【ツベルクリンWalker】シリーズは、現役添乗員のツベルクリンが日本各地の観光地を徹底ガイドしていくシリーズ記事です。今回は神奈川県の「ポーラ美術館」をご紹介していきます。
以前、島根県の足立美術館を取り上げたことがありました。
【ツベルクリンWalker】添乗員が徹底ガイド~足立美術館編(前編)~ - 日常にツベルクリン注射を‥
【ツベルクリンWalker】添乗員が徹底ガイド~足立美術館編(後編)~ - 日常にツベルクリン注射を‥
この美術館は、美術館とか言うくせに、メインは日本庭園なのです。ビックリマンチョコのメインがシールであるのと同じことです。しかし、このポーラ美術館は美術館がメインってか美術館しかありません。
ポーラ美術館は、ポーラ化粧品の2代目の鈴木常司氏が買い集めた美術品を自慢するために作りました。モネやシャガール、ゴッホなどの超有名な画家の作品が『別にたいしたもんじゃないけどね~君たちも家に飾るといいよ。あ、ごめん。君たちにはそんなお金なかったね(´・ω・`)』みたいなスネ夫感あふれる感じで展示されています。
しかも、展示品の半分くらいはなんと写真撮影OKという太っ腹さ(´・ω・`)ちょっとポーラの化粧水買ってくる!!
<目次>
ポーラ美術館へのアクセス
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/小田原駅
当ブログでは、アクセスのご紹介をするときは『娘を返して欲しければ、最寄り駅まで来い。警察には連絡するな。』という方式を取らせていただいております。JRの最寄り駅は小田原駅です。
小田原駅からは、以下の方法でお好きにお越しください。
出典:www.polamuseum.or.jp/info/access/
入館料は以下の通りです。
大人1800円、シニア1600円です。シニアの方は、年齢を証明できるもの、もしくは年齢を証明できる思い出話(小さいころ、アメリカ軍に"ギブミーチョコレート"ってよく言ったもんじゃ‥等)を窓口で語ってください。
入り口です。無駄に美術館っぽいです。窓ガラス拭き大変そう
美術館へ侵入しよう
入り口が2階です。エスカレーターで1階に降ります
屋根もガラス張りです。紫外線が降り注いできますわね(´・ω・)
1階フロアです
1階の受付です。潔くお金を払いましょう。シニアの方は、身分証か年齢を証明できる思い出話(給食に出る脱脂粉乳を鼻つまんで飲んだものじゃ…等)をしてあげてください。
展示室は地下1階(展示室1)と地下2階(展示室2~5)です。地下1階の展示室1は、企画展コーナーで3か月くらいの頻度で展示品が入れ替わります。
今の時期は「モダン美人誕生」という企画展を開催中です。明治~昭和初期のモダン美人を描いた絵画や雑誌を展示してありました。企画展は写真撮影禁止です。もし撮影しちゃうとモダン焼きにされます。
地下2階に降りると、展示室2から名画コーナーがあります。写真撮影禁止の作品以外は写真撮りまくって大丈夫です。
いきなりルノワールの作品が柵から30cmくらいの距離から眺められます。1891年の『レース帽の帽子の少女』という作品です(写真撮影OK)。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ピエール%EF%BC%9Dオーギュスト・ルノワール
ルノワールは、フランスの印象派の画家です。後述しますが、同時期に活躍した同じ印象派のモネは風景画を得意としたのに対し、ルノワールは人間(特に女性)をその作品の対象としました。なお、ツベルクリンは全く美術品のことは分かりませんので、あとは各自調べてください(*'▽')
同じくルノワールの作品『髪かざり』。1888年の作品です(写真撮影OK)。髪飾りを付けてもらえるなんてどれだけ金持ちなんでしょうね(´・ω・)
続いては、モネの作品を見ていきましょう。上の作品は『バラ色のボート』です。ボートどころか全身ピンク色です。泥酔しているのでしょう。
モネは、ルノワールと同時期に活躍したフランスの印象派の画家です。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/クロード・モネ
モネの作品で有名なものはおそらく『睡蓮』シリーズでしょう。彼は自分の家に池を作り、その池の絵を描きまくりました。『睡蓮』と名付けれられた作品は200点以上あります。それだけたくさんあったら、『え?モネの睡蓮?それなら家のトイレに飾ってあるよ』的なアグレッシブ金持ちもいるかもしれません。
このポーラ美術館にも『睡蓮』が展示してあります
ってかポーラ美術館って『睡蓮』を2個も持ってるんですよね。
『睡蓮』ももちろん撮影OK
モネの『散歩』。1876年の作品。
モネの『セーヌ河の日没・冬』、1880年の作品。
ルノワールやモネは、大の日本好きでした。明治時代中期のフランスでは、日本から浮世絵の文化が入ってきており、「なんか知らんけどジャパンってクールやで!」みたいな風潮がありました。彼らは、日本の絵の技法をパクりました真似しました。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャポニスム
モネの『ラ・ジャポネーズ』という作品。日本人でもこんな着物着ねぇーよ感あふれますが、まあモネは偉大なのです(´・ω・)
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャポニスム
ルノアールの『うちわを持つ少女』。
これら、明治中期のころのフランスで流行った「ジャパン is クール!!!」みたいな風潮をジャポニズムといいます。みんなも一緒にジャポろうぜ!!
こちらは、ゴッホの『ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋』という作品。
ゴッホはオランダの画家で、たぶん日本人が知ってる1番有名なヨーロッパの画家ではないでしょうか?(ごめん、1番は言い過ぎた。1番はピカソですわ)
まぁいいんですが、ゴッホは生前にその才能を見出される事はなく、苦悩のうちに拳銃で頭を撃ち抜き自殺しました。
ゴッホが自殺する1ヶ月前に描いた『アザミの花』という作品です。なんとなく憂鬱感が漂ってきます。
こちらは、セザンヌの『プロヴァンスの風景』という作品。
セザンヌは、フランスのプロヴァンスという街の出身の画家であり、前述の3人の画家達と同時期の画家です。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ポール・セザンヌ
20世紀の美術界に多大な影響を与えたので「近代美術の父」と称される画家です。詳しくは各自ググってください。
第2展示室と第3展示室は合体しているので、次は第4展示室に向かいます。
あいにく、第4展示室は写真撮影禁止です。来てからのお楽しみです(なお、どんな展示作品があったのか覚えてない模様)
第5展示室は、ガラス陶芸作品が展示されています。
宝石店ティファニーの、2代目ティファニーさんの作品です。毒きのこでしょうか?
同じくティファニーさんの作品、花びんです。
デザインはいいけど花を飾りにくいだろ、これ(´・ω・`)
ミュージアムショップもありますよ。ツベルクリンは美術館内のミュージアムショップ好きです。
カフェもあります。優雅なひとときを過ごせます。
地域にもよるんですが、ツベルクリンはコーヒー1杯500円を超えると高いなって思っちゃいます。まぁ箱根価格があるので620円は常識の範囲内でしょう。でも、コーラが520円もするのは「歌舞伎町かよ」と思いますわ(´・ω・`)
あぁ懐かしいものが…(´・ω・`)
「はいからさんが通る」は、大正時代を舞台としたラブコメディ漫画です。1975年より連載開始されました。当ブログの【時には昔の雑誌を…】シリーズで『ふたりだけの旅(1976年発行)』を取り上げましたが、ちょうどその時期ですね。
当時、この漫画を読んでいた女子高生も今では…(´・ω・)時の流れは残酷です。
このぱっちりお目めも70年代の少女漫画を象徴してますわね。
箱根には、ポーラ美術館の他にも様々な美術館がありますから是非遊びにお越しくださいませ(*^◯^*)
おわりに…
当ブログをご紹介して頂いたブロガーさんがいらっしゃったので、ご紹介いたします。
へのへのもへじさんの記事なんですが、なんと記事1つまるごと当ブログのご紹介をしてくださっているという狂気に満ちた記事です。
この記事で言及してあるのが、『ツベルクリンは男性なのか?女性なのか?』という点です。
というのもへのへのもへじさん自身は、私を女性と思っているようでした。でも、先日北野トマレさんの記事でも当ブログをご紹介して頂いたのですが、
疲れているときに読みたくなるブログの話 - ほうれい線上のアリア
トマレさんが私の想像図(左のバケモノ)を描いて下さったのですが、明らかに男性の格好をしています。
私の答えは『ツベルクリンが男性か女性かは内緒(/・ω・)/』です。性別による先入観を無くしたほうがいいのではないかという、意識高い系意識が働いています。文章中では徹底して性別が分かる表現は避けています。
そして、もうお1人。ミジュさんの『トキメキらいふ』です。
【後編】絶対に読者登録しておきたい!ミジュさんがおすすめするブログをご紹介します♪ - トキメキ★らいふ
この記事の中で、当ブログが絶賛されています。たくさんの賄賂を渡した甲斐がありました!!
ブログのタイトルが『トキメキらいふ』ですから、きっとミジュさんは当ブログをお読みになりトキめいていると察しますが、もし仮にそうだとしたら病気です(´・ω・)
へのへのもへじさん、ミジュさんありがとうございました!!
このように、当ブログをご紹介していただいたブロガーさんについては、当ブログで紹介返しさせていただきます。やられたらやり返す‥(以下略)
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