「においが気になる」「動物がケガをさせてしまう」「動物アレルギーの人もいる」などなど。中には、飼い主のマナーが悪かったり、避難所内で放し飼い状態にする飼い主だっているようです。
もっとも、これが地震による避難であれば、外の柱にリードをつなげておく等で対処できる気がします。
しかし、今回のような大雨や台風などによる避難の場合、動物を外に野ざらしにしておくことは難しいでしょう。となると、やはり避難所内でペットと共に生活すること(※ペット同伴可の避難所において)を日常時から想定しておかなければなりません。
子犬や猫、小動物などキャリーケースに入れることのできるサイズのペットの場合、基本的にはケースに入れて避難所へ行きましょう。
私の自宅には、ウサギは1匹しかいないのに何故かキャリーケースは2つあります。人間で例えるなら車を1人で2台持ってるようなものであり、実に優雅なウサギです。
左は保温性重視のケースです。たぶん冬期用。
リッチェル キャンピングキャリー 小型犬・猫用 ダークブラウン M サイズ
キャリーケースは、なるべく横からも上からも扉が開くタイプのものを選びましょう。動物を入れやすいです。
右は通気性重視のケースです。たぶん夏期用。
ただ、ずっと狭いキャリーケースに入れていると動物がストレスを感じる可能性があるので、ケースとは別に折りたたみ式ケージもあると便利です。
アイリスオーヤマ 折りたたみソフトケージ ブラウン Lサイズ
通常のケージより一回り小さいですが、避難所のスペースを考えると広すぎても迷惑なので、このくらいのサイズ感がいいでしょう。
避難所へ行く際は、折りたたんで持ち運び可能です。
できれば、普段からこの避難用ケージに慣れさせてあげると避難時のストレスが軽減されるかもしれません。
ただし、あくまでこれはペット同行可の避難所が近くにある場合の話です。実際問題、自宅から避難可能な範囲内に、ペット同行可の避難所があるとは限りません。
「ペットを連れて車中泊」災害時に車で犬猫と避難生活を送る – PetLIVES(ペットライブス)|犬・猫と心地よく暮らすWEBメディア
周辺にペット同行可の避難所が無かったり、最近ではコロナウイルス感染防止のために、避難所へ行かずに自家用車で避難生活を送ることも想定されてきます。
出典:https://www.city.kyoto.lg.jp/
今まで自分の車を持っていなかったのですけど、引っ越しを機にクソぼろい中古車を買いました。知り合いの夫婦でやってる車屋さんから購入したので、整備はちゃんとしてると思います。
変な話ですけど、私が車を購入するとき最も重視したのは"ウサギと車中泊できるか?"というポイントです。具体的に言うと、車内でフルフラット状態を作れる車を候補に考えました。
予算の都合上、私が選んだのはスズキのワゴンRです。
前席も後部座席も前に倒せます。
すると180cmくらいの空間が生まれるので楽に横になれます。
ただやはり接地面がボコボコなので、レジャーマットを引きます。
Mozambique(モザンビーク) キャンプ マット アウトドアマット レジャーマット 車中泊 極厚20mm【何年も使える耐久性|1年保証】
あとは、適当に毛布を準備すれば、むしろ部屋より車中泊の方が快適に寝れると言っても過言です。やっぱりふかふかの布団で寝たいです。ふかふかの布団で安心して寝たいから、どうぞこれ以上災害が襲わないでほしいところです。
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