日常にツベルクリン注射を‥

現役の添乗員、そしてなおかつ社会科の教員免許を所持している自分が、旅行ネタおよび旅行中に使える(もしくは使えない)社会科ネタをお届けするブログです♪

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【保存版】正しい神社のお参り作法を教えます!

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【保存版】シリーズは、筆者であるツベルクリンが色々なジャンルの有益かつ無益な情報を書いていくシリーズ記事です。今回は、正しい神社のお参り作法をご伝授していきます。

 

私は現役の添乗員ですから、今まで訪れた神社は数知れず、です。バス車内でお客様にお参りの作法をアナウンスすることもあります。今回は、初詣などで神社を参拝する際の作法について考えていきたいと思います。どうせお参りするのなら、きちっとした作法を身に付けてからお参りしましょう。

 

<目次>

 

 

 

 

鳥居から参道へ

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たいていの神社では、鳥居が存在します。鳥居の中へ入るとそこは神様の領域、神域です。鳥居の前では、脱帽し一礼して進んでいきます(ちなみに、鳥居から出る時も一礼しましょう)。

 

参道は、真ん中を通ってはいけません。真ん中は神様が出勤なさる道だからです。

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もし、読者の中で『あ、自分神様やったわ!』と思い出した方は、どうぞ真ん中をお通り下さい。

 

じゃあ、右側通行なのかそれとも左側通行なのか?これは、神社によってまちまちです。一般的に、手をお清めする手水舎のある側を通行する、とされています。三重県の伊勢神宮を例にとると、外宮は左側に手水舎があるので左側通行、内宮は右側にあるので右側通行、となっています。境内図で確認しておきましょう。

 

 

 

手水舎での作法

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出典:手水舎 - Wikipedia

神様の領域に何もせずに入られると思ったら大間違いです。神様にお願しに行くのですから、手を清めてから行きましょう。そのために、神社には手水舎(ちょうずしゃ・てみずしゃ)が用意されています。清め方にも作法があります。

 

①:右手で柄杓(ひしゃく)を取り、水をすくう。

②:その水で最初に左手を清める。

③:次に柄杓を左手に持ち替え、同様の動作で右手を清める。

④:次に口をゆすぐためもう一度右手に柄杓を持ち替え、左の手のひらに手水を溜めて口に含む(柄杓に直接口をつけない)

⑤:先の動作で左手をもう一度清める。

⑥最後に柄杓の柄を片手で持ち、椀部が上になるよう傾け、柄に手水をしたたらせて洗い流す。

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出典:https://irugijinjya.jp/

そして、これら一連の動作は、水を継ぎ足さず1杯の水で行ってください。また、お清めが終わった後、手が濡れているとは思いますが、基本的には自然乾燥です。せっかく清めたのに、汚いハンカチで拭いたら台無しです。

 

現在では、手水場が設けられているところがほとんどですが、昔は川の水でお清めを行っていました。

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出典:五十鈴川 - Wikipedia

三重県の伊勢神宮・内宮では、現在でも境内を流れる五十鈴(いすず)川でお清めされる方もいます。

 

 

 

お参りの作法

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お清めが終わったら、いよいよご本殿へ向かって、神様へお願い事をしましょう。よく言われるのが、「二礼二拍手一礼」というお参りの作法です。

 

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出典:http://h01.akkky.net/

最初の「二礼」で、心の中で自分の"個人情報"を言います。神様に自分が一体どこの誰なのか正確に伝えるためです。そのあと、拍手をし最後の「一礼」で自分のお願い事を伝えます。

 

この二礼二拍手一礼の前に、お賽銭を差し上げます。もちろん、投げ入れるのではなく、そっとお入れしましょう。

 

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じゃあ、いくら入れたらいいのか?私がバスツアーでお話しするときは、『いくらでもいい。入れたいだけ入れてね』と言っています。

 

よく、"ご縁がありますように"とか言って5円玉が良いとか言われますが、そもそも、神様は日本のお金が「円」になるずっと前から人々をお守りしているのです。だから、お金の金額は関係ないのです。

 

もっとも、その後に付け加えてこう言っています。『迷う方は500円入れてあげてください。"これ以上の硬貨(効果)は無い"のですから‥』と。

 

 

終わりに‥

みなさんもお参りの作法を身に付けて、清く正しいお参りライフを送ってくださいね!各神社の詳しいガイド・案内についてはこちらの記事でご確認ください。

 

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