【保存版】シリーズは、筆者であるツベルクリンが色々なジャンルのネタを好き勝手に書いていくシリーズ記事です。今回は「日本の色んな橋を見ていく記事」その第2回です。
前回の"橋シリーズ"はこちら
「橋」とは、本来は渡るためだけに存在している雑魚です。橋に求められるのは、渡った時に壊れないことであり。そのために無機質な頑丈なコンクリートで造られていることが多く、ってかそれでいいのですが、日本には"魅せる"ビジュアル系の橋も存在しています。今回は、前回に引き続き日本のビジュアル系な橋を紹介していきましょう。
<目次>
かつしかハープ橋(東京都)
基本的に橋はまっすぐに造られています。まっすぐの方が最短距離で済むので建設費用も最小限で済みます。小学生でも分かる理論であり、沢尻エリカのようにねじ曲がっている橋などありえないのです。
そんな小学生でも分かることが分からなかった橋があります。東京都葛飾区にある「かつしかハープ橋」です。ハープとはあの楽器のハープなのです。
ハープに形が似ているからハープ橋だね!(*'▽')…って理論なんですが、建設費用がかさんでいるのにずいぶん能天気なことを言ってますね。しかも、ねじ曲がっているだけではなく、両岸の土地の高さが違うので、ねじ曲がりながら勾配が上がっていく(もしくは下がっていく)独特の構造をしており、両津勘吉もびっくりなのです。
世の中には、カーブしている橋が何本かありますが『橋をつなげようと思ったら対岸に建物があったわ!迂回したろ!('ω')』というのがその理由です。でも、カーブしなきゃいけないわ勾配も違うってところにわざわざ橋なんかかけなくてもいいのです。この事からも、日本人が橋依存症を患っていることが伺えますね!
門脇吊橋(静岡県)
この世には『何でわざわざこんな場所に造ったんや?』と思えるようなアウトローな橋があります。静岡県の「門脇吊橋」はまさにそう言える橋でしょう。
静岡県の伊豆半島、伊東市にあります。静岡県を持った時に取っ手にあたる部分です
出典:www.chiseki.go.jp/
伊東市の城ケ崎海岸に門脇吊橋がありますが、遠目に見たらこんな感じです。
出典:伊東の定番スポット 城ヶ崎海岸 | 伊東観光協会オフィシャルサイト
果たしてこんな場所に橋が必要なのか、静岡県民は胸に手を当てて考えて欲しいのです。そして、ツベルクリンはこういう橋大好きです(*'▽')
谷瀬の吊橋(奈良県)
"吊り橋効果"という現象があります。吊り橋を渡っている時のような恐怖感や緊張感を感じているときに出会った人に恋愛感情を抱きやすくなるかもよ理論です。具体的には、恋人ではない男女が吊り橋を渡る時、
女性『きゃー、怖い』
男性『大丈夫、僕がついているからね!』
みたいなことを言うと、キュンとしちゃう…ってことです。クソみたいな話ですね!ちなみに、これが20年経つと
奥さん『きゃー、怖い』
旦那さん『俺はお前の方が怖いよ』
となります。時代の流れは怖いです(´・ω・`)
そんな吊り橋効果を試せそうな橋が奈良県にある「谷瀬の吊橋」です。
"一度に20人以上は渡れません"と煽ってます。デブな女性は渡れませんね。20人でへこたれるとか、イナバ物置を見習ってほしいです(※なお、別に監視している人などいないので、普通に20人以上渡ってます) 。
そして、不気味に揺れます。揺れ方としては、横揺れであり『おぉ、そうきたか…』と思える揺れ方をします。なお、現地の方はこの橋をチャリ&原付に乗ったまま渡る模様。
ささやき橋(広島県)
橋がかかっている場所というのは、当たり前ですが"橋が無いと渡れない"ような幅のある場所です。具体的に言うと、人間が一歩で渡れない場所です。一般的な普通の男性である元陸上選手カール・ルイスさんの走り幅跳びの記録が8m95センチですから、それ以上の幅があるところには橋が必要だと言えます。
ところが、8mどころか1mも幅が無いのに橋を作っちゃった場所があります。広島県鞆の浦の「ささやき橋」です。
"鞆の浦(とものうら)"と言えば、ジブリの『崖っぷちのポニョ』の舞台になった場所です。ですから、鞆の浦にお越しの際はポニョごっこをしつつ、ささやき橋を股にかける写真をお撮りください。
江島大橋(鳥取県)
ビジュアル的にヤバい橋があります。鳥取県の「江島大橋」です。通称"ベタ踏み坂"といいます。ハイヒールで『こんなに踏まれて喜ぶなんて…ド変態ね』って言うくらいアクセス踏まないと上がれないことから、こう呼ばれています。
橋の問題点として、橋をかけると大きな船が通れない点です。その解決方法として、橋さんサイドが橋を動かして船を通してあげるという方法が考えられます(前回紹介した筑後川昇開橋など)
この江島大橋は、最初から股上を上げることで股下を通られるようにしてある卑猥な橋です。おかげでこんなジェットコースター感溢れる橋になっているのです。
山陰地方のツアーでよくこの江島大橋を通るんですが、写真ほどのジェットコースター感はありません。写真写りが良いタイプのやつです。
角島大橋(山口県)
あまりにビジュアル的過ぎてテレビCM出まくりの橋があります。山口県の「角島大橋」です。
よく、自動車のCMがお世話になってるようです。通行料は無料です。夏は海が汚くなるので、出来れば真冬のクソ寒い時期のほうが写真映えするかと思います。
角島大橋を渡ると角島に行けます。角島には灯台があり、そこでグルっと自動車を転回させることが出来ます。
ドライブに来る人は角島大橋を渡り、角島灯台でグルっとUターンして、再び角島大橋を渡って帰るのが基本的な行動であり、誰も角島にお金を落としていかないのです。でも、山口県のキャッチフレーズは「おいでませ山口へ」ですから問題ないと思われます(๑・̑◡・̑๑)
手結港可動橋(高知県)
思わず2度見しちゃう橋があります。高知県の「手結港(ていこう)可動橋」です。
橋の中には、船を通すために橋さんサイドが橋のビジュアルを変えるようなタイプの橋が存在します。ビジュアルの変え方によって種類がいくつかあるのですが、手結港可動橋はいわゆる跳ね上げ式です。
動く橋ってなんか面白いです。できれば、動いている橋に乗っかってそのまま巻き込まれたいですわ(´・ω・`)
眼鏡橋(長崎市内)
どうやら日本人は江戸時代くらいに『もしかして橋ってアーチ式にしたら強度増すんじゃね?(*'▽')』と気づいたようです。その発見によって造られたのが前回紹介した山口県の錦帯橋であり、この長崎県の「眼鏡橋」です。
江戸時代に近くにある興福寺というお寺の住職が参拝客のために造らせた石橋です。水面に映ると眼鏡っぽく見えるね!ってことです。
つまりは、眼鏡橋を渡ってる最中は眼鏡感を味わえませんから、たいていの観光客は1本離れた橋から眼鏡橋を写真に収めてそれで満足、みたいな風潮があります。眼鏡橋自体を渡り忘れて帰ることが多いです(∩´∀`)
なお、眼鏡橋付近に面白半分で"ハート石"なるクソみたいな石が埋め込まれています。
長崎県さんはこのハート石が好きらしく、過去に【ツベルクリンwalker】で紹介したグラバー園内にもハート石が存在します。
もちろん、ハート石を見つけたからと言って別に恋愛運が上がるわけではないです。それは、何度も発見しているのにこのザマであるツベルクリンが証明いたします。
終わりに‥
とりあえず橋シリーズはこれにて完結です。皆様もステキな橋ライフをお楽しみください(^o^)
はてなブックマーク、コメント、はてなスターーなんでも大歓迎です。
読者登録はこちらから♪