【ツベルクリンWalker】は、某観光雑誌のように日本の観光地をガイドしていくシリーズ記事です。今回がその第1回目です♪
よく『〇〇に行ってみた!』『〇〇でおススメなスポット7選!』のように、色んなブロガーの方が記事を書いてらっしゃるのを見かけます。
そういう記事を、現役添乗員が書いたらどうなるのかな?と思ったので、書いてみたのがこの記事です(/・ω・)/
このシリーズでは、各観光地の「良いところ」はもちろん、「ちょっとね‥」と思う事も両方書いていこうと思ってます。
基本的に、ツベルクリンは仕事中(すなわちツアー中)、ほとんど写真を撮りません。
なぜなら「どうせ、またいつか来るやん(;´∀`)」と思ってるからです。
この感覚は、一般の観光客の方々には無い感覚です。「どうせ、またいつか来るやん」と思って観光している観光客なんて常軌を逸しています(´・ω・`)
しかし、添乗員は仕事で何回、時には何十回と同じ観光地を訪れるのです。
ある日本の空港で、搭乗ゲートで私の顔を見てCAさんが『ツベルクリンさん髪切りました?(笑)』って言ってくるくらい(´・ω・`)
ということもあり、写真なんて撮ってなかったのですが、「そうだ、ブログに写真をアップしよう」と思いつき、最近では親の顔より見た観光地の写真を撮っているのです。おかげでスマホの写真フォルダがパンパンです。
シリーズ第1回目は「足立美術館」を取り上げます。島根県か鳥取県か、とにかくあの辺にある美術館です。足立美術館を取り上げた理由は、やはり皆様に美術品の素晴らしさにふれて欲しいからに決まってます(たまたまこの前仕事で行ったから)
<目次>
足立美術館の概要
足立美術館は、島根県安来(やすぎ)市にある美術館です。安来市出身の実業家である足立全康氏が「地元に恩返しがしたい」との理由で立てた私設美術館です。
足立全康(あだちぜんこう)氏
出典:https://www.adachi-museum.or.jp
彼は、大の「横山大観」ファンなのです。横山大観の絵画を全力で集めました。
横山大観は、よくテレビ番組『開運!なんでも鑑定団』にて、
依頼人『借金のかたに受け取った横山大観の絵画です!(迫真』
依頼人『美術館に似た作品がありました!(ドヤ顔』
と、大変偽物フラグ率の高い画家なのですが、足立美樹館に行けば本物の大観の作品が鑑賞できます。
と、同時に足立美術館のもう一つの見どころは、「日本庭園」です。
アメリカの日本庭園雑誌が毎年集計している「日本庭園ランキング」にて、16年連続第1位を獲得している庭園なのです。
今月15日、今年のランキングが発表され見事16年連続1位に選ばれました。
ちなみに、第2位は16年連続で桂離宮(京都府)です。
もう、世界陸上のメインキャスター(織田裕二&中山美穂)並みの固定っぷりです。
足立美術館への行き方
出典:ja.wikipedia.org/wiki/安来駅
ツベルクリンは、毎回仕事(ツアーの添乗員として)で足立美術館に行きます。
観光バスに乗ってれば、勝手に着きますので今まで「足立美術館への行き方」なんて考えたことも無かったのですが、考えます。
とりあえずJR安来駅まで頑張ってきてください、話はそれからだ(´・ω・`)
安来駅から足立美術館への無料シャトルバスが出ています。
28人乗りです。乗り切れなかったら諦めてください。
30分おきくらいに出ています。安来駅→足立美術館間はおよそ20分間です。
もちろん、足立美術館から安来駅へのシャトルバスもありまぁす(∩´∀`)
ってか島根県を観光するのなら、やっぱりレンタカーですよ、レンタカー。
足立美術館の駐車場は、何時間停めても無料です。
足立美術館へ入ってみる
駐車場からまっすぐ歩いていくと大きな建物が2つ現れます。
正面が本館、右手側が新館です。
本館に入り口、新館に出口があります。
本館の方に、日本庭園であったり横山大観などの著名な画家の作品が展示されています。新館の方は、主に新人の画家の作品が展示されています。
中に入ってみます
本館の玄関を入ると、すぐ左側が受付(チケット売り場です)
受付の上には料金表。個人一般料金は2300円ですって(;'∀')
アンパンマンと触れ合えるアンパンマンミュージアムでさえ1500円だっていうのに(´・ω・`)
ちなみに、団体料金も掲げられていますが団体ツアーの場合、旅行会社と足立美術館は、癒着契約を結んでいてこの料金より安い料金しか払っていません。いくらかと言うと‥‥おや、誰か来たようだ‥。
受付すぐ横には、コインロッカーも設置されています。
入場ゲート手前に、ご丁寧に帰りの安来駅行き無料シャトルバスの時刻表が掲げられています。
時刻表の下には、シャトルバスの整理券が(´・ω・`)
だって28人乗りですもの。
美術館の目安所要時間は2時間くらいなので、2時間後くらいのシャトルバスの整理券をゲットしておきましょう。
ちなみに、本館と新館の時間配分の目安ですが、ツベルクリン的には合計2時間滞在するとして、「本館→1時間57分」「新館→3分」の配分です。ご参考までに‥
美術館内部には、このように行きの順路が緑色の矢印で表示されています。
この矢印通りに行けば、遭難することはありません。
一番奥まで行って「さあ帰るか」となった時には、″帰りの順路”というオレンジ色の表
示が現れますのでご安心を。
絵じゃないのです、本物の風景です。
ただ、足立美術館は「本物の風景を絵っぽく見せたい」らしくて、そういうのを意識した窓枠であったり配置をしています。
『庭園もまた一幅の絵画である』とあるように、やっぱり足立美術館は「風景だけど絵っぽく見せたい」意識を持っています。
季節によって足立美術館は、見える景色が変わるんですよね(´・ω・`)
ちなみに、美術品も季節によって展示品を変えています。(例えば、横山大観の『紅葉』という作品は、秋限定の公開です)
ってか、足立美術館ってそんなに雪降らねぇよ(´・ω・`)
話はそれますが、ツベルクリンが思うのは雪国(と世間一般に思われている)の観光地が、パンフレットなんかに雪が積もった写真を載せるのが多いってことです。
例えば石川県金沢市の兼六園
出典:https://www.hot-ishikawa.jp/spot
石川県金沢は世間一般的には「雪国」と思われています。金沢の庭園である兼六園を紹介するパンフレットにも ″雪化粧をした兼六園” みたいな雰囲気をだして、さも「冬の間はいつ行ってもこの景色が見れるよ♪」感を醸し出してきます。
ですが、ツベルクリンは兼六園には20~30回くらい行ってますが、雪化粧をした兼六園を見たことは1回もありません。石川県って他県の人が思っているほど雪降らないのです(もちろん、写真のように降るときは降ります)
パンフレット写真って私は「お見合い写真」もしくは「出会い系のプロフィール写真」だと思っています。一番ベストな状態の写真なのです。実際に行ったら(会ったら)、「あれ、写真と違くない?」ってなります。
パンフレットの写真はあくまで少し差し引いて考えるべきだと思っています。
これは、観光地だけでなく、ホテルや旅館の写真でも言えることですが‥(´・ω・`)
話が脱線しましたが、次の写真
足立美術館の中には、喫茶コーナーもあります。庭園を見ながらお茶出来るってことです。
なお、料金
百歩譲って、おかわりが出来るブレンドコーヒーは許すとします。
オレンジジュースが1000円って産地どこだよ(´・ω・`)
秋葉原のメイド喫茶「@マークカフェ」の、メイドさんが目の前でシェイクしてくれる
″ふりふりしゃかしゃか♪みっくすじゅーちゅ”でさえ、750円で飲めるっていうのに‥(ノД`)
まとめ(後編へ続きます)
こんな感じで【ツベルクリンWalker】をお送りしていこうかと思います。
後半では、肝心の庭園部分をご紹介していきます。
残念ながら、美術品は写真NGなのであらかじめご了承ください。
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次回は、【時には昔の雑誌を‥】1925年8月26日号『アサヒグラフ』の後半部分をご紹介する記事を配信いたします。
前半部分はここから
<追記>
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