【ツベルクリンwalker】シリーズは、現役添乗員であるツベルクリンは日本の観光地を徹底ガイドしていくシリーズ記事です。今回は長崎県の頭ケ島天主堂をご紹介していきます。
前回の記事(長崎県の旧五輪教会)はこちら
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頭ケ島天主堂は、長崎県にある世界遺産に登録されている教会です(厳密にいうと、頭ケ島集落として登録されてます)
頭ケ島天主堂があるのはここです。
すいません、頭ケ島天主堂はどうやら日本じゃないみたいです(錯乱)
前回紹介した旧五輪教会と同じく、長崎県の五島列島にあります。その中に浮かんでる頭ケ島(かしらがしま)にこの教会はあります。
中通島(なかどおりしま)という比較的大きな島のそばに頭ヶ島は浮かんでいます。人口17人です。今回はこの17人しか住んでいない頭ヶ島に侵入します(´・ω・`)
<目次>
見学には事前に予約が必要です
前回の旧五輪教会と同じく、団体個人に関わらず、頭ケ島天主堂を訪れる際は事前に予約が必要です。たくさんの観光客を受け入れるだけの収容能力が無いので、予約制にしているのです。
予約はこちらから(無料です)
見学を予約していくので、だいたい何時ごろに何人見学に来るのか、天主堂さんサイドも事前に把握が出来ます。
すると、実際に天主堂行った際、なんとなくボランティアガイドさんが来て別に積極的に話しかけてくるわけではないけど、なんとなく『私ガイド出来ますぜ』感を醸し出してきます。
ちなみに、前回旧五輪教会にちゃんと予約をしていくと、予約した時間に教会守さんが来てくれました。『お前の行動は全部こっちにはお見通しだ!』って言われてるみたいです。
頭ヶ島天主堂へのアクセス
出典:https://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/62726/
当ブログでアクセス方法を紹介する際は『最寄り駅まで来いや!』という初心者にも易しい案内を心がけています。頭が島へ行くためには、まず隣の中通島まで来てください(それがまた遠いんだけど)。
長崎市の長崎港から中通島の有川港までは高速船が就航しています(1時間40分くらい)。上の写真が有川港です。
島内の移動手段はレンタカーかタクシーでしょう。ちゃんとレンタカーの営業所もありますよ!
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中通島と頭ヶ島は橋でつながっています。
これで、ほふく前進しながらでも上陸できますね!!
頭ヶ島天主堂へ行くためには、まず頭ヶ島天主堂インフォメーションセンターに行き、天主堂行きシャトルバスに乗り換える必要があります。いわゆるパーク&ライド方式です。頭ヶ島集落は道も狭いし駐車場も狭いので、このような方式を採用しているのです。
詳しくはこちら
頭ヶ島パーク&ライドについて | お知らせ | 九州の世界遺産
天主堂インフォメーションセンターはこちらです
「上五島空港」って書いてますが、気にしてはいけません。
もともと、1981年から2006年までここは上五島空港というしょぼい空港が存在していたのです。
しかし、「日本一着陸が難しい空港」とも言われ、就航率が悪かったので現在就航している航路は存在しません。一応、"休止"扱いです。休止扱いなんだけど、もうインフォメーションセンターにしちゃったので、再開するつもりは無いみたいです。
在りし日の上五島空港はこちら
空港が存在していた頃は、8人乗りの飛行機みたいな乗り物が飛んでいました。バランスを保つために、搭乗する際は体重を申告しなければなりませんでした。さらに、『明日飛行機乗りたいんですけど予約できますか?』『ああ、明日はお客様一人も居ないんで欠航なんですよ~』っていう飛行機だったみたいです。
ちなみに、展望デッキは今でも登れます。決して友達んちのベランダではありません。
中通島には、滑走路作れるような平地が無かったので、頭ヶ島に無理やり作ったのです。現在は飛んでくる飛行機がいない滑走路です。
インフォメーションセンターの中は、天主堂のインフォメーションがセンターしています。昔はここが搭乗待合室みたいな所だったのでしょう。
前身の上五島空港は、1981年に開港しました。この丸い電灯って何か昭和後期のファンシー感を感じさせますよね(´・ω・`) まあ今は使ってないんですけど‥
インフォメーションセンターでは、昭和30年代の頭ヶ島の写真を紹介しています
写真は全て1962年撮影みたいです。
白いワンピースが映えますね
キリシタンの墓地です。五島列島は比較的"石材"が多く取れたので、あちこちに石が使われています。
橋が出来るまでは、頭ヶ島へは渡し船で渡っていたんですね~
こういう昭和期の写真ってなんか好きです
天主堂へはこのシャトルバスで移動します。
シャトルバスの時刻表です。バスは無料です。インフォメーションセンターにて帰りのバスの時間も申告しておきます。だいたい天主堂の見学時間は30分くらいあればいいと思います。
満席になったらごめんなさい(´・ω・`)
シャトルバスで5分間くらい乗車すると、天主堂の駐車場まで行けます。
もちろん、ここにも撮影用にバスクリンを撒いておきました。
天主堂までは歩いて3分くらいです
五島列島の名産品は「椿(つばき)」です。そのへんにうじゃうじゃしています。
集落内のメインストリートを歩いて行きます。
なんか知らんけど疲れちゃった方は、休憩所もありますよ!!
このシリーズで言っている法則として"世界遺産になると税金が投入されてトイレが綺麗になる"というのがあります。頭ヶ島天主堂も、新しく税金トイレが出来ました!!ぜひ綺麗な血税トイレで用を足しましょう♪
頭ヶ島天主堂は1919年に建立した全国的にも珍しい"石造り"の教会です。
頭ヶ島には、弾圧を逃れてきた潜伏キリシタンたちが江戸時代後期頃から住み始めました。頭ヶ島集落は、潜伏キリシタンたちの集落だったのです(表向きは仏教徒を装っていましたけど)。その子孫たちが1919年に作ったのが頭ヶ島天主堂なのです。
教会とリンガーハットには鐘は付き物です。普通、教会の鐘は建物の中にあるのですが、頭ヶ島天主堂の鐘は野ざらしです。
鳴らせない鐘はただの鐘だ‥(´・ω・`)
教会入り口です。教会ですがお賽銭箱があります。オムライスみたいな和洋折衷感があふれてます。(ちなみに、教会内で絵葉書が販売しており、そのお金をお賽銭箱に入れるシステムになっています)。
旧五輪教会もそうですが、日本の教会って靴脱いで上がるんですよね。欧米の教会はもちろん靴脱ぎませんから、靴脱ぐ教会は日本独自ですよね。
頭ヶ島教会は、教会内は撮影禁止です。心の目で見てきてください。
逆光ですが問題ありません。
石造りが美しいですね~。『三匹の子ぶた』でも吹き飛ばされずに、最後まで生き残るタイプのやつです。
実は、シャトルバスでなくても直接路線バスで頭ヶ島天主堂を襲撃することも可能です。(襲撃する際も事前の見学予約が必要です)
シャトルバス乗り換えとかめんどくさいんですよね~路線バスで直接乗り込んじゃえ。どれどれ時刻表確認して見よっと(*'▽')
あっ‥(察し)
おとなしくシャトルバスで来ましょう(´・ω・`)
天主堂の近くにはキリシタン墓地があります。
日本のお墓とキリシタンのお墓が融合したようなお墓です。こういうところに出る幽霊も和洋折衷タイプなんでしょうか?
そして、やっぱりバスクリンは最強(´・ω・`)
終わりに‥
ご覧いただきありがとうございました。これでもう頭ヶ島なんか来なくても満足しましたね!!
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ってか最近当ブログが重たいというお声があり、まあ原因は"はてなスター”だと思うんですが、はてなスター投げつけて欲しいのでしばらくはそのままにします。ご了承ください(´・ω・`)
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