【保存版】シリーズは、筆者であるツベルクリンが色々なジャンルのネタを好き勝手に書いていくシリーズ記事です。今回は、「足が速くなる方法(加速局面編)」をご紹介していきます。
前回の記事(スタート編)はこちら
今年はたぶん陸上競技が盛り上がっている時期だと過信しています。これを機に、『自分もサニブラウンみたいに足早くなりたいな~』と思った方もいらっしゃるかもしれません。もしくは、息子さん&娘さんがいらっしゃる年代の方は、わが子に運動会で1位を取らせてあげたいと思ってらっしゃるかもしれませんね。
私ツベルクリンは、現在では仕事できない雑魚添乗員ですが、中学から大学まで10年間陸上競技部に所属していました。自己記録を書くと性別がばれますので書きませんが、趣味でちょくちょく表彰台に上り下りしていた奴です。今でも無意味にトレーニングをしていますから、書いていることは説得力があると信じています。
前回の記事では、スタートダッシュの場面を取り上げました。今回は、走り出してからの場面を取り上げます。
<目次>
腕振りのしかた
なぜ走るときに腕を振るのでしょう?それは、腕を振った方が早く走れるからです。1度腕を後ろで組んで腕を全く振らずに全力疾走してみてください。恐らく早く走れないはずです。強盗が人質の手を縛るのは、早く走れなくするためですよね(´・ω・`)
基本的に、走る際の歩幅が大きいほどタイムは縮まるとされています。
足と腕の動きは連動しています。腕の振りを大きくすると歩幅が伸び、タイムが縮まります。腕の振り方ですが、意識するのは"肘"です。
日本女子100m・200mの日本記保持者、福島千里選手です。イメージとしては、彼女のように後ろに肘を引くイメージです。よく、『大きく腕をふりましょう』と指導する方がいます。間違っていないのですが、意識させるのは腕というか肘です。
よく、"女の子走り"の子がいます。腕振りが横になっちゃってる状態です。もちろん、腕振りは前後にまっすぐ振ったほうが理想的ではありますが、私はきちんと腕を大大きく振ることを意識していれば、特に問題ないと思います。現に、日本記録保持者の福島選手だってちょっと女の子走り的腕振りです。
姿勢はまっすぐ
上半身の姿勢について考えます。基本は、背筋はまっすぐです。ウサインボルト選手のフォームを見ても上体はまっすぐです。上体が丸まったりしてはいけません。子供が走っている姿を横から見てあげると、姿勢がどうなっているか分かりやすいです。
接地はつま先で
足が速くなる方法を考える際に、逆のことを考えてみます。すなわち、どうすれば足が遅くなるか、です。足が遅くなる方法の1つは、「ブレーキがかかる走り方をする」ことです。
具体的にどのような走法がブレーキがかかってしまうのでしょうか?それは、"かかとから接地してしまう走法"です。いわゆる走りがドタバタになっている人は、かかとから接地している可能性が考えられます。かかとから接地してしまうと、ブレーキがかかり、早く走れません。
かかとから接地しないためには、単純につま先走りをすれば解消されます。つま先走りだと、地面を蹴っていく感覚が身に付きやすいです。
足の運び方
私の理論は「歩幅が大きければ大きいほど有利」というものです。"歩幅の大きさ×足の回転の速さ=タイムの短縮、という方程式です。
歩幅を大きくするイメージが上のウサインボルト選手の写真です。足を上げる際には、かかとが逆足の膝辺りを通過するイメージまで足を引き上げます。また、引き下げた後は膝を前へ持っていくイメージです。
振り上げた足は、地面を押すようにそのまま下に降ろします。この動きの狙いは、足を垂直に降ろすことで地面からの反発をもらい、その反発力を前へ進む推進力に転用しようということです。
例えば、ボールを思い切り地面に叩き付けると、ボールは跳ね上がって来ます。それは、地面から反発を受けているからです。この要領で、足を真上から地面に降ろし、地面からの反発を得ようということです。
イメージとしては、缶を真上から踏みつぶすイメージです。
この「真上から足を振り下ろす」イメージを付けさせるために有効なトレーニングがラダートレーニングです。
ももはそれほど上げる必要ありません。ももを上げるのではなく、真下に足を降ろすイメージを持って走りましょう。
終わりに‥
まとめると
〇腕振りは後ろに肘を引け
〇姿勢はまっすぐ
〇接地はつま先で
〇足を上げるときは、かかとが逆足の膝を通過するイメージで
〇振り上げた足は真下に降ろす
もちろん、同時に全部考えながらやるのは小中学生には無理です。1個ずつ意識しながら出来たら次のステップに進みましょう。
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