【なんでも選手権】は、私ツベルクリン主催の様々なジャンルで競われる全国大会です。今回は「第1回危ない国選手権」を開催いたします。
前回の選手権大会はこちら
海外にはいろんな国があります。その中には、「もしかしたら生きて帰ってこれるかもしれない!」くらいのNO生存チャンスの国が存在します。何も知らずに間違ってそういう国へ行かないように、この記事を読んで予習しておきましょう。
では、何をもって"危ない国"とするのでしょう。1つの判断基準があって、外務省の海外安全ホームページにおいて、日々危ない国の情報を更新しています。海外渡航情報ともいいます。
危ないレベルごとにレベル1~レベル4が設定されています。それぞれのレベルの意味は、
レベル1…注意して行きましょう
レベル2…用がないなら行っちゃだめよ
レベル3…行っちゃだめ
レベル4…来世に期待!
となります。外務省HP掲載の世界地図に各国の危険レベルごとに色分けしています。
今回は、赤色のレベル4の国(来世に期待!現世は諦めろ!)を取り上げていきたいと思います。
<目次>
アフガニスタン(中東エリア)
アフガニスタン全域がレベル4、入国した瞬間「来世に期待!(*'ω'*)」状態になるヤバイ国です。外務省の情報をまとめると
〇反政府組織「タリバーン」が元気!兵士だけでなく一般人も普通に攻撃対象だよ!
〇民間人の死傷者は毎年1万人を超えてますよ!
〇反政府組織からの攻撃だけではなく、政府軍やアメリカ軍の反撃に巻き込まれちゃう可能性あり。もう敵の敵も敵状態だよ!
〇ロケット砲や迫撃砲が飛んでくるよ!命中率があまり良くないのでもう色んなところに着弾するよ!
ですから、間違ってアフガニスタン行きの飛行機などに乗らないように気を付けましょう!!
イラク(中東エリア)
危ない国筆頭のイラクですが、一時期よりかは治安は持ち直しているっぽいです。外務省からの安全情報をまとめると、
◯イスラム過激派組織の残党が2〜3万人残っている模様。まだまだ危険(๑・̑◡・̑๑)
◯トルコ国境沿いは、トルコ反政府組織の拠点になってるよ。トルコ軍が反政府組織を根絶やしにするために空爆しまくってるから、たぶんそれに巻き込まれちゃうよ
◯入国ビザを勝手に発行する組織があるみたい。その入国ビザは正式なものではないから、偽ビザが見つかったら不法滞在で捕まるよ!
注目すべきは、イラクの首都バクダッドにある国際空港の敷地内のみルベル3になっていることです。空港に向かう道路で検問を実施しているので、多少安全らしいです。
ですから、間違ってバクダッド国際空港に着陸しちゃっても、ただちに死ぬわけではないようですね。安心です。なお、検問所ごと爆破される事案も発生している模様(๑・̑◡・̑๑)
シリア(中東エリア)
すがすがしいくらいの真っ赤です。シリアが危なくなったのは2011年のシリア内戦勃発以降です。外務省の情報をまとめると、
◯マジで本当に危ないから行かないで
◯取材活動もダメだからね!報道機関にも今まで行かないでって13回も警告文送ってるからね!いい加減守れよ(๑・̑◡・̑๑)
シリアに君臨しているのはアサド大統領です。この人は基本的に反アメリカ&親ロシアの考えの人です。
2011年に、独裁者として君臨してきたアサド大統領をぶっ倒すため、反政府組織が立ち上がりました。その反政府組織を裏から支援したのがアメリカです。
一方、アサド大統領を支援したのは中東エリアに影響力を持ちたいロシアでした。アサド大統領VS反政府組織で内戦をしているところに、『おっ、やってるやってる‼︎』と乗り込んできたのが、やりたい放題テロ組織「イスラム国(略称:ISIL)」です。
イスラム国グループは、漁夫の利を狙うかたちで、シリアに侵入。やりたい放題に攻撃しまくります。つまり、現在シリア国内は、アサド大統領VS反政府組織VSイスラム国の三つ巴であり、ヤバイ国なのです(´・ω・`)
ソマリア(アフリカエリア)
さきほどご紹介したシリアよりさらにヤバいと言われているのが、アフリカ大陸にあるソマリアです。外務省からの通達をまとめると、
◯1991年以降、無政府状態。リアル北斗の拳
◯危なすぎて日本大使館はソマリアから撤退したので、ぶっちゃけ状況がよく分かりません!
◯まさに群雄割拠の時代‼︎ 天下は誰の手に?
◯外国人は九分九厘襲撃されるよ!
ソマリアと一言で言っても、現在リアル戦国時代であり、大きく3つの勢力が日々戦争を頑張っています。
その中でも、ソマリランド地域は比較的治安が安定しているようで、「外国人さんは、銃を持った兵士最低2人を雇えば自由に街を出歩いてもいいよ‼︎」とルールを作っています。やったね!
北朝鮮(東アジアエリア)
北朝鮮に関しては、安全情報の中で唯一「灰色」です。これは、日本の立場上、危ない危なくないに関わらず、『行くな‼︎』ってことです。外務省の立場をまとめると、
◯北朝鮮内に日本の機関は一切無いから、トラブっても何も助けてあげられないからね‼︎
◯北朝鮮に経済制裁してんだから、日本人の方から『北朝鮮さんこんにちは!』って行くなよ
北朝鮮には日本大使館がありません。北朝鮮で何か問題あっても助けることができないのです。また、原則北朝鮮国籍の人は日本に入国出来ません。入国を禁止してんだから、お前らも行くなよ!ってことです。
日本人が北朝鮮に行く手段としては、中国から陸路で侵入するルートが存在します。中国で北朝鮮入国のビザが取れるのです。
ちなみに、自分のパスポートに北朝鮮の出入国スタンプが押されてしまうと、北朝鮮を敵視するアメリカやヨーロッパ、韓国などに2度と行けなくなります。でも安心してください♪ ちゃんとパスポートとは別の紙(ビザ査証の紙)に押してくれるので、無問題です。まさに紙(神)対応です。
北朝鮮のツアーを実施しているアウトローな旅行会社が存在します。
年越しを北朝鮮で過ごそう!というかなり攻めたツアー内容です。4日間で20万円くらいです。
北朝鮮は海外からの観光客を"歓迎"しています。北朝鮮にお金を落としてくれるからです。旅行中ず〜〜〜っとガイドさんが案内(監視)してくれるので安心です。
このように、北朝鮮は行こうと思えば案外行ける国ではあります。問題は4日間で20万円という微妙な値段です。同じ4日間でも中国や台湾、タイベトナムなどのアジア諸国なら半額以下で行けると思います。外務省が行くなって言っているような地域に、高い金出していくようなアウトローな奴がどれだけ存在するのか、って話です。(北朝鮮専門の旅行会社が存在するってことは、ある程度のニーズが存在していると思われますが…)。
終わりに…
とりあえず危ない国を5か国ほどご紹介いたしました。『やべぇ、間違ってソマリア来ちゃったわ!』というおっちょこちょいな方もいるかもしれませんが、その際はどうぞ頑張って生還なさってくださいね!
そして、ご紹介した国々がいずれ誰もが安全に訪れることが出来るように改善されることを祈るばかりです…。
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