【ツベルクリンwalker】は、様々な観光地を添乗員である私ツベルクリンが徹底的にガイドしていくシリーズ記事です。 今回は、紅葉や霧氷、ミヤマキリシマなどの景色が楽しめる長崎県にある仁田峠の「雲仙ロープウェイ」に乗車してきました。
皆さんは何をしている時が一番幸せですか?私はロープウェイに乗って眼下にたたずむ国民たちを見下ろしている時です(*'ω'*)
という性癖もあり、今回は長崎県は雲仙普賢岳&平成新新山を見渡せる仁田峠に行って雲仙ロープウェイに乗車してきました。
<目次>
仁田峠(雲仙ロープウェイ)へのアクセス
雲仙ロープウェイへ行くためには「仁田峠循環道路」を利用しなければいけません。
有料道路入り口に料金所があります。どんな車だろうが何人乗っていようが1台100円(目安)の協力金を差し出してください。
この有料道路ですが、有料道路の営業時間というものが存在します。
夏期(4月~10月)→8:00~18:00(下りゲート施錠18:45分)
冬期(11月~3月)→8:00~17:00(下りゲート施錠17:45分)
すなわちこの時間内で帰って来なければタイムオーバーです。各自頑張ってください(*'ω'*)
雲仙ロープウェイの詳細情報
<雲仙ロープウェイの詳細情報>
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙551
TEL :0957-73-3572
営業時間 : 夏期8時31分~17時23分(下り最終17時03分) 冬期8時31分~16時51分(下り最終17時11分)
定休日 : 無休(荒天時は運休)
料金 :往復大人1290円・往復小人650円
片道大人730円・片道小人370円
駐車場 :あり/250台
駐車場はこんな感じです。
先ほど有料道路通行料として100円払ったので駐車料金は無料です。無料って素敵(*'ω'*)
駐車場あたりが仁田(にた)峠の最高地点になります。標高1080mほど。奥に見える山が妙見岳(1333m)。
ここで長崎県なんか来たことも見たこともねえや!って野郎のために雲仙の山々の紹介をしましょう。
「雲仙岳」という名称は雲仙の山々の総称です。昭和時代まではその中でも「普賢岳」が一番標高が高い山(1359m)だったんですが、1991年の噴火によってマグマが盛り上がり(溶岩ドーム)、新たに「平成新山(標高1483m)」が誕生しました。すなわち、この平成新山が日本で最も"新しい山"となります。
そして雲仙ロープウェイで登ることが出来るのは妙見岳(1333m)になります。登山したい方はそこから国見岳や普賢岳方面に縦走することが出来ます(平成新山は現役で活動中なので山頂には行けない)。
ロープウェイで空中散歩へ
駐車場より100mほど歩くとふもとの駅に着きます。
まあ、単純に山を見たいだけならふもと駅の展望台から望めます。
奥に見えるのが平成新山。お金を通行料金の100円以上はビタ一文払いたくねえというドケチ野郎はこの展望台より景色をお楽しみください。
お金を払ってもいいのよ~というお金持ちの方は料金所へ。
私は添乗員の経験がそこそこあるので日本各地のロープウェイにはたくさん乗ってきました。もし「駅の建物ボロい選手権」が開催されたら、この雲仙ロープウェイは恐らくシード権獲得クラスです。
開業は1957年(昭和32年)なのですが、『‥もしかしたら当時の姿をとどめているのでは‥(*'ω'*)』という疑惑がふつふつと沸いてきます。
さて、最近はどこの観光地にもゆるキャラがいます。ここ雲仙ロープウェイのゆるキャラは「ロージー」です。開業60周年の時に"60年間観光客どもを殺さず生かして帰したよ!"ということを記念して登場したみたいです。
ロープウェイのジジイだからロージー、だと勝手に想像しています。顔ハメパネルなんですが、人間が顔をはめられる部分はキャラクターの顔ではなく乗客の部分のようです。「人間どもはあくまで乗客」という確固たる信念を感じます。
あと、「60th」の「0」の部分も顔ハメ出来るみたいなんですが、そんな部分に顔をハメて一体何が面白いんですか(*'ω'*)
中に入ると、昭和時代臭がツンとしてきて開業当時から光景が変わっていない気がしてきました。どなたか60年前の姿をご存じの後期高齢者の方がいらっしゃいましたらDMください。
よく天守閣の展望台とかにある記念メダル販売機。よくぞ令和まで生き残ったなと非常に感慨深いです。
駅舎はくそボロいですけど、ゴンドラは新しいやつなので皆様ご心配は無用です(*'ω'*)
この雲仙ロープウェイですが、おススメの時季が3つあります。
5月(ミヤマキリシマが咲き乱れる)
出典:雲仙のミヤマキリシマ|長崎県雲仙市|フィールドNOW|アウトドア&登山専門店 シェルパ
10月(紅葉)
出典:仁田峠 | 観光スポット | 【公式】長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット
冬期(霧氷)
ってことは8月のクソ暑い時季に来ても
ただ高いだけです。そういう高さを求める感じのロープウェイじゃないんだよなぁ(*'ω'*)
まあ、夏に訪れる観光客はあんまりいないのでこの爽やかな景色をゆっくり見られます。高所恐怖症の方はただ恐いだけですけど。
山頂の駅(妙見岳)に着きました。3分間で着いちゃいます。
山頂駅の展望所
自販機が微妙に値上がりしてます。
高所からの景色だけを楽しみたいなら夏に訪れたほうがいいのかもしれません。先ほどの3つの時季は激混みでしょうからね、おススメじゃない時季をおススメするのが当ブログのポリシーです。
眼下には日本で2番目に古いゴルフ場、雲仙ゴルフ場(1913年オープン)が広がります。日本最古のゴルフ場は各自勝手にググってください(*'ω'*)
妙見岳山頂へ
山頂駅から妙見岳(1333m)山頂まで5分ほどで登ることが出来ます。8月のクソ暑い中ですけど登ってきましたよ。
山頂までの道のり途中に平成新山を望める展望所があります。
山頂からの眺めです。8月はクソ暑いですけど9月になったら半袖だとクソ寒いです。微調整というか融通が効かない場所ですわ。
終わりに…
訪れたのは8月11日の「山の日」でした。山の日だからってロープウェイ料金が割引になるとかそういうのは一切無いです。やっぱり夏はシーズンオフっぽいですね(*'ω'*)
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